収穫

　仕事を辞めている奥さんは一日中何かしなければ気が治まらないようで・・・イヤハヤ


　日常では、ごはんを作ることと適度な掃除ごとを自身に課しているようではあるが・・ごはんにしたって、自分は近頃食欲がそれほど湧いてこないので、できる限り簡単にして欲しいと、何品も作るに及ばず、炭水化物系は二口三口程度でＯＫ、魚に肉系統は焼くか、煮るかの一片で結構、あとはマイ畑からの収穫野菜でＯＫのことゆえ気合を入れてごはんを作らなくともヨシ・などと伝えておる・・、
枝豆の畝とピーマン、オクラ、ナスを引っこ抜いた。そして畝の整理をし、次の野菜を植える準備をしなければならない・・と奥さんが気合を入れて時間をつぶすための仕事を作っておる。

　何せ掃除にご飯作りを終えると、あとはコタツに寝転び読書のみ。その読書も移動図書館から借り受けた本、中でもマンガ三国志(横山光輝)を一挙に5冊ずつ借りているだけに時間をかけて熟読しておる。でもさらに熱心に学習するのに野菜作りの本数種類も借りていて、必要な個所を大量にコンビニでコピーしておる様子、そしてコタツの中からつぶやいておる。アァッ玉ねぎを植えよう・よ・・時機到来

今日
　そのためにはサツマイモを収穫した後の場所にしよう・・などと、思いつくや否やサツマイモ堀りにまい進することとなる。そして自分も駆り出される・・足腰痛いのに　

　ウ～ンモグラがかじってるなぁ・・出来はそれほどではないがまぁまぁ・・か。芋を掘っていると、

小鳥がミミズや虫を食べにやって来た。逃げようともしない。

育っていないダイコンも抜けよ・・と小鳥が言っておる。

ホンジャこれも抜いて新しく種を播こうかと・・・


　今日の出先は新来島ドックの友愛寮での受刑者面接。今日はハローワーク担当を伴ってのこと。ついでに場長さんに受刑者が仕事をしているドックの現場も案内していただいた。
（写真は参照）

　オ～こんなところで溶接などの仕事をしておったのかと・・・オドロイタ。私も初めて入るエリアである。

ハロウイン

　ジムでの運動を終えた帰り道、隣のスーパーへ頼まれた買い物に立ち寄るとハロウィンの飾り物があった。

　
　昔人間だからそう思うのかもしれないが・・・あらゆるものが商業ベースに流された生活様式化されてるようで・・イヤハヤ・・例えばお正月のお節に成人式の姿格好を押しキセル、節分では豆をまけと言う、バレンタイデ―ではチョコレートが年々高級化する、ひな祭りに入学式と続けば食料品コーナーに衣料品コーナーが大きくＰＯＰ広告を作る。子供の日には玩具コーナーに人形が並び小さな鯉のぼりが風に吹かれることなく飾られ、次は花屋さんのコーナーにカーネーションの鉢植えが置かれる。そしてすぐさま七夕の飾りが設える・・・暑さを通り過ぎるといつの間にかクリスマスケーキが賑わいを見せるような・・・そのようにして1年間自分の意思ではなく、商業ベースから自分たちの生活規範を作られる。そのようにしていつの間にか自分たちの背骨が抜かれていくような錯覚を受ける。


　柚子が少し色づいた。

　確かに自分たちは、自分たちに今までなかったものを取り入れることを躊躇しない。あたかも新しいものを取り入れることで進んでいるのかもしれないが・・・

　もしかして自分を表現するのに何かを借りて仮装のごときにして今．在るを感じているのかもしれない。

　今日の朝の食卓での奥さんからの話題提供は、三国志のこと。関羽のこと、すべてにわたって強い関羽がなぜ負けたのか・・の話。面白そうにマンガの話をしてくれた。

　コミュニケ話題の一つとして、自分が経験したこと。一つは、三国志の中でだれが好きか、そのワケは？、二つめ、
遠藤周作「沈黙」で最後に宣教師神父ロドリゴが踏絵を踏み転向した。神父ロドリゴが踏絵を踏むのをどのように評価するか？
　いずれも前職時代の幹部会で社長から振られた質問である。それだけで一日が終わった。このことを省みるのにじつは、自分は何者か？を深掘りする入り口にはなるんじゃないかと・・・。

