年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

助けられる

2013-08-31 00:00:00 | Weblog

 今私が一人でいることを知っている友人たちが次々と、ご飯を食べに来いとか、コーヒーを飲みに来いとか、あるいはお寿司を作ったから持って行くとか、あるいは天ぷらを揚げたから食べてくれとか、みんなから声をかけてくれている。ありがたく思う。なんか暖かな優しさが伝わってくる。年齢により定職もなくなった友人が何かをするでもなく、命令されるでもなく、恩着せがましく云われるのでもなく、さりげなく言葉をかけてくれる・・友人に感謝。

 でも昨夜から病室で泊まり込んでいる今朝は、むろんほとんど徹夜状態につき頭や身体がぼんやりしている。足腰は相当痛むようではあるが、我慢強い妻と会話ができるのでありがたい。でも口を開くのがつらそうなときは手を握っての対話となる。執刀医から術後の説明によると、ぎりぎりまで輸血しないように手術をしたんだとか、人工骨頭は現状で最も合いそうなものを装着したとか、説明があった。

 季節はきちんと忘れることなく回ってくる。もうすぐ彼岸花が咲く。

 大きな手術はこれで終わったことを奈良の義母に報告した。心配していただろうと思って説明をした。義母は安堵してくれたが・・・

 


術後はいつも

2013-08-30 00:00:00 | Weblog

 記憶をさかのぼると40数年前に赤十字病院で手術をした弟にその夜付き添った。その後O病院でも手術をし夜は私が泊り込んだ。弟には、それ以外にも現在透析に通っているM病院でも、改築前の県病院でも泊り込んだ経験があるけれど、いずれの病院もウトウトでも眠れる状態ではなかった。次に母親が喉頭癌手術した8年前も大学病院で泊り込んだ。まだある。子供の入院にも付き添いで泊り込んだ。4男がまだ幼少のころ生協病院のベッドで管でつながれている子供と一緒に眠った。3男の入院の時は出張中であったけれど、途中で切り上げて病院へ駆けつけそのまま泊り込んだ。長男の入院時も泊り込んだ。当時妻は他の子供がいるために私が病院に泊まり込むようにしていた。病室内はいくら個室を与えられているとはいえ医療機械の音や照明の明るさそして寝床の狭さなどで付き添いの人が眠れる条件は多くはない。

 そして今日は2回延長になった妻の大腿骨の手術があり、私が県病院に泊まりこむことになった。これで6月12日の事故で足を牽引していたがその錘が80日振りに外された。今まで4回の手術をしたことになる。今回が一番きつかった。私も、もちろん妻も。手術室から病室へ上がってきた時は蝋燭のような顔と手足のようであった。でも輸血をしたり血小板を入れたりする過程で血圧も少しは回復し顔や手足にも赤みが現れてホッとした。夜の12時近くになっていたが、ウトウトしようにも出入りの回数が多い看護士に気を取られてまんじりともできなかった。あたりまえか・・・これでうまく行けば来週からリハビリができる。そのような明るい希望が湧いておる。


ご飯食べる時間もなく

2013-08-29 00:00:00 | Weblog
 何をしてるのか・・・
 ここ数年時間を割ってその日の行動計画を立てることはほとんどなかったが、昨日計画していた通りに今日は動くことになる。マヅは弟の病院へいきDrに会い、それが終わったのが1時前。患者さんが多く待ち時間が長かったのが因。慌てて病院内のお店でサンドイッチと無糖紅茶を買って、車の中で食べることになる。続いて母親を予約をしているので2時前までには大学病院へ連れて行かねばならない。しかしこんな時によくある話・・道路は渋滞・・・
 母親にはすぐ出かけることができるように準備をしてもらうべく電話を入れる。
 目指す光学医療診療部の部屋へ。時間がない、車椅子に乗せてビャ~ッと行こうとしたが、母親は杖でゆっくり歩く方を選択。やっと5分前に到着する。ヤレヤレ・・今日の目的は、いつものバルーンを入れて喉の拡幅手術をすることになる・・・が。母親が今朝血液サラサラの薬を飲んで来たために、Drから今日は喉の状態を見るだけにしましょう・・となった。PCのモニターを見ながら説明を受けたのが3時半。オ~今日は麻酔を使っての喉の拡幅でない分すぐに帰ることができる。でもモニターには食べ物のカスが喉に詰まってはいるが穴はあいているために今回は、マァいいか、となった。
 そして自宅に母親を連れて帰り、今度は妻の病室へ。今日から個室に変わっている。そこで明日の手術で利用する麻酔についての同意書にサイン。
 みんな・うまくいきますように・・・

そして続いて

2013-08-28 00:00:00 | Weblog

 私は今非常に忙しく各病院を渡り歩いておるようだ。妻の病院と弟の病院。今度は母親を連れて大学病院へ明日行くことにした。別に緊急を要するものではなく、毎月の喉の検査である。いつも詰まり気味になるのどの部分をバルーンを入れて拡げてもらうことをしている。でも今は喉が詰っているでもなく水もご飯も食べることができるので大きな問題はないと思っている。でも、病院へ行く前日はいつもお風呂に連れて行ってくれという。人様に会うにはやはり清潔にしておきたいらしい。で、午前中から「星乃岡温泉」へ。90分過ぎての湯上りは、客も少なく大変気持ちがよかった・・といってニコニコマーク。そのあと自分は2時予約の整体へ。2回目であるが・・こんなに痛い目をしながら、なんで高い料金を払う必要があるのか・・などと自虐的な気持ち。

