私はこの自然界で最も美しい色は何か、と問われると迷わず答えるのが今週の柿の葉っぱの色だと答えるであろう。産毛がありやわらかく光輝いて優しくなんともいえない色である。ただし、この色はこの1~2週間だけの時間限定の色合い。葉っぱはやわらかくして材質が硬いのが特徴である。初期のゴルフクラブのウッドはパーシモン(柿の木)、今でこそメタルやチタンにクラブが進化したけれど初期はパーシモンであった。(自分はこの時期にゴルフをやっていた)以前高知に出張した折、はりま屋橋からごめん行きの電車に乗り、新高須駅から文殊通駅間で開けっ放しの窓に入り込むようにレール脇の人家から伸びた柿の葉に強い春の陽射が当たり思わず車掌が、きれいな葉っぱですね、みなさん見てください、と次の駅の案内も忘れて放送してくれたことを思い出す。
この写真の柿の木は、私が前職の退職記念に植えたもの。桃栗三年柿八年といわれるので8年もすれば柿の実がなり、その頃になると自分の気持ちも落ち着くであろうと、メルクマールとして植えたもの。
この写真の柿の木は、私が前職の退職記念に植えたもの。桃栗三年柿八年といわれるので8年もすれば柿の実がなり、その頃になると自分の気持ちも落ち着くであろうと、メルクマールとして植えたもの。