年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

行く

2012-01-31 00:00:00 | Weblog
 椿さんが来ると春が来て、以後暖かくなってくる・・などと云われてはいるが、いやはやまだまだ寒い日が続いているし、ニュースを見れば雪国では例年以上の豪雪のようで各地で事故が起きている。
 1月は行き、2月は逃げ、3月は去るの言い伝え通り、先日元旦を迎えたばかりだというのにもう1月が終わる。早すぎる。で、今日は保護司特別研修会に呼ばれての講演会があり、10時半から12時まで質疑応答の時間さえも削って、昼食時間も少し食い込んでお話をさせてもらったけれど、ちょっと悪かったかなァと思う。
 薬が切れた、いつもの病院へ予約を入れ、一番最後に行くことにした。Hba1cの値が上々である。今回は悪いだろうと予想していたけれど、医者からまぁまぁいいですよ、と診立ててもらった。しかしそこは中高年のいやらしさで、先生に食い下がる。先生から悪いですよ、と言われるのを待っているのだ。そういわれることによって、弱いからなどと自分に逃げ道を作っておる。いやぁ近頃身体はだるいし、節々は痛く、特に肩や背中や腰はパンパンに凝っている、などと訊ねると、先生は、いとも簡単にそれは寒いとみんな筋肉が固まりますからねぇ・・などと返される。さらに私が、悪い自分を確認するように、体がかゆくなって、足などかゆくて変色しておりますが…とズボンを捲し上げてみせると、先生は私の足を一瞥するだけで、あぁ乾燥していますね、かなり掻いたでしょう、だから皮膚が変色してるんですよ…と私の弱みに同情してくれない。先生はそれでは、いつもの薬と乾燥肌に塗る薬とかゆみ止めのお薬を出しておきましょう・・などと云う。目薬はどうしますか、ドライアイの目薬は・・と上から目線で行って来たので、アッタマにきた。エ~イもらうものは、全部もらってしまおうと、中高年のいやらしさで、ハイハイいただきます、と答えた。

 病院からの帰り道、スーパーに立ち寄ってお買いもの。刺身用帆立、サーモン、タイ、タコ、カンパチ、標津港直送のイクラ、に彩の生昆布を籠に入れる。今日の晩御飯は、海鮮丼である。またまた、家人に、うまいやろ~攻撃をすることとなる。

英語の先生

2012-01-30 00:00:00 | Weblog
 
 センター試験を終えた4男が、2次に向けて気合を入れなおしているようだ。先日、国語は何点だとか数学は何点だとか、英語が何点だったとか朝ごはんの最中に喋っておった。で、英語は何点だったと話しているときに、英語の勉強において悪戦苦闘した先駆者である父親が、威厳に満ちた顔して4男に問題を出した。その問題は、トゥビートゥビーテンメイドトゥビー[To be to be ten made to be]を日本語に訳せよ、格言っぽく訳せよ、という問題である。
 ウンウン唸って考えたかどうかはわからないが、昼時Eメールが入った。その和訳された内容を見ていると、4男は余裕がないなぁ、考えるキャパが小さいよと思った。《意思を持って 主体的であれ》と訳してきたではないか!ナルホド
 私が初めて中1でジャック&ベティの英語の教科書を開いた時の先生は、国貞先生であった。あだ名は忠治である。ある日その忠治が、いきなり黒板に大きく書いたのが、to be to be ten made to beであった。もちろん誰も答えることはできなかったけれど、最後に、あまりしゃべらない一人のクラスの女の人が、先生にあてられ、少し笑いながら正しく答えたのを覚えている。
 4男の英語は200点満点を目指していたそうであるが、少し届かなかったようだ。その4男の答えはずいぶん試験のための勉強であったことがわかる。
 同級生の女の子がはにかみながら答えたのは、「飛べ、飛べ、天まで飛べ」
 

