年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

年度末の風景

2016-03-31 00:00:00 | Weblog
3月31日の年度末最終日は花の季節でもある。

さくらが咲き

いろんな色の花びらを見せる

春蘭も春の宣言をして

吾自宅に10数年前に植えたシャクナゲも3年前から花芽を増やし、今年は10輪つけた。

名前のワカラナイ花がやっとぶら下がるように咲いてもいたりして

それぞれの春を迎える。
 本日で27年度終了。3人の受刑者の相談を終え、私専用のPCも新調され起動するも、アレレ・・ファイルがなくなったよ・・どうしようか。とっかえひっかえしながらコピペでくっつける。今年に入って刑余者へ向ける時間が増えた。そしてうつ病への関わる時間が減った。刑務所の所長が栄転される。じつは一昨日協力雇用事業主さん10軒ほどあいさつに出向かれたと聞いた。ほとんどうまくいかなかった私の就労支援に対して、事業所に向けて、これからもよろしくの挨拶である。申し訳もなく所長室でお世話になりました・ありがとうございましたの挨拶を済ませ部屋を出ると、オ~皆さん転勤される方数人が並んで待っておる・・・ではないか。それぞれ別離のご挨拶の時間である。例年の3月31日に所長室に出向き挨拶をしたのは初めての経験。ハローワークにおいても、また雇用・能力開発機構においてもそれはなかった。でも今回特に刑務所所長には直接支援をいただく機会が多かった。自分の現職時代の異動前に受けた挨拶は別にして。 

 夕方の時間「こころ塾」のSさんとお茶の時間。元銀行マンでキャリアコンサルタント協会の仲間でありしかも「こころ塾」メンタルヘルス・ストレスチェックの相談員さんでもある。彼と個人情報保護のことやプライバシーマーク(Pマーク)のことで情報交換となる。私の周りの豊かな人との交わりに感謝。

観光シーズン

2016-03-30 00:00:00 | Weblog
 母親のお友達にタケオカさんがいる。タケオカさんも母親と同じような年代につき高齢者同士、話し相手を求めて時々やって来られれる。で、昨日のこと、私と同級生でもある娘さんからメールがあった。おばちゃん、今日は家に居てますか?と。母親が家に居ることを確認して、タケオカさん母娘が車に乗って来られた。

 今年になって母親は従来から耳が聞こえないことと相まって入退院の繰り返しにつき体力が落ちており、一日のすべてのうちトイレに立つ時と一日3回の食事時にヘルパーさんに無理して食卓テーブルに立たせてもらうこと以外の時間はベッドに横たわって過ごしている。なんでも疲れるのだそうだ。だから人には会いたくないと私に言ってくる。
 だから、タケオカさんの娘さんに今日は疲れているみたいだから次の機会にしてよ・・と返信していた。しかし、やって来たのだそうだ。仕事場へ出勤する前に様子を窺いに行き、母親の話を聞くことに。すると、昼頃に来られて17時前までいたのだそうだ。ヘルパーさんの置手紙によると、お友達が来られて大変疲れている様子です。とあった。昨日は何時間もしゃべられっぱなしの聞きっぱなしで疲れたよ~と言う。むげに好意を断るわけにもいかず・・・あんたがこれから上手に断ってよ~などと愚痴る。タケオカさんちでも高齢の親を抱えていてとりあえず、数時間でも私の母親の所に置いておけば安心できるのかもしれない。
 今日出向く先は「こころ塾」である。お城下のロープウェー街にある。さくらの花が咲くシーズン、通りを歩く人が多くなった。観光シーズン到来である。近頃外国からのお客さんが多いようだ。でも問題は駐車場のこと。いつも停めているお城の裏側、90分100円パーキングはどこも満車の赤いサイン。グルグル回りやっと見つけたのが秋山好古の像がある観光場所の隣。ヤレヤレ。午後の時間私への相談予約もない、いたって良い日。Be型就労支援事業所につき昼間の利用者さんが多い。ほとんど顔見知りである。作業中の利用者さんと冗談話で盛り上がるも中には黙々と手を止めることなく作業をしていられる利用者さんもいる。私が最も気にかかること。うつ病の投薬治療を受けながら毎日の身の置き所を「こころ塾」においている人たちである。黙々と作業を繰り返しながら頭の中では、ナントカ昔のようなフルタイムでの仕事に戻りたいが・・身体が動かない。目の前の軽作業を切々とやることに尽きる・・と考えながらやっているように映る。将来の展望や希望は今のところ考える余裕がない・・と云う人もいる。
春爛漫いつもの公園には花が・・・


