年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

晩秋

2005-11-30 00:00:00 | Weblog
2005/11/30 (Wed) 晩秋

 先日の出張時,訪問する予定であった所が回れていなかったので朝から出向くことになった。訪問先は4箇所,いずれも峠を越えながらのドライブとなる。あいにく外は曇りから細い雨に変わる。南の町のR441を走るとすれ違う車もない。目に入る景色は山道の紅葉も終わっている寂しい木々の姿があるばかり。峠のトンネルを出たところで美しい雉を見た。こちらの姿にあわてたようでトントントンと道路を小走り走りながらゆっくり優雅に飛び去った。新芽の春、きらびやかな紅葉の秋に躍動感を人は覚えるだろうけれどうら寂しい何もないこれから木々の葉っぱが北風とともに散っていく時期も心気持ちを自ら高揚させていればまんざら悪くないかも知れぬ。そのようなことを考えながら車を走らせていた。

○○会

2005-11-29 00:00:00 | Weblog


2005/11/29 (Thu) ○○会

 会の運営の方法、特に司会をする人の議題の回し方の技術がないために何を決めるための会なのか分からない時がある。だからつまらぬ会議に出るとすぐ帰りたくなる。会議は雑談の場であってはならない。今日の夕方のSホテルであった会議はまさしくこの手の内容であった。だから私がつまらぬ時間をなくすために議長を代わってもらった。ルール無視して。
 会議の回し方。①○○の会を始めます、ときちんと初めに宣言する②終了時間を出席者全員に告げる③議題を全員に確認する④お知らせの議題と全員で討議をする議題と意見を聞く議題と決定しなければならない議題をきちんと分ける⑤出席者全員が意見を出したくなる情況を作る⑥誰が、どのように、いつまでに○○をするのかなど後日結果報告を求める⑦次の会の時間場所を決める⑧今日決まったことを再度全員で確認する⑨終了の宣言を必ずする。
 これだけでもずいぶんとメリハリがついて時間内に終わる・・・と思う。

ゼンゴを食う

2005-11-28 00:00:00 | Weblog


2005/11/28 (Mon) ゼンゴを食う

 見るのも嫌になるほど釣ってきた手のひらサイズのゼンゴをうまく食うにはやっぱり南蛮漬に限る。ころもをつけて骨までかじれるほどじっくり揚げたのを玉ねぎスライスの入った土佐酢に放り込んでタカの爪や細葱をあしらって豪快に頭からかじるとうまいと思う。子供もいつもなら魚をめんどくさそうに食べるけれど今夜はよほどうまかったのかパクパクと食っていた。
 このところ道浦母都子の歌にはまっている。行き帰りの電車やバスの中で文庫本を広げるのがささやかな楽しみである。

 一生を棒に振りたるひと夜さえ思い返せば影絵のごとし

 水の婚 草婚 木婚 風の婚 婚とは女を昏(くら)くするもの

 とめどなく落ち込みてゆく感覚の果てに鋭き意識はありぬ

再度

2005-11-27 00:00:00 | Weblog
 

2005/11/27 (Sun) 再度

 またまた仲間から、釣り行こうと連絡があったのは一昨日。ついでに先日取りに行ったミカンがミカン山にまだたくさん残っていてカラスのえさになるばかりだからミカン取りを兼ねて行こうとなったのである。しかし今朝も雷がなるほどの雨、まぁ現地に行けば雨も上がるだろうからと勢いだけで行ったところ佐田岬半島の中ほどの小さな漁港で釣り糸をたらす頃は薄日も差してきて若年性老人達の日頃の行いの善さを実証した。で、釣れたのはゼンゴのみ。こうなったら100匹を釣って帰るぞと4人の人に宣言したとおりお昼頃には目標達成する。でも狙いの魚がつれなくて皆さんあまり面白くなさそう。本日狙っていたのは一人はイカ・一人はホゴ・一人はハギ・一人は○○○。私はリアスシキ海岸の景色を眺めながらポットに入れてきた熱いコーヒーを飲むことが目標であった。だから目標達成できたのは自分ひとりという事になる。
 下の子供サッカーの試合あり愛媛FCジュニアユースに0-2で負けたとすがすがしく電話で言ってきた。むしろサッカーより2学期の試験が終わったのでそれのほうがうれしかったに違いない。

通院ドック

2005-11-26 00:00:00 | Weblog

2005/11/26 (Sat) 通院ドック

 昨日の胃カメラに続き今日の検査内容はエコー。行きつけの病院は礼儀正しさがモットーにしているようで9時予約に対して検査技士が5分遅れて入ったところ丁寧に詫びを言われた。で、モニターをいっしょに眺めながらここが肝臓ですとか膵臓ですとか大腸ですとかヌルッとした液体を腹部に塗りつけながら検査していた。腎臓の部位をやたら撮っているなぁと思っていたら案の定後に医師から少し丸い水泡のようなものがありますねと言われた。続いてこれは良性だから心配することはないでしょうと医師は言った。やれやれ一安心。血糖値の方も薬の影響でか落ち着いており、いつも運動しておれば何とかなりそうである。
 先日足掛け4ヶ月ぶりに退院した母親と弟をつれて紅葉を見るためにドライブに連れ出した。気分転換になったようで二人とも今夜はぐっすり眠れそうだと笑顔で話してくれた。やれやれこっちも一安心する。
 夜はボーイスカウト28団の役員会あり。年末年始の行事予定を確認する。しかし、いずれの行事の日も東京にいたり大阪にいたりして参加できそうもなく12月はすべて土日は遊びの予定が入っていて申し訳なく思う。

