年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

わくわく

2009-04-30 00:00:00 | Weblog
 GWが始まる、なんだか少年のような気持ちでワクワクしている。あれもしたいこれもしたいと考えている。その中でも筆頭は自然の中にどっぷり浸かってやろうと考えている。行き先は考えていないのでその日その時に考えることにして同行者を見つけるために相手を探してみる。連休の1日は家の中の掃除とか片付けとかに費やそう、そして1日は何もしないゴロゴロの時間を作ろう、そして他の日にはとりあえず透析の弟の病院送迎に2日は要るだろう・・・と指を折って数えてみると5連休の残りが1日しかないことに気づいた。ありゃリャ困った困った。その一日を濃密な家族の時間を保ちたいと思い4番目の息子に打診する。部活も休め勉強も休んでどっかイコウか・・・と言うと、イヤ試合があるからダメ、の冷たい返事あり。続いて妻にもたまには二人でどっかイコウと笑顔で話すと、イヤ仕事がたまっているから休みなしだとつらそうな返事あり。しょうがない。出張で帰宅している3男は、いつ休みが取れるかわからないと言う。じゃ山仲間のIさんに連絡するとIさんの義父の体の調子が悪いので見舞いに行きたいからダメだと言った。なんじゃいこれはいったい何だと愚痴った所で、自分だけが遊びに忙しさを感じていることだけなのかとあほらしく思う。
 60を過ぎて思うことは、精神的な自分が身体的な自分をうまくあそばすような知恵がワンパターン化しているなぁと思うこと。我思う、ゆえに我ありと言ったのはデカルト、それでは我遊ぶゆえに我ありと言ったのは誰だったか・・・
 乙女に恋をしている。一年に一度だけ会いに行きたいと思っている。名前はウロジロヒカゲツツジ。日陰に咲く可憐で美しい花である。

緑色に染まる

2009-04-29 22:59:48 | Weblog
 この時期山に入ると鋭気を自然がプレゼントしてくれる。冬の芽の出ない季節をようやくやり過ごすと、気温が上がり始める4月後半から落葉樹の樹木からはいっせいに柔らかい産毛のついた葉っぱを見せてくれる。一概に緑色といっても樹の種類により葉の色がまったく違う。薄い緑・黄みを帯びた緑色から透明感のある緑色もあり、太陽に輝く緑色も目につく。しかしクレヨンの緑色を自然界に探すことは難しい。その緑色の中にいると身も心も緑色に染まる。そしてなんだかそれらから気を頂く感じがしてくる。いつも山から下りて自宅に帰るとハイテンションになり気持ちが高ぶるのはどうしてなんだろう・・・不思議ではある。26日の山は寒かったけれど今日の山は、良いお天気につき気持ちが良かった。

悩む

2009-04-27 00:00:00 | Weblog
 立ち上がりの悪さをいつも感じる月曜日。どうもリズムに乗るのが難しい、また雑な頭が動いてないことに別に苛立ちを覚えることもなく淡々とやっている。しかし調子を上げたところでうまくできるできるものでもないだろうに、50歩100歩くらいのものだろうと・・・月曜日午前中の吾が仕事振り。
 ハローワークのカウンターに座っているといつもの顔なじみさんが数人いることに気がつく。ほとんど毎日やってこられて職員と就職の話をして紹介状をもらい面接に行って不採用となり、またやってくる・・・の毎日。職にありつけない=生活ができない、と考えるけれど、彼らは日に日に痩せ細るでもなく、半ばあきらめたような表情を見せながらも優しい笑顔を見せてくれる。きっと悩み苦しんで不安の連続だと思うと、こちらもより一層真剣にやらざるを得ない。明日こそ今日よりもっといいことがありますように・・・

山菜ですね

2009-04-26 00:00:00 | Weblog
 この時期はなぜか心躍る。柔らかな新緑・生まれたばかりの葉っぱがトンネルになる、そのような山道をゆっくり歩きたい衝動に駆られる。無論目的はウド。M君の所有する山に向かうこと自宅から2時間の距離、県境に位置する。坂本竜馬が土佐藩を脱藩した時に通ったといわれるこの地は静かである。M君と私の二人のみだから私の耳に入る音は彼の声とあとは小鳥のさえずりのみ。二人でせっせとウドを採ることにする。2時間も採れば米袋大のナイロン袋も6袋になった。ウドは香りがよい、山の精霊が閉じこもっているように思う。精霊に遭えるこの日が365日の内でもっとも楽しい。
 今日は寒い、北の大地では雪が降っているとかニュースで報じている。それにつけてもどうしたのだろうか。例年ならば5月4日、5日が私のウドをとる採集の日と決めているのに今年は、先日来高い気温が続いていたためか、10日も早く芽が出ている。
 1年ぶりに会うM君は農協で経理、人事を任されているので苦労話が多いけれど、昼飯に肉を焼きながら聞き役に徹すと、ひょうきんな彼のマネジメント手法の話がおもしろかった。