夜T君から電話あり。用件を10秒で終えると他の人が代って出てきた。彼が働いているA型就労支援S事業所の担当者さんである。「今、Tさんからお聞きしましたが刑務所で就労支援をやっていると・・・。」ハイ、「今度うちでも刑余者の就労支援を考えております」が、方法や内容等教えてくれないか・・・と云うものであった。おやおやなんだか近頃刑余者への就労を考える事業所が増えてるぞ

今夜はぐっすりと

2016-03-29 00:00:00 | Weblog
 朝の9時過ぎに電話が入るのは刑務所からである。時々忘れていて遅刻気味に出勤をすることがある。だから今日は仕事日ですよ~と知らせてくれる。また間違えて出勤することもあり、そのような時には守衛さんに今日でなく明日ですよ・・と云われて笑われることがある。私の出勤については守衛さんまでもがチェックしてくれているので・・申し訳なくも有り難い。ジツワ、面接対象者が突然変更になることがある。その時には変更日を前もって相談し決めているものの、私の予定表を変更することなくそのままやり過ごしていることに原因がある。私の予定は自分のスマホで管理をしており、そのスマホは塀の中に持ち運ぶことが許されないことで、塀の中で変更を決めてもついつい外に出てから予定表を変更することなくそのままにしていることに原因がある。

 今朝は、早く7時半に担当官から至急の電話が入った。アララ何かやらかしてしまったのかなぁ・・と話を聞いていると・・本日オフの日ではあるが出勤してくれないか・・のこと。4月以降、私のかかわる部署の役付きの複数の職員さんが異動されることになり、さらに非常勤職員さんを新しく採用し新たな体制となることで仕事の進め方や、勤務体制について相談をしたい。これからあんたが中心になって就労支援の推進をしてくれないか・・などの相談事であった。ことの内容は、私たちが勧めている釈放前の面接採用のこと。

 受刑者の犯罪割合では、刑法にある凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯、風俗犯、その他刑法犯など6つに分けると、財産犯に入る窃盗犯が男女ともに多い。次に特別法犯になる覚せい剤取締法違反であり詐欺罪がつづく。これに刑法や特別法での性犯罪も増えている。中でも私が面接を進める対象者は、物盗りや振り込め詐欺やシャブでの入所者が多い。
 犯罪を犯すことの心もように焦点を中てたい。遣ってしまえば塀の内側に落ちる、そこで留まれば塀の外側に落下するも怪我をする。そのような分水嶺にいるときに塀の内側に落ちた人たちに対しての就労支援が自分に与えられた仕事となっている。彼らに対し懲役生活を送る受刑者には様々な人たちが関わっているも精神道徳論と仕事技能に関するものが多いように思う。しかし、一筋縄ではいかない。

 今日の最大の楽しみは、シリア戦。1点目はラッキー、2点目からがスカッと
 
こ気味良いワンタッチプレーが続く。
 
 これでゆっくりと眠れそう。

どうしようか

2016-03-28 00:00:00 | Weblog
 大洲藩の米や物産の積み出し港として栄えた伊予市・萬安港旧灯台。

 高齢の母親を介護するにあたり、ありがたくもたくさんの人に関わって頂いている。何も航路標識や道標を持っていないために介護施設のスタッフさんに支援いただく日常につき、今日は介護認定度が変わったことだし、どのような計画をしようか・・と福祉用具会社の人、介護施設のケアマネさんお二人、ヘルパーのマネージャーさん、デイサービスのマネージャーさんと母親に妹と私の8人で打ち合わせをすることに。

 妻は、本人がケアマネであり内容をよく知っているがために母親がお世話になっている施設のケアマネさんが気を使うだろうからと以前から顔を出すことはしない。しかし、このところ妻は、徐々に自分の母親や私の母親の弱ってくる毎日を眺めているせいか、妻と私の、万が一を考えての葬儀費用捻出のことで業者さんから資料を取り寄せ、葬儀に関する研究に怠らないようだ。自分たちは焼いて、どこかにばら撒いてもらっていいよ・・とはいうものの自分たちの意思を実行してくれるのは自分ではないだけに、他のものに迷惑をかけるわけにもいかない・・と云う理由である。私も妻も生まれてこの方、人様に大変お世話になりっぱなしで、死んだ上もさらに他人様の手を煩わせる苦痛のことを考えるとひっそりと人知れず終わりにしたいと夫婦で、決して暗くはなく明るく話しておる。

