昔々の学生時代に先輩から教えてもらった唄を若葉が匂う今思い出す。
正直ジイさん ポチ連れて
気は幾マンありとて 桃から生まれた
もしもし カアカア カラスが鳩ぽっぽ
ぽっぽぽっぽ と飛んで遊べ
かごめ こんちくしょう でやっつけろ
さつきは 恋の 吹き流し
なんて 間がいいんでしょうじき ジイさん
ポチ連れて 気は幾マンありとて ももから生まれた
もしもし カアカアカラスが鳩ぽっぽ・・・・・・・
いつまで歌っても終わりがない・・だから声が枯れるまで 息が絶えるまで歌い続けることができる・・廻し唄。
目下の妻の最大の楽しみは野菜作りである。超々極狭い庭の畑に植えているのはチンゲンサイとオクラの種。芽が出てきたと喜び勇んでおる。芽が出てから次の段階での育つ過程、そして大きくなる過程、最後の食べることができるようになるかどうか・・を楽しみに毎日水を遣っておる。そして今日はホームセンターで仕入れたナスの苗を植えた。
これはないやろ・・と夫として思うが、何事も経験だと思うが故、私は黙って推移を眺めておる。自分の方が野菜作りに関しては先輩だからアドバイスをしようと思うも一切私の言うことに耳を貸さないので黙って見ておる。ナスを植える前にあった玉ねぎも結局ピンポン玉の大きさであった・・が妻は愛おしそうに何個も調理しておった。読書以外の楽しみを見出せない彼女の新しい楽しみだから論外無用である。
4月も今日で終わった。腰と左ひざの痛みが少し薄れたのを幸いに、芝やんの店に行く。men's fashion Rising Houseを経営して40年が経っている。店主の芝やんは百貨店の紳士服売場にいたが、若くして独立し市内に店舗を持った。店内の商品は高級ブランド品で占める。閑な時期になると私に連絡があり、遊びにおいでよなどとお誘いがあった。行くと真っ先に例えばジャケットを羽織らせ、ウンウンサイズもぴったし色合いもあんたに似合ってる・・などとお上手の美辞麗句を並べ立てて御代はいくらのところあんたはいくらにする・・などと結局買わされたスーツが数着もある。彼の特技は似顔絵書きである。週刊朝日の末尾にある山崎章二のブラックアングル、似顔絵教室には再三採用されており、私の似顔絵も書いていただいたことがある。
店主の芝やんは家族を大切にされる方である。足に障害を持つ奥さんを大事にし、子供を大切にし、子供さんのお嫁さんもとても大事にされる。いつもまん丸いお腹を突き出して笑っている。商売に良い悪いはつきものであるが、今まで乗り越えてきた。しかし年齢により店を閉じることにしたそうだ。で、店仕舞いセールが今日までだと連絡があったのが先日。南松山病院のそばにある店に行くと商品が無造作に置かれていた。いつものように私の顔を見るとすぐに、ハイこれ、Mサイズでエエやろ、○万円のところ△円でエエよ・・と、いつもの私に対する応対である。何もかも私の趣味など知っている彼は、私に意見を求めることはない。私は店主の出された商品を拡げるでもなく、ワカッタ・・と。でも今日は、ついでに3男のTシャツも求めようと彼に話すと、店主は3男さんのサイズは?と聞いてくる。じゃLLのこれでエエやろ・・。代金は併せて○万○千円だと。チト高いんじゃないの・・の押し問答をしてみたもののブランド品だか何だか知らないが通常、ン万以上するよなどと皆目無知の私に言い寄ってきた。アッチャ~である。
正直ジイさん ポチ連れて
気は幾マンありとて 桃から生まれた
もしもし カアカア カラスが鳩ぽっぽ
ぽっぽぽっぽ と飛んで遊べ
かごめ こんちくしょう でやっつけろ
さつきは 恋の 吹き流し
なんて 間がいいんでしょうじき ジイさん
ポチ連れて 気は幾マンありとて ももから生まれた
もしもし カアカアカラスが鳩ぽっぽ・・・・・・・
いつまで歌っても終わりがない・・だから声が枯れるまで 息が絶えるまで歌い続けることができる・・廻し唄。
目下の妻の最大の楽しみは野菜作りである。超々極狭い庭の畑に植えているのはチンゲンサイとオクラの種。芽が出てきたと喜び勇んでおる。芽が出てから次の段階での育つ過程、そして大きくなる過程、最後の食べることができるようになるかどうか・・を楽しみに毎日水を遣っておる。そして今日はホームセンターで仕入れたナスの苗を植えた。
これはないやろ・・と夫として思うが、何事も経験だと思うが故、私は黙って推移を眺めておる。自分の方が野菜作りに関しては先輩だからアドバイスをしようと思うも一切私の言うことに耳を貸さないので黙って見ておる。ナスを植える前にあった玉ねぎも結局ピンポン玉の大きさであった・・が妻は愛おしそうに何個も調理しておった。読書以外の楽しみを見出せない彼女の新しい楽しみだから論外無用である。
4月も今日で終わった。腰と左ひざの痛みが少し薄れたのを幸いに、芝やんの店に行く。men's fashion Rising Houseを経営して40年が経っている。店主の芝やんは百貨店の紳士服売場にいたが、若くして独立し市内に店舗を持った。店内の商品は高級ブランド品で占める。閑な時期になると私に連絡があり、遊びにおいでよなどとお誘いがあった。行くと真っ先に例えばジャケットを羽織らせ、ウンウンサイズもぴったし色合いもあんたに似合ってる・・などとお上手の美辞麗句を並べ立てて御代はいくらのところあんたはいくらにする・・などと結局買わされたスーツが数着もある。彼の特技は似顔絵書きである。週刊朝日の末尾にある山崎章二のブラックアングル、似顔絵教室には再三採用されており、私の似顔絵も書いていただいたことがある。
店主の芝やんは家族を大切にされる方である。足に障害を持つ奥さんを大事にし、子供を大切にし、子供さんのお嫁さんもとても大事にされる。いつもまん丸いお腹を突き出して笑っている。商売に良い悪いはつきものであるが、今まで乗り越えてきた。しかし年齢により店を閉じることにしたそうだ。で、店仕舞いセールが今日までだと連絡があったのが先日。南松山病院のそばにある店に行くと商品が無造作に置かれていた。いつものように私の顔を見るとすぐに、ハイこれ、Mサイズでエエやろ、○万円のところ△円でエエよ・・と、いつもの私に対する応対である。何もかも私の趣味など知っている彼は、私に意見を求めることはない。私は店主の出された商品を拡げるでもなく、ワカッタ・・と。でも今日は、ついでに3男のTシャツも求めようと彼に話すと、店主は3男さんのサイズは?と聞いてくる。じゃLLのこれでエエやろ・・。代金は併せて○万○千円だと。チト高いんじゃないの・・の押し問答をしてみたもののブランド品だか何だか知らないが通常、ン万以上するよなどと皆目無知の私に言い寄ってきた。アッチャ~である。