年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

桜の下で

2015-03-31 21:42:55 | Weblog

 二十歳過ぎの若い人たちと話すのは楽しい。夕方、フィリピンから帰ったばかりのM君の労いを兼ねてBBQを。お隣の2兄弟とその友人を交えて、フィリピンでの活動報告を聞くことになった。セブ島でのフィールドワークを終えて、貧富の差の問題と、貧しさと幸福に関する若い人たちの意見交換は結構面白かった。貧困=不幸ではありえない話から端を発して若い人の幸福について議論し合う話を耳をそばだてて聞いていると、一人を除いて他はフリーターである現在、例えば親子の問題、どうやって生活を立てるかとか、結婚相手の希望など虚心坦懐に各自の意見を口角泡を飛ばす時間あり。ただし口角から出る泡はビールの泡かもしれないが・・。

 桜見物に行こうと近くの池の周りを散策。

ウキウキしながら

坂道を歩く歩く、

花に鼻を近づけてみる。




 明神山をぐるっとまわり、柔らかな落葉のクッションを踏みながら坂道を下る。
 明日から雨模様。桜が散る前に早く見ておかないと・・・。

 今日の刑余者は、私がハローワークで3年前に支援していた人。再犯で収容。罪名は窃盗。どのようにサポートしようかと・・本人50歳になるも嫁いでいる娘3人を持つ父親であり孫二人を持つ祖父となるが・・。

桜の季節は華やぎの時

2015-03-30 21:13:28 | Weblog
 桜の花が、順番につぼみ⇒三分咲き⇒五分咲き⇒七分咲きからやがて満開に至るに従って、どうも気が落ち着かない状態が続く。なんだかそわそわしてくる。とにかく満開の花を見なければ・・などの気持ちを強く持ってはいないけど散歩の途中でいくらでも目に付く。冬を通り越したのち咲く花になぞらえて、自分も早く咲かねば・・などの天からの命令が来てるんだろうか。

 月曜日の今日はポカポカ曜日。母親を先日来約束していた温泉に連れて行く。砥部の湯砥里館へ。ここは一昨年までよく連れて来ていたが、妻の事故以来、母親の骨折入院以来来なかった。で、弟が亡くなって4ヶ月も過ぎ、年初めまでは何かにつけ弟の思い出話に涙を流していた母親も、このところ気温も上がるにつれ熱い温泉に入りたい気持ちが強くなって、連れて行って欲しいと頼まれる。駐車場の横の桜も5分咲き。

 SAさんからのメールあり。マチュピチュやウニユ塩湖に行ってきました・・と。長らく仕事を休んで行ってきたとか。すごいすごい。

 今度ぜひとも旅行話をお聞きしたいと思っている。

法事ごと

2015-03-29 00:00:00 | Weblog
 黒の礼服を着る機会が増えた。お葬式に出席する機会があれば、それに伴い翌年やよく翌年には1周忌があり、3回忌が続くことになる。

 きょうの3回忌は、義母の弟の奥さんの3回忌である。妻のいとこにあたる二人の娘さんから案内をいただいた。お二人とも東京に暮らしており地元に帰って、誰も住んでいない実家で法事を行うことになった。

 2時間近く車を走らせて懐かしい従姉妹と再会するとさっそく懐かしさのあまり話が弾んでいる。時間を忘れてしゃべっておる。

 私も久しぶりに新居浜高専の正門前にある実家に行くと、オヤオヤ、新居浜市内もずいぶんと変わっているなぁ・・と実感。

 法事は故人を偲んでの話が多いこととと思いきや、今日の午後の従姉妹が集まっての話題は、故人の話よりお子さんの話とか、孫の話などで盛り上がっていた。

 亡くなっての哀しみが、癒えることは、ワイワイとおしゃべりをしながら故人の思い出を頭の片隅に置くことができるかどうか・・によって決まるものなんだろうか・・と思ったりする。
 夕方自宅に帰ると3男が茜里ちゃんを連れて来てくれた。朝の雨から夕方は天気回復。明日はハレ。

負けたよ~

2015-03-28 20:55:14 | Weblog

 ぐんぐん日中の気温が上がってきた。つい先日までの寒さがなくなった。とはいえ朝はまだ寒い。

 九州山口地区、略して九山医学科サッカー大会。が一昨日から始まった・・にもかかわらず4男から何も連絡がない・・と気にしていたが。今日の4男からの連絡によると、初日に大分医に1-2で負けたとか、それも自分がGK相手との1対1で軽く入るところを、外してしまったので、自分の責任が大であったとか・・そのような話でクシュン、しかも敗者復活戦でも九大医に負けてしまったとか・・・今回の九山は残念な結果になったそうだ。

 今日のような陽気ともなると、散歩していても汗が滲んでくるほど。奥さんは漂々と歩き、私は腰の痛みをかばいながら歩く。で、自分に言い聞かせて歩いておる。お尻を前に!お腹を引いて!胸を張って!と自分に命令をしながら歩いておる。腰の痛みから歩いているとすぐに猫背になる癖があるからである。でも、奥さんも右足が痺れっぱなしで歩いているそうだけど、奥さんの口からその愚痴を聞くことはない・・・。

