年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

つき

2004-09-30 00:00:00 | Weblog
2004/9/30 (Thu) つき

 朝の5時半頃西の空を見ると一昨夜から見えなかった月が満月を二日ばかし通りすぎた格好をして晧晧と光っておる。夜は7時半頃小野川沿いに帰宅すれば北東の方向にまた月が煌煌と光っておる。台風一過のなせる技なのだろうか。今回の台風もニュースによれば各地に大きな被害をもたらしたようだ。で、帰宅すると子供がいない。どうしたのかと妻に聞くと塾に行ったとか、エッと聞き返すと妻が言うのに、先日生まれてはじめて塾に誘われ1日体験として行った時,もらったプリントに既に自分用のバーコード付きの名前が入れられていたとか。それを見ていたく感激をし、そこまでやってくれるのなら1ヶ月ほど行かねばなるまいかと義理人情から再び塾に行ったと話しているではないか。学びたくて行ったのではなくそこまで面倒を見てくれる塾に恩を感じてしかたなく行ったのだと聞かされ少し笑ってしまった。自分の向上心から行くのではなく塾側の義理を優先して行くところがちょっとおかしかったのである。ちなみに上の兄達は私の興味から誰も行った経験がない。私の興味とは塾に行って勉強する気持ちがあるのなら自分でやるほうが時間が有効に使えるのではないかと思うのだが、さて…


またまた台風

2004-09-29 00:00:00 | Weblog
2004/9/29 (Wed) またまた台風

 ここ最近毎晩のように我家の飼い犬である“ドン松五郎”がなぜかよく吠える。散歩して帰ってからもそして餌をやってもやはりよく吠えている。近所迷惑だと思いながらもマツがどこか悪いのだろうかと案じながらどのようにしていいのかわからないでいる。困ったものだ。3番目の子供が小学4年生時に下校中に子犬を連れて帰ってからだからもう14才になるはずである。人に例えれば老人の部類に入るのだろうと思う。で、鳴き声が静かになった頃を見計らって子供と本屋へ行くことになった。なにやら買わなければならない雑誌があるらしい。自分もついでにその隣にあった雑誌、ラジオ深夜便を買う。それは朝早く起きて聞いていたラジオ番組であるけれどこの手の話は耳で聞くより活字から情報を入れるほうが自分としては落ち着く感じがする。小雨が降る帰り道,車の中のラジオからは台風による水害に関するニュースが再び流れていた。

あいさつ

2004-09-28 00:00:00 | Weblog


2004/9/28 (Tue) あいさつ

 また台風がやってきておるようだ。傘を持ちながら,これでもう何度目だろうと,ついため息をつく。今朝方はじめて金木犀の匂いが飛んできた。見上げると黄色の花がついている。この匂いが漂ってくると秋祭りがやってくる。駅まで自転車で行っていると小学生や中学生の登校集団に出会う。元気良く挨拶する子、まったく挨拶しない子、恥ずかしそうに小声で挨拶する子など様々である。人と人との最初のコミュニケーションは挨拶から始まることの大切さを習慣化できるかできないかの岐路がこの年齢層から見て取れるような気がする。20歳を超える学卒の初対面の人でさえ一様にきれいな挨拶を久しく受けた経験がない。会社就職面接時での若者のコミュニケーション能力不足というが気持ちの良い挨拶が最も大切な最初の儀式だと思うのに若者は話しの中身のことばかり気にしている。就職試験を受けるための面接訓練をやりながらそのように感じた一日。