胃カメラ

2005-11-25 00:00:00 | Weblog


2005/11/25 (Fri) 胃カメラ

 2週間前より母親に次いで妹の旦那が入院し手術を受けた。このところ私の周辺は手術ばかりが続いている。次は自分かと思うと気が気ではない。それで本日は胃カメラを飲むことにした。ベッドに横たわり口から管を通されてモニターで見る自分の食道、胃はなかなかピンク色してきれいであった。もちろんオェッを繰り返し涙が滲んで出たが普段見られない自分の体の中は神秘的な世界であった。明日も引き続き腹部エコー検査がある。糖尿チェックがある。

何かおかしい

2005-11-24 00:00:00 | Weblog


2005/11/24 (Thu) 何かおかしい

 この数週間のあいだ名前の知れた3人の女性の講演を聞いた。まずサッカー日本代表宮本キャプテンの母上宮本弘子さん、ニート対策・若者を就職させるノウハウ本を出版していて人気のある小島貴子さんのお二方の講演に共通していたのは旦那の悪口である。それぞれ自分のだんなが自立できていないなどと壇上から話していた。まぁ話しを盛り上げるために言ってるのだろうが閉口する。その点登山家今井通子さんは旦那の話しなぞまったくしなかった。まっすぐに環境問題から森や山の話に集中していた。聴衆者の立場からは前二人は漫談のごときであったし後者は医療からみた自然界の話につき考えさせられた話であった。母親がおかしくなったと考えている。そのような母親にしてしまった旦那がおかしくなったと思っている。昨日の少年サッカーにおいて小野FCと対戦して負けたSSSの選手の保護者が負けた原因を監督コーチにぶつけているのだそうだ。私はSSSのKさんに12歳で勝ち負けだけが即優劣の順序のものさしに持っていくことの馬鹿さ加減を話した。やはり12歳の今は健康な身体を作ることとサッカー競技を通して一生付き合える仲間を作ることが大切なことの一番にくるのではないかと話した。
 今日は愛南町・八幡浜市などグルグルと200数十km走ってきた。腰が痛む。

退院する

2005-11-23 00:00:00 | Weblog

2005/11/23 (Wed) 退院する

 母親から朝10時前に退院すると連絡が入った。8月30日に入院して以来だから86日もの間病院のベッドに伏せていたことになる。生来のおせっかい的性格が充分に発揮された日々であったらしく、医師を捕まえては仕事時間をもっと少なくしろ、とか患者の気持ちをもっと汲み取れ、とかやれ医師は自分の身体を大切にしろ、とか結婚相手は充分に考えて選べ、とか若い医師を孫に言うがごとく接していたためか、次々と5人もの医師が入れ代わり立ち代り退院のお別れに挨拶に来られて、さらに看護士も非番の人を除いて次々と挨拶に来られたので病院を出る時間が遅くなった。最後に来られた執刀医が言うのには、もっと早く退院させる計画であったのに延びてすまなかったと詫びるに至って、同室の入院患者3人が、ばぁちゃんはどのような方ですかと質問を受けるほど少し異常な退院風景であった。ただ、手術が手術だけにしょっちゅう通院をしなければならないようだ。それと今日はスポ少少年サッカーの試合あり。職場の若い指導員KさんがSssの監督をしており小野FCと初の試合をするから見て欲しいとの連絡あり、グランドにすっ飛んでいく。最初の10分間だけ観戦する、身体能力に差があり得点差がついたけれど12歳でそんなにがつがつ勝負にこだわることはないよと伝えて次の会場に移動する。
 次は小島貴子さんの「子供をニートにしないための育て方」をテーマにした講演会に出席する。ニートをいかにも犯罪者・ダメ人間・クズ人間的あつかいにしてしゃべるのにはがっかりした、そのような感想をもった。

同世代

2005-11-22 00:00:00 | Weblog

2005/11/22 (Tue) 同世代

 同じ年生まれの歌人・道浦母都子の歌にであう。

どこかさめて生きているようなやましさはわれらの世代のかなしみなりき

北の窓放ちて風に向かうとき確かにわれも立ち直るべき

あきらめて優しくなれる予感するふるさとの秋不意に恋しき

明日あると信じて来たる屋上に旗となるまで立ちつくすべし

おちば

2005-11-21 00:00:00 | Weblog

2005/11/21 (Mon) おちば

 コナラ・もみじ・かえで・ヒメシャラ・カマツカ・ヤマザクラ・クヌギ・ブナ・トチノキなどの落ち葉の上を歩くとフワフワした心地よい感じがした。しかし、落ち葉の下にあった石に足を滑らせ足首をひねってしまった。昨日の痛みが今日も残る。まだ暗い朝の5時西の空を見やればオリオン座が優しく見えた。今日は雲ひとつない上天気である。