ワレ亦紅です。

　また台風がやって来た。日曜日になると飛んでくる。風はどうか、雨はどうかと気をもんだが先週の台風ほどではなかった。小野川の水量もマイ畑まで流れ込んだ先日のほどでもなく一安心。



　こんな日はコタツに入って寝転び読書に限る。奥さんは移動図書館から借りてくるマンガ「三国志」を次々と読んでいる。声をかけても面倒くさそうに答える、ジャマをしないでほしい・・とのことらしい。

　自分は、所在なげに読書にも飽きてくると、雨降る外の景色を眺めながら


　
　「松のつゆ」を口に放り込む。昔懐かしい。・・・・松のつゆ・・の思いで。小学低学年時に学校から帰るとカァちゃんに10円をもらって弟と妹を連れて近所の駄菓子屋さんに行き、ガラス瓶に入った松のつゆ、1個〇十銭？だったか、1っ個売りの菓子を3人で買っていたことを思い出しながら・・・昔は1個で口いっぱいになっていたのに・・それにしてもコリャ硬いワ・・。袋の裏の生産者をみれば、高知の大津工業団地のあそこか・・と、野村さんところにもよくお邪魔して社長と話したナァ・・と懐かしく思い出した。



　台風22号も午後には風雨もなく、なまった体を動かそうと奥さんを誘っておサンポ。池の堤に吾亦紅を見つけた。



この色合いでワレも紅であると主張する姿が・・楽しくもあり哀しくもある。

難しいこと

　相手に話を伝えることは難しい。伝わる話をすることはさらに難しい。



　話をすることも、聴くのも難しい。面倒だ。こんな時は一人黙って閉じこもるに限る。

受け容れることを拒否

　スポーツジムで思うことの多いのは、秋の季節が成せる業なのか・・・そろそろ身の程をわきまえなければならないのだろうと思ったり・・・して

　じつは自分は周りからどのように見られてるんだろうか、ということと自分は周りをどのように見てるんだろうか、のことが＝等記号になること・・のようで・

　行事ごとと用事ごとの合間合間をぬってジムに通い　
　汗をかきながら周りを眺めれば、みなさん暇を持て余してるような人が多いようで・・・イヤハヤ
　汗を流している方たちを眺めると、確実に自分はこのようなお元気そうに見える人たちに囲まれながらも隣のストレッチしてる人を見てると身体の硬い自分よりもずい分と柔らかな身体のようであり、もしかして私より年齢が上でありながらも私より身体の年齢は若いのではないか・・などと思ったりする。
　焦る気持ちも湧いてくる自分もこの中に入るんだろうと・・・一応頭の中で拒否をするものの・・・心理学的には思秋期のことか、心のバランスが悪い。

　近頃のニュースでは、不正や嘘のことばかり。車や鉄鋼の会社の謝る姿が多い。この時をとらえて大きく報道されないことに「嘘つきは泥棒の始まり」だとか「嘘と盗みは互いに隣同士」、「嘘つき世渡り上手」、「嘘も方便」などの道徳のこと。きちんと社会で学校で家庭の中で教える人がいるんだろうか？効率性だとか利益だとかのことを最優先することに慣れ切ってしまっているのではないか・・と、ニュースを見ながら思ったり・・・。



　台風前の上天気の一日。母親を連れて大学病院構内のお散歩。

　奥さんが何だかんだと車椅子の母親と話しておる。

何でもやります

　失業中の人たちがよく云う言葉に、仕事をしたい、何でもあればやります・・・という危うい発言がある。何でも・・と言う抽象的な言葉の裏付けが欲しい。仕事は抽象的ではなく具体的な行為である、という理由に因る。