 もしかしてこのまま9回が終われば…と思っていたが・・・逆転されてしまった東高。でもよく頑張ったよ。県内の最優進学校であるだけに部活より学習が優先される環境に居ながらの試合は大変な努力が要ったろうに・・。

 夕方近くの池の周りに消防車やレスキュー車、パトカー、救急車など10数台が赤色灯を回しながら列をなして停まっている。何かあったんだろうか、暗くなって8時ころまで停まっていたが。

背にあたる陽気

2015-03-27 19:04:19 | Weblog

 気温も上がり一日中心地よい気分である。桜の蕾も一気に膨らんでいる。

 今日のお昼ごはんは県緑化センターのベンチで。
 背中にあたる太陽が身体をポカポカさせてくれる。人の身体は前面からの温かさより後ろからそそいでくれる暖かい光の方が心地よい。
  いよいよ花が咲き乱れる季節に突入した。
 馬酔木の花も

水仙も 

ジイ亀帰る

2015-03-26 21:09:30 | Weblog

 昨夜遅く甲子園から帰宅した松山東高のエースの爺様が意気揚々と戦いを振り返る。
もちろん。o@(^-^)@o。ニコッ♪
かわいい孫の晴れ姿、アルプス席の上段から声援を送った感想は? 目が開けられないほど・・ドキドキよ・・。声援のカメオカコールを受けてどうだった? 喉が渇きっぱなしよ・・。特に7回からは。勝った瞬間球場は異様な雰囲気だったと、涙が出たと私にメールを送って頂いた方もいたが、ジイさんは?  おんなじよ涙が出た・・。そうかそうか、孫から感動をもらったわけか。・・・。孫カメは打つ方も良く打ったが・・。孫はいつもライト方向に打つのは得意だったが、あの時たまたま落ちる球をすくい上げるとレフト方向に飛んだのは、まぐれよ・・。そうか。東高の子はバットより鉛筆を持つ時間が長い子ばかりだから、相手校は見下ろしていたんだろうね・・。誰が一番の立役者だと思うか?孫・・・?
 やっぱりデータ班の二人やろうね。データ班の子は二人とも日本の大学の中で最難関大学を受験希望するレベルだから、マゴはそのデータ通りに投げただけやろうね・・。

 何がすごかった?東高の応援の声は球場を圧倒していたよ・・。あの応援で相手校も圧倒されたようね・・。 ところでじい様もマスコミから追っかけられたやろ? ウン朝日新聞の女の子から何やら質問を受けたけど・・何を言ったのか忘れた。 孫から連絡あったの今日?いやないない、むこうで合宿中だから、高知明徳が常宿にしている旅館にいるよ。                     
 今度の土曜日の試合はどうすんの?昨日は66台のバスを連ねて行ったけど今度はバスがない。自分の車で行かないとネ・・。 
バラ園管理者・運行管理者・バレエスタジオ執事であるMさんが言う。野球少年時代の夢が叶うことのなかった爺さんが子に夢を託したものの2代続いて夢破れた。が、3代目にして孫が甲子園のグランドに立つ夢が叶った。カメさんの夢が3代目で成就した。

 今日の刑余者、精神障害手帳を所持する。就労意欲は伝わってくるが、それ以前に外に出てから社会生活が円滑にできる環境整備をする方が優先される。社会福祉士、ハローワーク刑余者担当、障害担当とそれぞれ釈放後の道筋を模索する。これをしないと再犯確率がかなり高くなると推測される。

東が燃える

2015-03-25 21:33:06 | Weblog
 夕日に燃える石鎚

 東が燃えている

 甲子園にOBの皆さんバス66台を連ねて応援に行ったそうな・・早朝の6時過ぎに東高出身のSさんもMさんもワクワクドキドキしながらバスに乗り込み今日を迎えたそうな・・。
 勝利が決まった瞬間、おめでとうのメールを送信したところ、お二人から返信メールを頂いた。「感激のあまり涙が出ました」とSさんから。Mさんは「甲子園が感動で燃えています」とあった。
 出勤日となっている明日、エースピッチャーのカメじい様は、どんな顔して出てくるのやろ・・

 NHKの囲み取材での応対を聞いていると、82年の重みを背負って投げました・・などとお孫さんがインタビューに答えておる。カメさんは地味で謙虚な性格の持ち主、そのじい様の性格にプラスしてハキハキ堂々と答えているあたり、じいカメを孫カメが乗り越えたかなぁ・・とも思う。

 東高の校歌を甲子園で歌うことができたOBの方々は幸福の真っただ中にいるに違いない。

Professional

2015-03-24 20:19:36 | Weblog
 近頃いろんな人の話を聴いていると、特に仕事の話のことを聞いていると、プロ志向の方だなぁ、と思う人が少ないことに気がつく。たしかに、多種多様な仕事の中で技術的にも高く、売り上げも高く上げる人、顧客満足度においてもサービス度がハイクォーリティであると呼ばれる人が多くいることには違いない。でもそのようなプロフェッショナルと呼ばれる人の話に違和感を覚えることがある。プロとは何ぞやアマチュアとの違いは何ぞや、という旧い設問もあることから昔から議論に上がっていることには違いない。