今朝は

2012-01-29 00:00:00 | Weblog
 幾分か寒さも先日ほどではなく、特に日中など風の当たらない所にいるとポカポカするほどである。
 昨日の夕方国道33号線を南から北に向かっていくと、渋滞が激しい。100m移動するのにも時間がかかる。母親の用事で、入院中の弟の所に持っていくものがあり、一緒に行って欲しいとの頼まれごとである。明日から春を呼ぶ椿さんが始まるため、たぶん荷物の搬入などで 途中の椿神社入り口まで行くのは相当時間がかかるだろう、と思って、迂回していくことにした。しかし皆さんも同じことを考えているのだろう、う回路もいっぱいの車であった。さらに、夕方温泉に連れてって欲しいと頼まれていたが、時間がないためにパス、今日連れて行くことになった。ふと思ったのは、従兄弟のH兄の新しい家である。一度行ってみたいと云っていたので、温泉に行く前に寄ることにした。
 H兄の家で歓待された母親は、すっかり気分よく、しかも一緒にH兄のお嫁さんのK姉と温泉に入り、背を流してもらうなどの至れり尽くせりのサービスに大満足であった。今日は気持ちが良かった…などと上機嫌である。ヤレヤレ

忘れないうちに

2012-01-28 00:00:00 | Weblog
 こころ塾にて:メンタル不全で苦労している方々がやってくる。今年に入って土曜日恒例の「誰ステ」出席者も人数が増えた。先週も今週も15人前後の人たちが、悩む自分の気持ちを聞いてほしいとやってくる。しかし、やってくる人たちは過去に閉じこもっていたり、医師から診断された病名により投薬治療が効いたり効かなかったり、本人ではなく配偶者やお子さんが病んでいるための話し合いに来られたり、つまり一累の光を探しにやってこられるので、勢い正確な解答を探しにやってくる。でも、いつも遅刻して参加している私は、みんなの輪に加わることもなく端っこに座って参加者の話に耳を傾けることが続いている。参加者の中にはどうしたらいいのか、と質問者になる人と、ただ単に話を聞いてもらえばそれでよい、の二つの種類があり、下手なファシリテーターとなると、目いっぱい答えを導き出そうとするけれど、ここは年間電話相談や直接相談含めて1000件以上携わっている経験があり、所詮答えは一つだけであるはずがなく、答える絶対的能力など持ち合わせるほどおこがましい態度を見ることもない。だから塾長はみんなの前で宣言している。私は皆さんの苦しい胸の内の話を聞くことはできますが、理解することはできません・・と正直に話しかけている。
 私が端っこにいてお聞きしていると、どうも悩むことはいけないことだ、悩む自分は本当の自分ではない、と云う風に聞こえる。いつも光満ち溢れ、温かい風がゆっくり吹いている状態が本来の自分の姿であるから、逆風が吹いたりさらに厳しい状況ともなれば、私がいる場所ではありえない・・などと感じているようだ。つまり、もう一度見るとやっぱり今の自分をす~っと受け入れることができないでいる。たとえば人間関係などで追い込まれてしまい落ち込むなど、その対策として薬に頼るなど依存することが常態化している。だとすれば悩むたびごと病院に行かねばならなくなる。

 一人の人が皆さんに質問していられた。考え方を変えたいのですがどうしたらいいでしょうか…などと。すると、あなたの考え方は理解できませんし、あなた自身がその考え方を変える方法を自分で見つけてくださいよ…と話している人もいた。
 ここはみんなとつながっている場所であることを再確認した時間であった。