　仕事を探す失業中の人の中には定年後の中高年者もいれば、若年者もいる。でも、勢い若い人が欲しいと求人側はリクエストする。ハローワークで職探しをしたところで中高年者が窓口に現れると窓口担当者は素知らぬ顔して、ナイナイの顔をするサインが送られる。一方、中高年者が利用する仕事探し市場にシルバー人材センターがある。登録料を払って仕事を紹介してもらう仕組みなんだろう。奥さんもいつかお金を支払い登録をした。〇〇の仕事をしたいと希望を書き込んだ。いくつかの条件を記入して登録をしたそうな。でもいっこうに情報が入って来ない。数軒の事業所情報があるも、それらはすべてＰＣからネットで見るものとなっている。でも1週間単位で情報が入れ替わるものであればいいものの、いつも同じ情報が数軒載ってるだけだと憤慨しておる。第一中高年者がＰＣをみて探すことができる人がどれほどいるんだろうか?の疑問が残る。これらのことを考えたい。もしかして、そのような窓口担当者にしてみれば、その担当者のためにだけある仕事ではないかと・・客の要望に応える力量が見受けられない。このことは消費者の要望に応えることができない生産者、発注する仕事をこなしきれない受注者は省かれる、あるいは衰退する鉄則に当てはまりはしないか・・と思ったり。でも厚労省の最末端現場での国民動向のチェック機関、データ収集場所と見ればわからないわけでもないが・・。

　レモンもまだ青い。
今日の受刑者の釈放前所内面接のこと。この前マッチングはすんなり可能だろうと思っていたにもかかわらず断って来たＡ君を再び連行してもらい、別の新しい遠隔地の事業主さんに来所いただき、社長専務のお二人に面接を願う。私方は受刑者から、何でも仕事を紹介してほしい・・ことはしない。仕事の動機づけ、意欲喚起、のことから始めている。そして要望に応えるべく全国の事業所にあたっている。やりたい仕事できない仕事をきちんと整理することを経てマッチングできればすぐに面接へ移行する。辺鄙なところまで来ていただくことになるも、不可能であればＴＶ面接をやる。遠隔地にいる事業主さんに最寄りの保護観察所等に出向いていただき当方の身柄と通信衛星で面接を行う。このようなスタイルで身柄の要望を可能な限りこたえる。でもできないケースも多いが、これも出所後に事業主までの道筋をつけて釈放することにする。このことを自分たちの周りのスタッフにも強要するべく動いてもらっている。もちろん再犯の撲滅などのこともあろうが、自分としての願いは犯罪歴が残る受刑者が市中の仕事を通して自分自身を磨き高め昇華し、生きる意味を考えて欲しい・・のことから離れることができない。

　今日の受刑者Ａ31歳は社長専務からの最後の質問に、あなたは出所後真っ先に何をしたいか？・・の問いに、Ａは逮捕され捕まり刑務所に入ってすぐに亡くなった姉の墓参りに行きたいと、涙を流して述べた。



　先週は惜しくも見逃した・／今日は観るぞ・・
　　失敗の数だけは誰にも負けないので・・・

曙色と茜色の間

曙色を観ながらぼんやり頭で今日の予定を思い、夕暮れの茜色を見ながら今日の憂さを確認すると一日が終了となる。

　

　その間に出向いた先は2週間ぶりの「こころ塾」。新しいスタッフさんが来られていた。ネームボードの予定欄に新しく書き加えられていたのでわかった。4月から入って来られているスタッフさんもいるものの、この月になっても顔や名前など覚えていない。でも、Be就労支援の利用者さん10数人をまとめ引っ張っていられた新しいスタッフさんは、てきぱきと仕事をやっていられた。



