年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ゴロゴロ

2004-08-31 00:00:00 | Weblog
2004/8/31 (Tue) ゴロゴロ

 8月も今日でおしまい。夕方友達の家から帰る子供が肩からかばんをぶらさげ意気揚揚と歩いている。私を見つけるなり、友達といっしょに宿題をやり終えたと言う。鼻高々である。そしてあっという間に40日が過ぎてしまったと嘆いている。この夏休みはどこへも行かず何もしなかったようにみえる。昨年までは夏休みのほとんどの日を試合と練習に明け暮れていたのでつきあう友達もサッカーやってる同級生が中心、それに比べて今年はいろんな友達とゴロゴロと遊んでいたようにみえる。時間に追われて過ごすも良し、ゴロゴロと過ごす日々もあって良しということだろうか。網膜剥離手術のために職場の同僚が今日から2週間の予定で入院の知らせあり、当然自分達他の人の仕事量が増える、忙しくなる。でも、自分も今までゴロゴロとしていた日々をたくさん持っていたからこそ忙しくなって時間に追われることにも耐えることが出来る、ふんばることが出来ると思っている。

大風

2004-08-30 00:00:00 | Weblog


2004/8/30 (Mon) 大風

 風がヒュ~ンヒュ~ンと唸っておる、今日の台風は雨風ともに強い。強い東風と南風にヒガンザクラの木が株立ちしている根元から一本がバッサリ折れて道路に倒れた。他の木も斜めになっている、しかし,そばを流れる川は思ったほど増水はしてないようだ。TVニュースを見て大阪の友人、板前のKから電話がある。台風見舞いはそこそこに男同士の小1時間のおしゃべり。夏ばてで点滴を打ってもらったとか更年期障害やら耳が悪化しているとか厨房内で立っていると足が引きつるとか嘆いておる。年を重ねるということは闘うものの数が増えていくことかもしれぬ。あまりに沈んでいるので話題転換、ボクシングの話になった。金沢ジムに所属の彼の後輩である徳山昌弘元世界チャンピオンの話である。徳山選手の特長は素直さであるという、試合中にもセコンドのKのアドバイスをきっちり守る子であるという、何かにつけ頭がいい子だと誉めていた。優しい子だとも言った。今日も衣服を買うのに店屋でKを見つけた徳山選手が奥さんとニコニコと声をかけにやってきて身体に気をつけてよと言ってくれたとか。しかし北朝鮮のあの人から勲章を貰うにいたってはいただけないなァと嘆くがこれもいたしかたない。今もリングに上がって後輩の指導をやってるのと聞くと彼のパンチは重くて硬いから止めたと言う。それよりも試合中にセコンドとしてリングに上がることも止めたと言う、どうしてと聞くとKは身体がきつくなったからではなく,大勢の観衆が声援を送る大風のような空気に居場所がなくなったからと言った。選手時代は四角いリングの隅っこが自分を落ち着かせる居場所であり、セコンド時はタオルを肩にかけ一緒に闘っていたリングサイドが居場所であったけれどいつからか孤独感と寂寥感で居場所をなくした、と言う。15歳まで海の見える小高い山で暗くなるまで遊んでいた自分とKはたくさんの人ごみ、喧騒が嫌いである共通点を持つ。一人で静かに過ごすのがいい。田舎を出て40年も過ぎたからこちらに帰っておいでと声をかけて電話を切った。

定時観測

2004-08-29 00:00:00 | Weblog


2004/8/29 (Sun) 定時観測

 いつもの決った時間の我が気持ちの変化を考えてみる。この頃の暑さと夏ばて気味からかちょっと運動をしていないのだ。面倒になったとか足が痛いとか疲れているので身体を休ます方が良いとか理由をいろいろつけている。毎日の運動、散歩やジョギング,腹筋に腕立て伏せ、懸垂などをすることが血糖値をこれ以上悪化させない方法であることをかかりつけの医者から言われているが、休日の午後の時間と普段の日の夕方の時間、先月は習慣にしていたのに今月はゴロゴロしている方が多いのだ。自分の身体は自分が1番良く知っている。再び足が痺れてきており5分も立つことが出来ない。これは困ったことよと思いつつ運動をしていれば改善されることはわかっているがいつもの時間に出てくるやる気モードが出ないのだ。で、突然今日の午後はしたくない理由を探すことを止めた。またやってみようと突然思い立った。S公園にいっしょに行こうと子供を誘う。が、宿題があるとか友達と約束しているとかで断られる。しかし、一人で一杯汗をかいてきた。良い汗であった。しかし、台風が来ているので明日の運動は出来ないだろうと既に出来ない理由を考えている。