 今年に入って、妹の方が私よりも母親に対する支援が多い。何か思い当たるものがあって毎日何らか顔を突き合わしている。

 疲れた時にはスイーツに限る。2時間近い介護施設での打ち合わせを終えると、またまた、兄ちゃんお茶して帰ろうと・・。そして妹は苺をぱくつきながら、お母さんは1年無事に過ごすことができるかなぁ・・・と、胸の内を話してくる。

 私の日常を整理してみた。毎日妻にも母親にも目を離すことができないこと。刑余者への就労支援の仕事をさせていただいてること、このことで次年度から就労日を週5日にできないかと相談を受けたが、介護のことを考えるとそれをそのまま受けることができなかった。「こころ塾」ではうつ病支援にも関わっていて、これは現在週1日だけの出勤にさせていただいている。そのような流れは自分が年を重ねていく中でもちろん周りも年を取っていくことであり、年を取るってことは身体的能力が落ちていくことと同一なワケで、それへの順次対応を余儀なくされ私の生活パターンも変わってくる。

 天気が良い日はせっせと、リハビリを兼ねた野外レストラン軒お散歩。つい先月の殺風景であった公園の芝生の上は子供連れの風景に変わった。

 春休みに入っていること、次々と桜花が咲いていること・・

 それぞれの家族、友達同士でお弁当を拡げていた。

 季節は春。春爛漫。

今日はイースター

2016-03-27 00:00:00 | Weblog

 十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する復活祭は、年によって変わる移動祝日。2016年は3月27日の今日。牧師夫人からゆで卵を・・・礼拝終了後はみなさんとお茶会おしゃべりタイム。今日は珍しい人も久しぶりの人も参加されていた。その中でオカリナの演奏奏者であるSさんも来られて、先日頂いたCDのことで妻も話が盛り上がる。

 卵に新しい生命を見つける。このような卵について、いつも自分の頭の中に引っかかる漢字・・それは「啐啄同機」の啐啄。内側から殻をつつくのは誰か、外側から同時に突くのは誰か・・・のこと。

 散歩道には至る所いっせいに花が咲き始めた。暖かな日差しを受けて色とりどりの花が開いておる。

 朝早くヘルパーさんより連絡あり。お母さんがのどを詰まらせている。水分も入らない・・どうしましょうか・・と。またかよ~、と母親の所に駆けつけることに。
 今日はどこも病院は開いてないしナァ、困ったよ・・どうしようかと考えた。とりあえずのどに詰まったものを取り除くにはどうするか?掃除機で口からガァ~と吸い出そうか・・、一発で詰まっている個所が開くだろうから。でも掃除機では汚いし・・。で、喉に蒸しタオルを何度もあてて柔らかくする。次に生ぬるいお湯でうがいをする。何度も何度もガラガラとウガイをしてバケツにペッと吐き出すことに。しばらくすると素麺が出てきた。またまた素麺が出てきた片手の平に乗るくらいの量である。これが詰まってたのか・・・と。でもまだ水分は通らない。でも母親はもう大丈夫よ・・もうすぐ通りそうよ。。などと呑気なことを言っておる。そのうちトイレに行きたくなったようだ。何でも便秘が続いていて排便ができていないらしい。ナンジャイナ、上と下が詰まっておったのか!とおかしくなる。しばらくトイレに座って出てくると少し出たようだ。次は上の方の開通をさせなければならない。夜妹からの連絡では、やっと通ったよ・・エンシュァ1缶飲んでご飯を食べたから大丈夫よ・・のメールが入った。ヤレヤレ。

 先日埼玉の孫たちに送ったキッズドラム。孫はドラムをたたいて踊っておる。楽しそうな動画が送られてきた。

卒園式に終了式

2016-03-26 20:00:00 | Weblog
 先日のLINE家族グループによるトークを見ていると兄弟のトークに保育園・幼稚園の様子が流れていた。
W君の通園していた保育園