　うちのスタッフさんの名前は覚えきれないでも2軒お隣の松山検番・松実会「乙鳥」の千代鷺姐さんはよく覚えておる。5年ほど前までは、お会いした際お店の前で立ち話をしていたが、姐さん方はお座敷や海外公演などの機会が増え忙しくなったんだろう、近頃お会いすることは無くなった。

　朝方、布団の温もりがほどよい。スパッと布団を跳ね上げることなく、もう一度布団をかぶせて背を丸めウトウトする。

Hba1cを落す

　午後の時間1時間少しでも余裕があればジムに直行しておる。緩んでしまったダブダブ状態の内臓とそれを取り巻く筋肉を絞ること、その行先は血糖値a1cを今の状態から0.5落すこと、せめて正常値範囲の6.5あたりまで持っていきたい、食後180ほどの値が数時間続くものをいっきょに解消したいことなどがその理由である。いつも自分の身体の中の血管にはブドウ糖の甘い香りが循環しており、血液中のブドウ糖が高めな状態でエネルギー源としているのを改善しようと目ろんでおる。

　つまり通常の血糖範囲内ではなく甘い状態で動いており、やがてこれが将来的に合併症などのことが予想されるということだろうと・・・。

　でもそのことによって、いかにもがんばるぞ！長生きするぞ！の目標があるワケではない。ピンコロと逝きたいだけのこと。あそこが痛いここが痛いとわめくことなく何事もなく逝くのに努力がいる。

　で、午前の仕事を2時に終え、早速ジムへ。そしてバイクにまたがる20分は、
　　活字を読みながら。

　自分は話が嫌いなほうではないが、見知らぬ人とぺちゃくちゃ喋るのは苦手と見る。いきおい他人の動静を追いかけることなく自分の世界に埋没するごとき読みたい本を汗ふきながら・・・。


　今朝の朝焼けはきれいであった。

　先日ＨＷ担当と私どもが身柄を選択しマッチングするべく求人票の情報提供したところ、あっさりと断って来た受刑者Ａ君を再び調査室へ連行してきてもらった。今度は新しい求人票を見せて考えてもらうことにした。するとしばらく眺めていたＡ君は、きっぱり、面接を受けたいとの申し出あり。すぐさま求人会社に連絡し今週中の釈放前事業主面接を決めた。所内事業主採用面接の今年度目標を間もなく達成する予定である。

台風一過

　今回の台風も前回の台風と同様に各地に被害をもたらした。いつも聞かされる同じようなニュースや出来事にまたか。。と思うも・・自然の脅威に対する人工物の脆弱さを想う。家であったり道路であったり。



　台風が過ぎると空気が澄み山の形もスッキリ見えるのに今日は曇り空しかも寒くなった。早くもコタツを出した。

今日の台風

台風Ⅰ

　夜中の強風でミモザの枝が折れ、庭に飛び落ちてる。風の唸り声で何度も目を覚ますほど・我が家の被害はその程度であったが、ニュースでは大雨でまた被害が出ておる。自然の猛威に恐れる。

台風Ⅱ
　今日はボクシングになでしこサッカー


　村田選手のパンチは重そうで・・見るからにあとで効いてくることは素人目にもわかるほど・・




　これらのスポーツは予定調和の中に入るほどにて台風ほどではないにしても、

今日の最も大きな台風は　選挙のこと。

台風Ⅲ
　与党側が圧倒するとの予測が出ているが・・消費税問題、教育問題、憲法9条問題、北朝鮮問題、雇用問題などなど数字上で〇☓を付けることに、例えば有効求人倍率が何十年かぶりに高くなったとか、消費税を10％に上げての使い道とかで良い悪いを判断することの怖さを考えたいが・・・与党側の圧勝の方が自分には大型台風に見えてしまう。柔らかな小さな芽さえも吹き飛ばし、なぎ倒してしまう強い雨風。強者がより強くなり弱者はさらに隅っこに追いやられるような強風が吹けば、大事にしたい守りたい国民目線の弱い芽がなくなる、そのことが恐ろしい。