 プロフェッショナルの語源は、“profess(宣誓する)”という言葉からきており、「神に誓いを立てなければならないほど厳しい職業である」という意味がある。特にプロフェッショナル第1号は、紀元前5世紀に古代ギリシアで活躍した、医学の父、ヒポクラテスを指す。
 プロフェッショナルの定義は、神に誓いを立てなければならないほど厳しい職業、すなわち修道士、医師、弁護士等の職業であるという。これらの厳しい職業は独立して自分を律することができることを指す、さらに自分を律することができるのは意識の高貴さが常に望まれるものである。


 神に誓いを立てること、自分を律することができること、意識の高貴さの言葉を読んでいくと、通常自分たちの耳に入ってくるような高い技術とか経済的自立とか金儲けとかの陳腐な説明ではないようだ。さらに読むと、結局プロとは神から選ばれし者になって来るんだろう。
 大工のプロ、介護のプロ、営業のプロ、サービスのプロ、看護のプロ、作家のプロなどなど様々なプロを志向する仕事のあり方と同様にそれに向かう姿勢についてわが身を問う。
 プロを装うアマ、精神的且つ経済的自立できないアマの群れが大手を振って市内を闊歩している。日がな一日時間を過ごし、一日これ足りる者の群れ。なんだか市民社会が幼稚化しているようで・・・。

 この事件を覚えている。大きく新聞に取り上げられていたので。その時は、こんな人もいるんだなぁ・・の感覚であった。でも、である。今日の午前、受刑者となって私の前に座った本人は、猛烈に仕事をしていて、身も心も疲労困憊、ストレスを抱えたままそれを発散することができず、つい不眠症となり、日夜アルコールに依存するに至り、心療内科を受診すればうつ病と診断される、とある。なおも追いかけられる仕事の山に追い込まれてしまって、ついに我を忘れて事件を起こした。
 本日の刑余者相談は難関大出身、業務歴28年、事務系等の仕事、仲間からプロと呼ばれていた人。自分を厳しく律することができなくなった人。IQ指数は高いが神から見放されし者。人様からの過大な評価を受けることを好む人。
今朝の石鎚

午後の石鎚

今日のDVDとヒガン桜

2015-03-23 19:24:01 | Weblog
 少し気温が下がっている。風も冷たく感じるも先月までの冷たい北風ではなくなった。先日タカシちゃんに切ってもらったヒガン桜もわき芽からの枝に花が咲いた。

 薬がない。朝一でいつもの病院に駆けつける。でも月曜日につき大勢の患者さんである。結局終わったのは正午前に。60日分のお薬を出してもらったので安心する。Hba1cの値はまずまず、しかし血圧が異常に高止まり。

 今日はオフの一日につきDVDを観ることにする。高倉健追悼シリーズである。高倉健さんの役どころは、刑務所とか容疑者とか懲役とか犯罪に関する人間模様を描いているものが多い。で、今日はコレ。

 良い作品であった。
パトカーに乗せられる高倉健さんの「おじさん」を見送る少年の悲しそうな顔が、孫の悲しそうな顔とだぶったりして・・ついつい・・。

そして、標津とか別海とか網走の地名や原野の風景が出ると、道にいる次男からたびたび研究農地が、出張地のそこであることを聞いていただけに、思い出したり、雄大な自然と人間の孤独さが否が応にも迫ってくる。

 奥さんは久しぶりに松リハのPTさんがやって来てリハビリ受け。自分は散髪に行こうかどうしようか迷った挙句、面倒くさくなり散髪をパス。

どうしたことか?

2015-03-22 18:24:35 | Weblog
 1階の台所から奥さんが大きな声を張り上げておる。なんかあったのか・・とすっ飛んで降りていくと妻の母校が勝った!めずらしいね!と大きな声で叫んでおる。この数年、県内では強くとも全国大会に出るといつも1回戦負けが続いていた母校である。しかし、9回は6点差を逆転されるかもしれない・・あり得ることよ。そうなったらまた将来相手校の粘りに奇跡の逆転、などの記録が残るかもしれないから、それも面白いね・・などと自虐的に出身校を見ておる。
 さぁ、次はカメさんのお孫さんが登場する東高である。カメさんたち親御さん方は、当日朝早くバスで応援にかけつけるらしい。エースピッチャーのジイ様は、いや1回戦負けよ・・と口では言っても内心、もしや・・の気持ちが顔に出ておる。
 久万高原町も寒い季節を過ぎ、もう花の咲く時期になっている。
 2か月ぶりに礼拝に出席する。終了後総会があり傍聴席に座る。総会もいろんなパターンがあり、筋道は同じでも雰囲気が全く異なる。私の方の「NPO法人こころ塾」や「NPO法人 ECCA 」の総会と比べるとその相違点は、みんな本音で話をしていて、牧師に対しても遠慮のない意見をぶっつけていることか。例えば、説教が難しすぎる、もっと優しく説教ができないかなどと。自分の思っていることを口に出して言うことができる・・そのような事がすばらしいのではないかと思ったりもする。