打ち合わせ

2012-01-27 00:00:00 | Weblog
 
 法務庁舎のビルに入ると、ロビーで何やら大声で怒鳴りあう声が聞こえてきた。喧嘩ではないだろうけれど、何か困った問題が起きて、鬱積する気持ちをぶちまけているようだ。近くの警備員も素知らぬ顔、受付の頑強な顔立ちの人も素知らぬ顔をしている。もしかしてこれは日常レベルの出来事かもしれない。以前ハローワークにおいてもトラブルがあるたび、お客さんが職員に向かって怒鳴ることが度々あったので、このビルでも時々このようなことがあるかもしれない、などと思いながら検察庁が入っている上のフロアー目指して行った。
 エレベーターを降りると、アレレNさんこんにちは、どうしたの?などと立ち話。研修会の真っ最中のようだ。つい先日はご主人さんとお話ししたばかりである。ご主人さんは、高齢にもかかわらず仕事をしたいと私の所に相談に来られている。またNさんは、長い間野球をしていられて社会人チームの監督をされていたけれど、野球部廃止とともに野球の世界から遠ざかった。ご夫婦ともに交流があるからついついエレベーターの前で立ち話。Nさんが、あなたは来週講演されるんでしょう、楽しみにしていますよ、などと私にプレッシャーかけてくる。
 その講演内容について保護観察所担当官と打ち合わせのために訪問したわけである。午前中いっぱい使って、私指名の来客3人を手短に済ませ、資料データを作る。そしてテーマを考えてキーワードを二つ三つ考える作業である。せっかくもらった70分の講演時間を有効に使いたいと思う。レジメを作った結果、パワーポイントよりペーパー主体で行こうと思い、A4用紙10枚分と補足資料10枚を持参し担当者とのすり合わせをする。キーワードは不安について、職業訓練について、キャリア形成についてお話をする計画である。何のことはない、日ごろ私が、犯罪を犯し刑期刑名のついた刑余者に対するアプローチから就職に至るまでの自分がやっていることと苦労していることを出席者に問いかける内容にしている。何せ私と同じように刑の満期を迎えていない方たちを相手に苦労している人が、講演会の出席者であり、私を理解してくれる人ばかりであろうと思うのでややっこしい話は抜き。いわば名前は知らないけれど身内ばかりだから、しゃべる私も楽しみにしている。打ち合わせを済ませ、部屋を出ようすると、またアレレ、Tさん、どうしたのですか?と新年のご挨拶。またまた立ち話。Tさんと同じ人を私も支援をしていることもあり、今後のことで対象者支援の方法を意見交換…歩けばまたまた誰かにつかまりそうな雰囲気あり、そそくさと裁判所と県庁にはさまれたビルをあとにした。

テレビ

2012-01-26 00:00:00 | Weblog
 夕方、母親から電話があった。何事かと聞いていれば、今さっきテレビを見ていたらTさんが出ていたけれど、Tさんはネパールに行って来たのか?と聞いてきた。そうだよ、12月中旬に行って先日帰ったよ、と返事をする。岩村博士の足跡を記念するNPOをやっているから、昨年医学部の若い学生を連れて行こうと考えていた矢先、知り合いの朝日放送の社員に市駅前でバッタリ会ったところ、社員は自費で取材に同行させて欲しいといわれたとか、それで一緒に行ったらしい。T君の授業風景など取材されたので、近々放送があるよ、と月曜日にT君に会った際、T君から聞いていた。喫茶店であったT君は、カトマンズのバザールで購入した1,500ルピーの純毛ジャケットを着こんで、若い人たちとは話が全く合わないから、心身共にきつかった、もう行きたくない…などと私に愚痴っておった。Tとの付き合いも42年が過ぎたけれどお互いの身体も同じような血糖値の高い状態が続いるので会って話をするときに出る話題は高血糖からくる合併症の話が多くなる。
 母親にとってのT君のイメージは、20歳の当時、我が家に来て泊まった際、北海道のヒッチハイク旅行で摩周湖からの帰り道手を挙げてパトカーに乗せてもらった話を未だに覚えていて、とくにT が私の両親に話した、死ぬほど良かった、の言葉をTのイメージにあわせ持っている。T君に、テレビに出るのは恥ずかしくはないかと聞くと、きょとんとしておった。私の周りにメディアに出る人たちがいるけれど、目立つところに自ら売り込んで出ようとする人はいない。

カイロ

2012-01-25 00:00:00 | Weblog
 今日から猛烈な寒気が北の方からやってくる、と天気予報があり、朝出かけるときどうしようかと考えた。選んだのはやっぱりカイロベタベタ貼り作戦である。先日薬局で買った肩から背中にかけて貼る温湿布を両肩に、そして背中にカイロを直接貼り腰にも大きいカイロを貼って万全の構えで出陣することにした。おかげで身体はポカポカ状態、こりゃぁ調子がいいぞ…と動き回ると汗が出る始末。ドッカ~ンと出る汗ではなくジトジト出るタイプの汗である。ところが夕刻帰途につく頃その汗が冷えてきた。思わずハックショ~ン。マスクの中によだれと鼻水が一緒に出てしまった…電車の中からOさんにメール、寒くなって風邪を引いてないかい、と。すると夜返信があった。私もカイロを貼っております…などと。そして今度入院中の父親が退院しますと、書かれてあった。これでOさんちも春が来る、うれしいだろうと思う。いつものように、話しかける人がそばにいて、いつものように返事が返り、いつものような日常があることが一番心落ち着くことだろう。