 それによると埼玉の長男ちのW君の卒園式では、W君も親も先生も涙涙の嵐だったそうだ。
 それを見た札幌の次男ちでも、孫のY君が4月からの年長さんに上がる前の終了式に出席した親が終了式でさえ感動したのに来年の卒園式ではさらに感動をして、来年は号泣するだろうとトークにあった。
Y君の通園する幼稚園

ついでに埼玉の孫のM君が通園している保育園

 今時の保育園や幼稚園の卒園式を知らない爺婆は、様々な問題が起きている日本の幼児教育の現場を見たさに5番目にできた孫姫Aちゃんの終了式に出席することにした。

 Aちゃんが通う保育園

 Aちゃんの終了式が卒園式とともにあるから出席してほしいと、親の二人は仕事日で出席できないために私たちが代わりに出向くことになった。孫姫の可愛さばかりに、妻もこれに合わせて昨日奈良から帰ってきたワケで。
 婆様も、気合いを入れて昔の黒礼服を箪笥から引っ張り出し、爺様も休日では着たこともないスーツに着替えてAちゃんに恥をかかさないよう終了式に馳せ参じた。
 でもでもジイバアはいつもの性格が出てしまって・・・、ちょっと遅刻して園に…するとすでに始まっておるではないか。
 
 卒園式室内は園児が楽しかったこと将来の希望を一人一人前に出て話している・・・アレレ終了式はどうなってるのかなぁ・・・?と先生に聞くと・・・Aちゃんのおじいちゃんとおばぁちゃんですか・・式は先ほど終わりましたよ・・ひよこ組の教室におりますよ~だと。あっちゃ~、楽しみにしていた式を見ることなく・・・あ~ぁ。

残照

2016-03-25 00:00:00 | Weblog
 またまた冷気が上空を襲ってきた。お山も再び霧氷がついて白くなっている。部屋の中も冷える。ホームコタツも早々と仕舞ったのでサムい。エアコンをガンガンつけておかないと・・・。

 早朝4時45分起床、5時出発。珍しいことに市内に入る車、特にトラックなどがかなり多いのはいつものことであるが、市内から出て行く車が少ないのにびっくり。今までだと後ろと前には必ず何台かの車がいて走ることがあったのに今日は1時間走っても前方に1台か2台の車がいただけ。それも途中で左折したので港に着くまで自分の車のみのようで・・。

 金曜日の大阪から下るフェリーから下船する車や乗客は多かった。奥さんは昨夜9時頃船室で眠って2時半頃寒くなり眼が覚めたなどと云いながら、奈良での出来事をしゃべっていた。
 マヅは家の片づけのこと。義母が来月中旬には柏原市の新しい施設に移る予定で、その下見をしてきた感想から・・
新しく建ったばかりだという施設はまんざら悪くはないらしい。6畳くらいの個室でトイレも近いから便利だろうと。しかし食事についてはケータリングだからどうかなぁ・・の不安もあるようだ。その部屋に持っていく荷物を整理するのに、義母が一人で住んでいた家の中を掃除するのに一人で箪笥やら何やら引っ張り出して捨てるもの、保管するものなど仕分けするのにかなり手間取ったようだ。

 妻が家の片づけをするのは、私の実家に続いて2回目のこと。3年前に3男がお嫁さんとの生活ができやすいようにするために私の家族の遺物を片付けようと伊予市の実家に休みごとに通っていた。そして事故に遭った。今回は妻の母親が施設に移ることでのお片付け。母親の着物や兄妹の小さい時からのものなど多数出てきたそうな。
 土筆の群生が土手に ・・誰も摘むことはないようで・・

 近所の遊び仲間のHさんもつい最近同じような作業をした。現在無人の奥さんの実家に再三再四早朝から出向いて昔からの家族の遺物を片付けたそうな。紬の着物などはHさんの家に持ち帰り、あとはすべて市の焼却場に30キロまでは無料につき何回も何回も乗用車に詰め込んで捨てに行ったらしい。箪笥などは業者に来てもらったとか。これらの作業は、Hさんの長男さんが結婚を機にそこに住むためだとか。私の方と同じようなことで・・。

 妻の小学・中学・高校・大学までの物がすべて捨てることなく、義母がしまっておいたとか。アルバムや成績表にいたるまで。じつは私の実家もHさんの実家でも幼少時以来の懐かしい写真や成績表が捨てられることもなく出てきたと・・・

