往く

　1月は往き2月は逃げて3月は去る、とはよく言ったものだと思う。今日で1月が終了、早い。1月は何をしてたんだろうかと思い返すも何も成長の跡を見つけることが出来ないでいる。
　本日は、こころ塾のスタッフの1人であるDさんが辞めるのでその送別会を兼ねた卒業式あり、11時から2時まで塾長ご夫婦、精神科医のK先生や臨床心理士のT先生、Sさん、カウンセラーのNさんなどスタッフや今までに来られた相談者が総勢20数人集まってパーティをした。看護士のDさんは来月から地元の精神病院の看護士として勤務をするそうだ。名前が私と同じ読み方なのでなんとなく他人のようには思えない30前半の愉快な青年である。Dさんを慕って来られたウツ病の何人かは職場復帰をすることが出来た実績を持つ。Dさんは私にいろんなことがあっての紆余曲折の結果だと言ってくれた。ゆくゆくは地元でこころ塾＝ウツ病患者の止まり木のような施設を作りたいと言った。幸あれ。

Y嬢と

　今週は雨・小雨・曇り・少しの間の晴れ間あり。気温ももっと気合を入れて氷点下まで下がって冬らしくはっきりして欲しい感じがする。なんだか生温い空気あり、何もかもがかったるい様相である。
　金曜日の今日同じ電車に乗って通勤しているY嬢と帰途につく。裏口でご主人さんとなにやらケータイ片手に話しているのを見つけたからだ。電話で話していた内容が私に似ておった。スーパーであれを買ってきて鍋はこうして作って最後におうどんを入れて・・・などと晩ご飯の作り方をご主人に指示しておった。Yさんが自宅に着く頃には晩ご飯ができてるよなぁ、というとそうです、と明るい返事が返ってきた。そのYさんと電停まで歩きながらお話をする。ハローワークでの仕事の本質は、いったい何か、ということについて。求職者のための仕事になっているのか、案外自分自身のために保身のためにやっているのではないのか、などと意見を交わしながら駅へ向かった。Yさんは8月でハローワークのお仕事を終了します、とつぶやいた。

眼が痛い

　昨年秋のVDT検査以来眼が痛い。ドライアイだと検査結果に出た。朝からメガネをとっ替えひっ替えしながらしのいでいるのが日常的になってきた。ところが中国人の陳さんや金さんから話し掛けられたナチュラルフーズのサプリメントと水素水を毎日飲んでいると痛みが和らいできたと同時にメガネを替えることなく終業時間まで我慢が出来るようになった。おまけに血糖値の値が低くなることも期待できるんだとか、金さんから説明があったのが年末であった。元旦から飲むことにしたので今日で一ヶ月近くになる。で、今日またまた、陳さんと金さんと会うことになった。二人からその後の調子はどうなったかを私から聞きたいらしい。確かに昨日までは痛みが少なかったのに今日は以前と同じように痛くなった、と答えた。二人からこのサプリメントを普及しようと持ちかけられておる・・・

採用通知

　中高年・老人を説得するのに正しい意見は要らぬ、正しい意見の100よりも優しい言葉の二つや三つで事足りる・・・近頃歩きながらそのようなことを考えている。優しくずしんと相手に響くような言葉を。波のように引いては押し寄せる求職者の群れ。自分自身を整理されていない人がほとんど。毎日同じことを伝えているけれど、行き当たりバッタリの人生を繰り返しているのが見て取れる。ふと我に返る。私もおんなじじゃないか・・・などと。そのような方たちを前にして自分が作った正論など話すよりも、傾聴した上での優しい言葉の投げかけの方がどうも効果があるみたい。ただし30歳までの若い人たちには私の意見を押し付けているようだ。相手の目を見て話すように、質問にはまわりくどい答えよりもまっすぐに答えるように、余計なことはしゃべるな、履歴書・職務経歴書には魂を入れて書いてくれ、自分の利益優先なぞあつかましい、むしろ利益を相手にどのように与えるべきかを言ってくれ・・・などと。いっさい小ざかしいことは考えるでない、するでない・・・などと。存分に自分の価値観が出ていることにカウンセリング技術は稚拙であろうが、毎日グダグダと愚痴を並べる若年者や中高年者に嫌気がさしておる今日この頃である。

三男の試験

　3番目の子供が朝6時半に家を出て福山市まで試験を受けに行くという。X線の国家試験らしい。いつもの如く寝坊して同僚との待ち合わせの時間に5分10分と遅れてしまった。その子供から出発した30分後に電話が入った。受験票を忘れたから持ってきてくれだと・・・ついついあきれてしまう。何を考えておるのやら・・・
　なぜか今年になって自分らしく余裕のある時間が持てないでいる。あれもこれもと振り回されてゆっくり考える時間がない。困ったことだと思う。自分以外の何かに支配されているようで自由でない。車庫に泊る市内電車を見れば、みんな誰かの宝物、と書かれてあった。