海辺のグランドで

2004-08-28 00:00:00 | Weblog

2004/8/28 (Sat) 海辺のグランドで

 3年生の試合を応援するために1年生も連れて行くというので車を出して欲しいと要請がある。場所は実家のある町、3人の子供達を乗せて1時間かけて行く。ちょうど1年前このグランドでのRNB杯県大会地区予選でONOFCは帝人に負けた。PK戦になり敗退した。あと30cmボールが転がり込んでいればゴールになっていたのにとか僕がシュートを外したとかタッチと息子のジョーの会話を聞きながら応援だけの試合に参加。結果、小野中は2試合ともに予選を勝ち県大会に出ることになった。中学生ともなれば身体つきが大きくなるしスピード,キック力など小学生時に比べるとまったく違ってくるが、ゲームの質は違えども保護者の子供に対する黄色いかけ声は小学生の時と同じ。昼過ぎには終わったので無人の実家に立ち寄り大型台風接近のためにどこか飛ばされないか家の周りを点検して帰途につく。暗くなった頃隣町の花火大会の音がしていた。

我が家のヨン様かく語りき

2004-08-27 00:00:00 | Weblog


2004/8/27 (Fri) 我家のヨン様かく語りき

 食卓椅子に座りボ~ッとしておる。何をこれから生きがいにして生きて行こうかと悩んでおる。毎土曜夜の妻の人生最大の楽しみである冬ソナが終わったらしい。妻が言うのに,これは一時の男女純粋愛の物語ではなく人間の意識改革の話であると力説する。硬くなった自分のものの見かた考え方が冬ソナを見ることによってずいぶん変わったと。韓国の日本に対する歴史教育においては日本を徹底的に叩いた、反面日本の韓国に対するものは蔑視であった。この点韓流が日本に受け入れられていることについて日本人はヨン様に高度成長以後なくしてしまった人間の純粋さを思い出さされ懐かしく感じ、韓国人は日本で冬ソナが受け入れられていることに喜びを感じているのだそうだ。妻はこれを見て意識が変わったと旦那に脅迫的な目で言っておる。亭主関白を受け入れていた妻の意識が変わったとも言っておる。そしてやおら,今度の土曜日は飲み会があるので帰りはどうしようかと妻から相談があったのですかさず我が家のヨン様が迎えに参りますと申し上げた。これからは冬ソナのビデオを見て復習するのだそうだ。復習が復讐にならなきゃいいがと案じておる。

剪定

2004-08-26 00:00:00 | Weblog


2004/8/26 (Thu) 剪定

 前から気になっていた樫の木の伸びた枝を切ることにした。早く切るようにと妻から言われていたのを暑いからとか腕が痛い腰が痛いなどと理由をつけて延ばしていたのを思いきって休みの今日やっつけることにした。内心伸びる芽を切るっていうのはいかに無駄な芽であろうとも一生懸命生きている植物の命を断ち切るようで忸怩たる思いが常にあるけれど脚立に上がって切った。また道路にまではみ出ている芙蓉の木も花が咲いているままに切った。23年前に植えた幼木のモチノキも大きくなり頂芽だけがグ~ンと伸びていたのでこれも切った。残念かな西洋では魔除の木として植えられるナナカマドが枯れてしまったのでこれは根元からバッサリ切った。汗まみれで疲れきった昼に子供が部活から帰ってきた。自転車の籠にスパイクシューズを入れてある。どうしたのと聞くと穴があいたらしい。小3でサッカーを始めてシューズを壊したのはこれで10何足目になるのだろうか。早速子供がサッカー専門のI店のバーゲン案内ハガキを持ってきて買ってくれという。そこで親としての説教、父さんの好きなニッポンのサイドバックであった都並選手は穴のあいたボロボロになったスパイクを大事に大事に履いておったことを話すと、もう買ってくれなくていいよと言うではないか、そしてきびすを返し電話の受話器を取りおばあちゃんと交渉をしていた。う~ん、甘さが子供の成長を阻害するってことか。

芙蓉の花

2004-08-25 00:00:00 | Weblog

2004/8/25 (Wed) 芙蓉の花

 いつも行っている昼飯屋、商店街から少し裏路地に入ったところにある。ほとんどそこで食っている。そこに行く途中に雑貨屋がある。服とか食器とかを並べているこじんまりとした店である。今日はその店の前に大きな段ボールの中に陶器のコップやら皿や小鉢など雑多に入れこんでいて張り紙がしてあった。どうぞお持ち帰りください、と。早速数人で職場内で使うコーヒーカップを頂いた。普段お茶やコーヒーなどディスペンサーから紙コップを出して使うものだから大量にゴミとして出てしまう。マイコップを使えば紙コップのゴミ量が減るのでいいのである。路上の片隅に置かれている箱の中からマグカップを選んで頂いた。するとキュウに奥にいる店の人から「ありがとうございます」の声が大きく聞こえた。お礼を言いつつ早速使うことにする。100均のコップよりは気に入っている。芙蓉の花が開いている。赤と白色。夏の終わりに咲く花である。朝晩は涼しくなった。