 午後の散歩の時間に話しかけてくる。
話を聞きながら、義母も私の母親もそしてHさんの奥さんの母親も皆同じように押し入れに入れた段ボールに懐かしいものを仕舞っている。そして自分は考えた。私の家でも4人の子供たちのものすべてアルバム、成績表、工作物、数少ない表彰状などが押し入れに一杯に詰まっている。これらの遺物のすべては、本人のもの以上に子育てを無事に終えた親の実績の証拠品であり、懐かしくも厳しく楽しく幸福な時代を照らしてくれた子から親への残照ではないかと・・・。

溶けたね

2016-03-24 18:41:24 | Weblog

 またまた寒くなった。せっかく肌着も一枚脱ぎ捨てて春の装いとしたばかりなのに、また一枚重ね着をしなければならなくなった。今朝も刑務所の守衛さんと、寒いですね。。ズボンの下は重ね穿きしてますか_?などと笑われたが・・そりゃ当然ですよ・・と答えておいた。でも自然は正直・・お山の白い雪も下からは見えなくなった。
 この前の「なでしこジャパン」のリオ五輪出場をかけた女子サッカーに気がめいった。あれほど弱々しいなでしこを見るのが最近なかったせいかもしれないが・・・で、今夜のサッカーはロシアW杯の予選の方。当たり前かもしれないが・・勝って当たり前のゲーム。

 清武から出た縦パスに相手二人に囲まれた岡崎がトラップ反転して一発で抜き去る芸術的なプレーにオ~ッ・・。

 結果は楽勝。でも、相手監督から日本のようなチームを将来作りたいと言わしめるその姿がいい・・などと。なでしこ敗戦から続くもやもや感が少しだけ晴れたような感じもしている。
 明朝6時に奥さんが乗ったフェリーが着くから迎えに行かねばならない。サッカーの試合が終わるとさっそく風呂にも入らず、4時半にアラームを設定して布団にもぐりこむ。10時前に4男からスマホに電話があるも、むにゃむにゃの頭につき、何も話すことなく、トーサン眠たいんやね・・と即切れた。
 

断りを入れる

2016-03-23 00:00:00 | Weblog

 「生涯学習センター」の名前の知らない担当者からメールあり。来年度の講演について、いつが良いか・・というもの。空いている日の幾つかを報せている。その中から日時を選んでほしい・・と云うお願いごとであった。で、何のこともなく、別に借りがあるわけでもないので・・次回からお断りをすることに。120分の講演が嫌なのではなく、毎度毎度の講演における聴講生アンケート結果で次の講演もお願いするようなやり方に、無論私も常に評価を受けているわけで良い内容のことではなかろうと、自分で自分を評価しているワケで。過去にはこのような講演に聴講生の評価が低かったにもかかわらず売り込みをかけてる人もいたようで、なんだかあさましく思ったりする。よって先方から断られる前に、別に断られたわけではないが、自分の方から次年度の2回の講演にお断りを入れた。私のおしゃべりができるようなフィールドは、大震災地で被災を受けられた人の孤独や不安について見聞きしたこと。矯正施設の中で拘禁される受刑者の心の最大公約数と拘束された後に再び自由の身に移行するときの刑余者の動き、つまり娑婆での市民生活になじむことの問題点。「うつ」で苦しむ人の日常生活のことなど、あとは多くの人が抱えている介護のことくらいで、熱心に学ぶ聴講生を対象に何かを教えるようなものを持ち合わせてはいない。よってお断りをした。

 このところ受刑者面接の人数が増えている。朝の9時半にスタートして昼飯抜きで3時までぶっ通し。職員用の食堂が真下の1階にありすぐに食べることができる場所ではあるが、(ちなみに受刑者の食堂は別の場所にある。)この前お邪魔した長野刑務所の食堂のような陽のあたる明るい雰囲気であれば胃も動くだろうけれど、ここは陽が通らない場所につき腹が減ったから食べようかと・・の気持ちにならないがゆえ、昼休みの時間も午後からの面接の前に午前に終えた人の報告書をPCに向かって黙々とやって遣り過ごしている。

 保護観察所から連絡が入った。釈放前に協力雇用事業主さんに来てもうための準備をしている。私の目標は毎月釈放者の、満期であれ仮釈放者であれ二人は採用者を作ることである。ハローワークの担当者にも協力を頂きたいと3年前から思っていたが、難しいことで依頼をする息苦しさ、難しいことを引き受ける人の息苦しさを思うと、自分の生来の性格からか人をあてにできない・・・。よって自分で動く。
 閉庁前の保護観察所で打ち合わせ。異動される方数人とご挨拶。広島に行きますとか高松に行きますとか・・しかし私にとってはありがたいこと・・異動されることは私自身にもその土地の情報が得られやすくなるってことで・・。