スタッドレスタイヤ

　今朝の出発時間は７時過ぎと決めて、IさんとSさんにも連絡したのが昨夜。で、朝6じ班に外を見れば雪が積もっているではないか、これは困った、３人のそれぞれの車はノーマルタイヤばかり、チェーンも持っておらん。石鎚山の麓にまでも行くことが出来ない。道路はきっと凍結しその上は雪だろうから危なくて行けそうにもない。冬に動く人はやっぱりタイヤをスタッドレスにする必要がある。今日の登山は止めることにした。しかし、午後一瞬の雲の切れ間から真っ白の石鎚を見るとますます登りたくなってきた。天気予報とにらめっこしながら天気の安定している日に行こうと思う。休暇を取ってでも行くつもり。
　家にいたおかげで本日は陰暦での旧正月を迎えるにあたり母親と４男と３人でお餅つきをすることが出来た。青ノリ入り、炒りごま入り、アカシヤ蜂蜜入りの３種類を作る。角餅にして食べることができるように長男宅と次男宅用にもつきあげた。なかなかの出来栄えである。

眠くなった

　今日の午後に予定していた「こころ塾」は欠席となる。先日S大のM課長さんから、今度の土曜日の午後1時半から、香川大医学部の先生が発達障害についての講座を持つからおいでよ、と案内されていたのでどのような話をされるか興味を持ち妻にも声をかけいっしょに聞く事にした。面白い話も無論聴くことが出来たけれど、私にとっての2時間は眠気との挌闘の２時間であった。隣りに座る妻も目を閉じ何時の間にかよだれをレジメにたらしておった。内容はアスペルガ－症候群の歴史的考察やLD、AD/HDの話など貴重な学術的な内容だった・・・と思う。
　S大の教室から外に出ると寒い寒い、気温がグングン下がっている。雪もちらついているし山には既に白くなっている。明日は今年最初の雪山に上がろうと思う、

霧氷

　せっかく行こうと決めていた雪山登山が出来なくてストレスになっている。なんとか休みを取って行こうと思うものの生憎の天気。雲が多く視界をさえぎっているので写真のような霧氷の向こうに青空という構図はない。昨年はこんなにも気持ちが良かったのにと回想する。
　本日20歳の青年に同行して、とある会社に面接に行く。20歳の青年はある罪名により保護観察の下に置かれており、当局から就労の機会を与えるべく私のところへ依頼があった。面接に行く前に志望動機と青年の今後の夢を聞いた。志望動機は家から近いこと、工場内での生産活動に携わりたいこと、そして夢は、結婚することだと言った。好きな人はいるのかと問えば、はっきりした言葉ではあるがうつむき加減に、いる、と答えた。2～3の注意をして社長面接に臨んだ。採用されるかどうかはわからないが、手ごたえを感じている。

あたり

　なんだか今週は正しいすっきりした冬の空気ではないようだ。先日休みの日に正月用の注連飾り（もはやその意味を失っている正月恒例のお飾り）を下ろした。我が家と実家と弟の家の玄関に飾っていた併せて３っつである。注連飾りには橙をつけている。代々途切れることなく続くようにと語呂合わせで付けているものかも知れない。その3個の橙が冷蔵庫に置いてあったのを見つけてふと思い出した、昔母親が大根おろしに生牡蠣と橙酢をいれて酢牡蠣をよく出してくれていたことを思い出して、突然喰いたくなった。スーパーに走り生食用広島産の牡蠣を3パック買ってきて早速作りました。自分的にはうま～い、と思った。3男は見るも箸をつけることなく、牡蠣は苦手だと言った。が4男はサッカーの部活を終え塾に行き帰ったばかりで美味いとも不味いともしゃべることなく淡々と箸を進めていた。・・・ところが夜中お腹が痛いという、下痢が続くと言う。これはきっと牡蠣にあたったのだろう。学校を休ませ朝一番にいつもの生協病院のＡ先生に診てもらった。Ａ先生の診立ては、牡蠣によるノロウィルスの可能性が高いと言われたと夕方まだ痛むお腹を抱えながら4男がしゃべった。私と妻はどうもない。ただ、医者のＡ先生と自分の進路のことについて相談が出来たので良かったよ、などとしゃべっておった。牡蠣は要注意。

我が家の日曜日

　今にも雨が降りそうな空模様、予報によると夕方近くに雨になるという。来週からの新人戦を控えて下の子供が午後部活練習があるので連れてってくれと頼まれた。自転車は濡れるためだと言った。そこで今日の予定を考えた。朝8時半には弟の家に寄って病院へ連れて行き、11時に戻り次はジャスト12時に子供を送り、次は母親を連れて星の岡温泉へ、2時過ぎには温泉から出た母親を自宅に連れて帰り、その次は透析の終了した弟を病院へ向かいに行き、今度は下の子供の学校まで迎えに行き・・・その間3番目の子供はずっと布団の中ですやすや状態。日曜日の今日も疲れました。夕方より先週に比べて温かいためか、よい雨が降ってきた。