振り返ってみる

2004-08-24 00:00:00 | Weblog

2004/8/24(Thu) 振りかえってみる

 自己の棚卸作業がある。今までの自分が歩んできた道を振りかえってみることにする。年齢は私の場合自分と他人が分別できる中学生時代からの様々な経験や出来事を一つ一つ紙に書き出す。その横にどのように思ったのか,どう感じたのか、楽しかったのか,嫌だったのか、なぜそう思うのかを一つ一つ思い出しながら書いてみる。時間系列で立に並べると過去の形成された自分が見える。自分の強み・弱みを洗い出す自己発見の手法である。私の部活動歴を見る。軟式テニス部(3年間)⇒硬式テニス部(3週間)⇒サッカー部(2.5年間)⇒ワンゲル部(4年間)である。実はこれには自分にとって深い意味がある。一人でするもの、小人数でするもの、団体でするものに大別するとテニスは相方との関係のみ、サッカーは一人では出来ない10数人は常にいるので自分と全体との関係。競技を行なう、ゲームをすることにおいては協力し合いながら試合をやる。振りかえってみるとこの協力し合いながらやることが苦手であったのではないかと思う。だから一人でも出来る山登りに熱中したのではないかと思っている。山登りにおいてはタイムや美しさを競うことなどはまったくない。自分一人で計画し実行する自己完結型である。アテネ五輪を見ながら野球も負けバレーボールも負けサッカーも負け唯一団体で勝った体操を除き団体競技はことごとく負け続けている、反対に柔道、水泳、マラソンなど一人でやるスポーツの方がみんなでやる競技よりも強いと思う。ちょっと不遜ではあるけれどもオリンピックをみながら私はそう思った。どうりで民主主義が育たないわけだ。

稲光

2004-08-23 00:00:00 | Weblog


2004/8/23 (Mon) 稲光

 なぜか毎年この季節になると,この暑さは異常だとかこのスコールのような雨は南の国と同じだとか地球がおかしくなったとかいろんな意見が飛び交う。でも残念かな日中は外の天候がさっぱり分らない場所に棲んでいるのが幸か不幸か夕方の雨も知らなかった。知ったのは外からの電話である。激しい雨が降っていて傘もさせない状態だから待機している方がよいとの知らせ。その内ドスンと激しい雷が近くに落ちたようだった。突然停電だ、空調が止まったが明かりは消えていない、PCの電源もOKである。慌てて館内の担当者が各部屋を見まわりに来て異常がないかどうかを確認している。暗くなって帰宅すれば今度は豪雨でぬかるんだ道路脇の溝に落ち込んだとかで助けてくれと近くの人が呼びに来た。総出で後から車を押し上げる、その時子供も私もみんな泥だらけ、再度風呂に入りなおす。さんざんな日である。南の方の山向こうではひっきりなしに稲光が見える。全国ニュースを見て心配したのか札幌の子供が大丈夫かと電話をくれた。妻が返事するのに大丈夫でないよと言っていた。

メダル

2004-08-22 00:00:00 | Weblog

2004/8/22 (Sun) メダル

 次々とアテネから金メダル情報が届いている。TV画面に写る試合中の選手の顔に比べて,首にメダルをぶら下げてスタジオに入る選手の表情がすがすがしい。スカッとした顔をしている。朝食の時間水泳の話になった。自分が10代20代の頃は水泳競技など表彰式の国旗掲揚はほとんどUSAの旗ばかりが目立っていたのに変わったなぁと思う。そのことを妻に話すと、アメリカのここ10何年間は若い有望な選手とそれを支える選手達は戦争に出かけているじゃないのと答えてきた。
 小学校のグランドでONOFCの練習を見る。コーチの具体的な指導に子供達の目が輝いている。やる気を出せとかもっとがんばれとかの抽象的な声が指導者からは聞こえてこない。そのかわり子供達が納得できる具体的な技術指導に子供達が深くうなずいている。A会長から公式HPが出来あがる最終コーナーに入ったことを告げられる。甲子園では県代表校が南北海道代表に負けた、札幌の子供よりメールあり、号外新聞がでて札幌は喜びで沸き返っているそうな。