衛星通信

2004-09-27 00:00:00 | Weblog


2004/9/27 (Mon) 衛星通信

夕方はなぜか勉強会となった。衛星放送を利用して全国の会場でTVにて講師の話を聞き質問をしグループで話し合いをしようという企画である。お題はキャリアと能力をどのように育てればよいのかである。双方向システムを利用しての受け答えなどして楽しみながら2時間を過ごした。で、その後早速反省会へ突入することとなる。別に勉強会での復習をするほど頭の中に入ってるわけではない。7人でわいわいがやがやと暖簾をくぐることになった。とりあえず乾杯をして先週まで南インドでヨーガ修行を積んできた人からの報告がある。なるほどと聞いてると今度は反対側から88ヶ所参りを歩き遍路で始めた人が報告をしている。なかなか今夜の話は手ごわい話ばかりが多い。1番札所の霊山寺から13番札所の大日寺までを歩いてきた人が言うのに3ヶ月前まで東京にいただけに歩くスピードが早く時速5kmで回ってきたらしい。すごいすごいと言っているとそのうちインド帰りの人が瞑想を始めたようだ。さすが本場で瞑想体験をやってきただけのことはあるなぁと眺めていると、なかなか終わりそうもない、なんてことはなかった、単に眠っているだけであった。

25日の魂が今日も引きずる

2004-09-26 00:00:00 | Weblog


2004/9/26 (Sun) 25日の魂が今日も引きずる

 焦ってみたもののどうしようもない、計画は四六時中変わるものである。帰りは船にしようと思った。これだとゆっくり間に合うしどこかで飯も食える。今度は阪急の天神長岡から大阪へ向うことにする。前の阪急ブレーブスがオリックスとなり来年は近鉄といっしょになるのかと複雑な思いのまま切符の券売機前で淡路駅が目に止まったのでそこで下車したくなった。2年前に毎週ここにある大学校舎に通って勉強をしていたから懐かしかったのである。駅前の立ち食いうどんやでうどんすすってまた淡路駅から地下鉄乗り継ぎフェリー乗り場へ急ぐ。出港20分前である。船に乗り込むと早速大きな湯船に入ることにする。船中のお風呂は気持ちいいね,やっぱりチャップチャップしているから。毛布に潜りこむとあっという間に朝の5時半、大慌てで下船の準備をする。またまたしまったよ、7時から公民館行事の掃除と子供神輿を作らねばならぬ約束だ、遅れてスマヌスマヌと詫びていると既にできあがっていた。そこへ子供が飛んできてサッカーの応援に行かねばならないから車で連れて行けとの命令あり、既に遅刻すれすれの時間だから早く行って欲しいらしい、またまた大慌て状態二連発で友達を途中で拾ってグランドへ行った。既に先陣あり、遅れてスマヌスマヌと言い訳をした。今日の試合は1勝1分け。

京都へ

2004-09-25 00:00:00 | Weblog


2004/9/25 (Sat) 京都へ

 大阪での所用が終わったのが午後3時、このまま帰ろうかどうしょうかと思案している時、私のバカ鼻に抹香臭い匂いが漂ってきた。で、急に時間があるから墓参りをこれからして帰ろうと思いついたのだ。関西圏内において奈良の吉野には義父の墓があり近鉄西大寺の近く薬師寺のそばには伯母の墓がある。参らねばといつも思っているものの不義理をしている。しかし私の思いは“京都,行こう”である。近鉄沿線から義父,伯母の眠っている方向に黙礼しつつ乗り換えを挟んで京都駅着いたのが4時半、慌てて今度はJRで長岡京へ向う。駅に降りると30分に1回の割合でしかないバスが目の前にいる、上手い具合いに飛び乗ってバスを降りた所は祖父さん祖母さんが眠っている光明寺前である。「浄土宗総本山光明寺」とある門をくぐり抜け紅葉でよくTV放映されている石畳の緩やかな坂をゆっくり歩いていると一人二人とジョギングしている姿に出会う。まだ緑色した紅葉の木下を一直線に本堂へ行くも残念かな堂の扉が閉まっている。遅すぎたのだ。手を合わせ合掌とあいなる。京都の南東にある小高いこの場所から遠く北西を眺めればすでに街の明かりが一面に広がっている。なかなか来ないバスを待っていると十三夜の月であろうか雲の切れ目から出てきた。ウッ待てよ、これでは最終便に間に合わないどうしようと焦った。続く