 急を要する連絡が入る・・・先日釈放前面接を刑務所内で実施して採用されたX君が逃げた・・と。まだ満期になってないXである。逃亡中で見つからないようだ。 仕事を数日やったが無断欠勤しそのまま逃げている。保護観察中の遵守事項違反につき、捕まればまた刑務所に舞い戻ることになる。

 素直に生きられないか?冬の日に葉っぱをすべてなくしたケヤキの木でさえ春の陽射しを受けるようになると素直に赤子のような葉が生まれるというのに。

ベッド入れ替えと良い天気

2016-03-22 20:37:12 | Weblog
陽光桜が満開になった。この桜を作ったのは高岡さん。

 高岡さんは第2次世界大戦中に三内村(現・東温市)の青年学校農業科の教員を務め、死地に向かう教え子たちに「お国のために戦ってこい。またこの桜の木の下で会おう」と見送った。敗戦後、自責の念に苦しんだ高岡さんは、亜熱帯のジャワから極寒のシベリアまで各国で散っていった教え子の慰霊の思いと、忌まわしい戦争を二度と繰り返してはならいとの反戦のメッセージ(平和のシンボル)を届けようと、教え子たちが戦死した異国の気候でも咲く新種の桜を作ることを決意。私財を投げ打ち約30年間に及ぶ試行錯誤の末に、暑さにも寒さにも強い(零下30度から摂氏30度の環境でも咲く)品種の「陽光桜」(「陽光」という日本初の桜の苗木登録となる新しい桜)を生み出した。 高岡さんは無償で国内外に約5万本に上る陽光桜を届け、死後は家族やNPO法人「日本さくら交流協会」(松山市)が遺志を引き継いだ。今では約20の国と地域で約3万本の陽光桜が花を咲かせているという。 (コピー)
 映画化された「陽光桜」の物語。

 35年前に私が自宅を購入した時、庭の相談に乗ってもらったのは、高岡さんの息子さんであった。当時は存じ上げなかったが陽光桜にこのような話があったとは知らなかった。
 先月の介護認定調査において要介護が一段上がった母親が、いつも利用している福祉ベッドをさらに便利に利用ができるベッドに入れ替えるという連絡があったのが先週。今日の午後新しいベッドが搬入された。妹と二人で立ち会うこと小一時間ほど。夕方、今日3回目となるヘルパーさんがやって来る前に母親の家から出ると珍しく、兄ちゃん、お茶して帰ろうか・・となった。奥さんもいないことだし、そのあたり妹は気を使ってくれたのかもしれない。帰り道の途中にある喫茶店、そこは弟も生前中に何度か行ってたようで、美味しいよ、と聞いていた。妹が何か話したいことがあるかもしれない・・などと思い、喫茶店へ。

 妹からの情報ではここはスイーツも美味しいらしい。で、兄妹二人とも糖尿病ではあるが・・ついついうまそうなものを前にすると自制心が効かなくなった。マンデリンのコーヒー、ヨーグルトの上にイチゴ&ブルーベリーを乗っけたスイーツを食べてしまった・・血糖値が上がること間違いなし。
 妹の話はなんてことはない・・今まで行った旅行の話をおもしろそうに話しておる。特に海外から帰る時の話など。ツアーでの一人旅で土産物など荷物をほとんど持たずに帰る妹に、一緒に行った人たちからお土産で膨れ上がった荷物を持って出てくれないかと頼まれることが何度もあったらしい。イミグレチェック、カスタムチェックを逃れ対ために他人に押し付けるようなことで・・ほとんど断っているが、中には断り切れない人もいたらしい。どのようなものがケースに入っているやらわからず、例えば覚せい剤などであれば言語道断、取り調べを受け、拘禁されること必死。旅行者は重量オーバーになるものを荷物検査を通り越すまで持って出て欲しいなどと頼まれることが多いのだそうだ。…いくら人がいいって言ってもそれはあんまりではないの?事件に巻き込まれることがあるよ・・と注意をしておいたが・・。女子刑務所内での面接でそのような事件の犯罪者がいたことを思い出した。