今私が一人でいることを知っている友人たちが次々と、ご飯を食べに来いとか、コーヒーを飲みに来いとか、あるいはお寿司を作ったから持って行くとか、あるいは天ぷらを揚げたから食べてくれとか、みんなから声をかけてくれている。ありがたく思う。なんか暖かな優しさが伝わってくる。年齢により定職もなくなった友人が何かをするでもなく、命令されるでもなく、恩着せがましく云われるのでもなく、さりげなく言葉をかけてくれる・・友人に感謝。
でも昨夜から病室で泊まり込んでいる今朝は、むろんほとんど徹夜状態につき頭や身体がぼんやりしている。足腰は相当痛むようではあるが、我慢強い妻と会話ができるのでありがたい。でも口を開くのがつらそうなときは手を握っての対話となる。執刀医から術後の説明によると、ぎりぎりまで輸血しないように手術をしたんだとか、人工骨頭は現状で最も合いそうなものを装着したとか、説明があった。
季節はきちんと忘れることなく回ってくる。もうすぐ彼岸花が咲く。
大きな手術はこれで終わったことを奈良の義母に報告した。心配していただろうと思って説明をした。義母は安堵してくれたが・・・