 そして我が家にも春が来るんだろうか…4男が受験校を決めようとしている。聞くと雪深い地方のようだ。うまく行けば良いけれど…

黙々と

2012-01-24 21:13:57 | Weblog
 焦っている、何をかっていうと月末にある講演資料作成のためである。通り一辺倒なお話では面白くないだろうし、かといって個人情報を出すわけにはいかないし、などと考えながら昨年のデータをまとめる時間を持つ。すると、目の前に突然現れたのは、Nさんであった。Nさんは犯罪被害者こころの支援センターで各地の刑務所を訪問されて講演活動をされている方である。自らの経験談を伝えるために受刑者に向かって遺族の気持ちを伝えるために頑張っていられる。今度はどこ行ってお話をされるのか、などの話をしていると、仕事もしなければならないから、短時間のパートを探してほしいと言う。彼女の用事が終わると入れ替わりにやってきたのは、早期就職支援の対象者である。履歴書を送っても送ってもなかなか決まらない。イライラ状態が続いている。50歳での正社員を応募しているが、不調分析をしていても行き着くところは、やっぱり年齢のためですかねぇ・・などと自己分析をしている。今日までで何社不採用が続いたのだろうか…

 次男よりメールあり、近々家を購入するらしい・・とすると、札幌から離れる気持ちはないようだ。メールで送られた物件を見ていると、バルコニーや瀟洒な山小屋風の物置が外にあり、駐車場も車2台置くことができるスペースがある。うちより大きい?

文句

2012-01-23 00:00:00 | Weblog
 T君にお願いしていたエベレスト上空の写真やマチャ、アンナプルナ山群の写ったポカラからの写真をUSBにもらうことにする。またまた市駅横のドトールで待ち合わせ。T君も小学校校長を辞めてから生き生きしておる。少ない年金をカバーするためにアルバイトに精を出していて、県内各地へ出向いての小学生相手に理科の授業を請け負っており、時給が1000円だという。それより何よりお金を稼ぐことより、あり余る時間を使うために動いているようだ。次週は山梨の出身大学に行き学生相手にキャリア教育をしてくるとか、謝金が2万だとか、その次は三たび韓国ソウルに出向き150万ウォンで請け負った理科実験を学生相手にしてくるとか喋っておる。何の実験するのかと聞くと、今度は液状化現象の実験だとか話してくれた。今度朝日放送でテレビに出るよ…などと云っていたけれど、そんなにメディアに出ると恥ずかしいだろうとなじると、そうやなぁテレビに出るってことは恥ずかしいなぁ…と云ってはいたが・・

 今夜は、私の頭の中は「お好み焼き」しかない。T君と話している最中にも広島風か関西風かで迷っておった。T君との時間が長くかかったので決めたのは、早くできそうな関西風である。キャベツを丸玉1個切って細かく切り刻んでニンジンを入れてアミエビを入れ出汁で溶いたお好み焼き用粉をボールいっぱいになった野菜と一緒に卵2個入れてかき混ぜ特大4つ焼いた。ふんわりした触感で出来上がり。帰ってきた妻に。早く食べることを強要し、感想を聞く。いつものごとく、うまいやろ~攻撃すると、敵はインヤーコゲがあったから、今一つ美味しくなかった。この前買ったテフロンのフライパンは焦げ付かないはずであると。なかなか敵は白旗上げてウマイ・降参したなどと云わない。そういえばトイレに入っていた時に焦げたんだろう。
 

散歩

2012-01-22 21:46:14 | Weblog
 近頃散歩してんの?と横から妻が詰問してくる。私は、いんや面倒くさいし、寒いし、やってないよ、と答える。それではちょっと散歩しようか、と誘ってきた。たかだか2~30分くらいだから付き合ってもいいかなぁ、などと妻の意見に同意して朝の10時手袋をつけ、ウインドジャケットを着ていざ出発する。お互いの仕事にかこつけた職場の出来事が中心の話をしながらゆっくり歩きとなる。この前の×1のご婦人の再婚話をすると、妻はうちの職場にもたくさんの×1の人がおられて子供を養育しながらきついだろうけれど楽しそうにやっているよ…などと話しかけてきた。そうか、そうなのか、きょうびは離婚する人がそんなにも多いのか・・などと。

 4男が受験校を考えている。親として、良い悪いなどの情報は残念かな、持っていない。将来を考えて時間をかけて情報を集めたうえで決定する覚悟のようだ。