霧雨ふる

2004-09-24 00:00:00 | Weblog
2004/9/24 (Fri) 霧雨ふる

 休みと休みの狭間の出勤日、朝からはっきりしない空模様である。傘を持って出ようかどうしようかと思案している途中で霧雨が降ってきた。左手で傘を差して肩からカバンをかける。今日はゴミを出す日なので自転車の前籠に二袋のゴミを一杯に積め込んで家を出る。ゴミを出す役目が私になって久しくなる。この雨は、昨日,大根の「おはる」という種類の種を植えたので丁度良い雨だと思った。夕方最終便で大阪へ飛ぶ。


秋分の日

2004-09-23 00:00:00 | Weblog
2004/9/23 (Thu) 秋分の日

 先日の休日に子供の友達二人が遊びに来た時登山の約束をした。昨年からいつの日かは連れて行くと言っていたのがサッカーの練習と試合が続きおまけに私の休みが合わなかったことから未だ約束を果たしていないのだ。数時間も歩ける自信はないが思いきって今日行こうと思った。思ったのは午前5時頃。インターネットで天気予報の雲の動きを観察するとどうも大雨にはなりそうもない。雨具を着けて歩けば大丈夫だろう、ガスがまいても安全なコースを行けば良いからと思った。高気圧の上天気で歩くのはもちろんであるが,雨の中を歩くのも空気が濃いので疲れないし気持ちがいいものである。少々の雨であれば子供達には着替持参させればいいだろうからと思い,6時になってもぐグ~グ~と寝ている子供をたたき起こした。山に行くよ~と声をかけ、友達にも行くからと電話をして欲しいと頼むと、どうもぐずぐずしている。今日は練習があるからサッカーの方に行くというではないか。折角誘っていたのに残念。どうもサッカーを休むのが嫌らしい。部活の先生に義理立てしてそそくさと7時過ぎに子供は出ていったようだ。

感想

2004-09-22 00:00:00 | Weblog

2004/9/22 (Wed) 感想

 若い人達(主に20台の人達)と話していると気になることがある。それは前を向いて何かをする時失敗が許されないのではないか、あるいは失敗をすることが怖いと思う、または失敗をすることにより周りから笑われる自分は本当の自分ではない。そのように考えている人がなんと多いことかと思う。さらに失敗=苦労の算式が頭にあるらしく余計に前を向きにくくしている情況がある。なんてことはない,20歳台の人達が影響を受けた環境がそのように形作ったのではないかと私は思っている。若い人達と会話をしていると本当の自分は失敗のないもっと素晴らしく活躍できる人間であるはずだと思いこんでいる。苦労を背負いたくないので苦労ロード・辛いロード・哀しいロードへ続く道は敬遠してしまう。そこでついついおやじ的な耳になって聞いてしまい口やかましいオヤジ口調になりそうだが我慢してしまう。サクセスストーリーのなかで最後のストーリー部分だけが強調されているのでそこを重点的に見ていてサクセスの前の苦労・辛い・悲哀を見ていないのではないかとも思ってしまう。失敗の多い、恥ばかりかいてきた自分の愚痴であろうか。そんな感想の一日。

休みあけ

2004-09-21 00:00:00 | Weblog

2004/9/21 (Tue) 休みあけ

 休みあけの今日はいつものごとくやる気モードがなかなか出てこない。一服しようと場所を移すとそこでばったり同級生のMさんに会う。立ち話をしているとますますやる気モードが落ちてくるようでメシを食おうとかお茶をしようとかでついつい座り込んでしまった。そのうち電話が入る、来客につき至急戻って欲しいと。今週は出張で札幌に行く人あればインドに行く人あり、また入院中の人ありで人手不足状態。席に着くとメールも入っている。ロスアンゼルスに留学していた人が帰ってきたので話したいとか。みんな西に東によく動いておる。そしてみんな動きながらよく悩んでいるなぁとも思った一日でした。