今日はどこの公園も花見客でいっぱいだったに違いない。戸外に出て、いっぱいの花を見ると気持ちも昂揚してくる。桜の花も満開となり来週からはその花びらが地面に落ちる風景に変わるのだろう、だから花びらが散る前に見ておかねば・・・Oさんからのメールにも、年度初めにつき忙しいけれど、気温が上がり花が咲くと気持ちがふわふわして来ます・・・などと書かれてあった。
日キ松山教会では、この4月から新しい牧師が代努者として赴任された。群馬の吾妻教会から来られたそうだ。初めてその上林牧師の説教がある礼拝に出席する。牧師は、大江健三郎さんの本をよく読んでいられたことで、大江さんに関する本と息子さん・光さんと父親である大江さんの話を中心に据えられてのお話には、感動すら覚えた。障害を持つ人との共生ということから広げていって、私達はきれいなものとそうでないもの、また強いものと弱いもの、健康と不健康など相対する事柄に直面した時に、両方を受け入れて考える、そのような試練を与えられる時の自分達の正しい対応を今日の話から学び取ることができたことは、嬉しかった。
休日には、島にも行かねばならない、「こころ塾」にも出席しなければならない、キャりア研究会の役員に推されたのでそれもやらねばならない、そして弟の病院送迎をやらねばならない、母親の愚痴を聞く時間を作ったり温泉に連れて行く時間も必要だ。今日の牧師の説教など聞くと休まずに聞きたいし、月～金は仕事量が増えているし、刑余者の相談にもより良い時間を作らねばならない。本もさらに読みたいし・・・どうしよう、いずれも優先順位なぞつけるべくもない。