 なんだか毎日病院へ行って患者を励ましたり、医師の説明を聞いたりとしていると、突然宮沢賢治の詩がかすめてきた。

雨ニモマケズ  風ニモマケズ  雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ  丈夫ナカラダヲモチ  慾ハナク

決シテ瞋ラズ  イツモシズカニワラッテイル  一日ニ玄米四合ト  味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ  ジブンヲカンジョウニ入レズニ  ヨクミキキシワカリ  ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニイテ  東ニ病気ノコドモアレバ  行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ  行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ  南ニ死ニソウナ人アレバ  行ッテコワガラナクテモイイトイイ

北ニケンカヤソショウガアレバ  ツマラナイカラヤメロトイイ  ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ  ミンナニデクノボートヨバレ  ホメラレモセズ  クニモサレズ

ソウイウモノニ

ワタシハナリタイ

やっと・・・

2013-08-27 00:00:00 | Weblog
  朝や夜などやっと汗を拭くことがなくなった。窓を開けっぱなしにしていると寒いくらいの風が入る。
  と、同時に疲れもドドドッと出てきているようで、身体を動かすことも面倒くさくなる。しかし・・・
  今度は弟が、入院しようかどうしようかと迷っている。実は新しくお世話になっている福祉タクシーのBさんと障害福祉施設アイルのOさんから弟さんが骨折しているので歩くことができないのではないか、病院側と相談してみればどうか・・と提案があり、そのことで透析の日に整形外科と相談することになった。診断名は「破壊的骨折」というものである。主治医の先生は、痛み止めのみの治療をするとか。つまり治らないであろうから、本人の入院をしたくないという意思を尊重する・・・
 妻だけではなく弟の面倒も見なければならない。

TSUTAYA

2013-08-26 00:00:00 | Weblog
 
 この頃天気もスカッとすることがない。でも気温が上がらない分過ごしやすい。で、今日もビデオ屋さんへ。先日チェックしておいたものを借りた。「すーちゃんまいちゃんさわ子さん」の新作?はそうか、独身を貫く女性のそれぞれの過ごし方を「結婚」を軸に暗く追い込む方向ではなく、なんとなくリズミカルに喜怒哀楽を撮っている・・・ように思った。

 それと「インビクタス/負けざる者たち」、これは実話にもとづくものとか。
 人種差別、経済格差の渦巻く南アフリカを初の黒人大統領として白人VS黒人の統率ではなく融和であり未来志向をしたネルソン・マンデラ大統領とラグビーチームキャプテンの話を実話として撮ったものとか。いい映画であった。
 事故以来まったくビデオを観たり映画館へ足を運ぶことができない妻へそのような映画の話をすることになる。

いつも

2013-08-25 00:00:00 | Weblog
 夕方に病室へ行くことが事故以来の日課になっている。
 愚痴を聞いたり、孫の話をした、りシドニーにいる4男の今日の予定を送られてきたメールに沿って話しかけたり・・・と。
 本人はとても辛いだろうと思うけれど、これだけは日にち薬によるところが大きいだけに、焦りは禁物かと思ったり・・と。で、札幌の孫の写真が送られてきた。

 Y君はソフトクリームが大好きらしい。口の周りいっぱいクリームをつけておる。そういえば北海道で食べるソフトクリームはちょっとこちらで食べるものとは違うよね。そして4男の今日は、昨日の山に対してmanlyという海辺に行ってるらしい。

今年の観月祭

2013-08-24 00:00:00 | Weblog

 この時期の夏の終わり頃になるといつも花火大会が開かれる場所は、横河原の重信川の河原。今年は今独りだから見に行くことはないと思っていると3男夫婦からお誘いあり。しかもお嫁さんが晩ごはんを作ってくれるという。ぽつねんと何かをするでもなく、ただぼんやりと焦点の合わない毎日を過ごしている私を思い憚り声をかけてくれたんだろう。優しい気持ちに感謝。また夕方、病室にいるとハローワーク時代のTさんからも電話あり、奥さんはその後どうか、ジイは元気を出しているか・・などとこれまた励ましの声をかけてもらったりと周りの優しい人たちに感謝。
 
 花火の醍醐味はそのきれいさの他に大きな音とあの煙とその匂いにあるんだろうね、きっと。
 今日のオーストラリアからの連絡は、Blue mountain からの写真であった。雄大な景色を楽しんでいる様子である。また、長男宅の次男の8か月を超すM君が、とうとうハイハイを始めたと、成長を喜ぶ連絡もあった。

今日はうれしいことあり

2013-08-23 00:00:00 | Weblog
2ヶ月以上続いているこの異常気象。 なんとかしてほしい・・・    すると灰色の雲が湧き待望の雨粒が・・・病院を7時半頃出ると雨が降っておった。豪雨で被災された地区の方々には申し訳なくも、ついついうれしくなってくるではないか。
 今日の4男からの連絡は、ハーバーブリッジを登ったとか。 送られてくるメールや写真などそのまま病院で見せると妻も安心の様子。


 で、今日の映画は「しあわせの隠れ場所」
 このアメフト選手の話は実話に基づくものらしい。 
 この作品も昨日に引き続いて大変よかった。 

老いること

2013-08-22 00:00:00 | Weblog
 今日の映画は、クリント・イーストウッド主演の野球スカウトマンの物語。
「人生の特等席」は結構面白かった。噂やデータ重視で選手の将来性を見るいまどきの選手発掘の方法ではなく、視力も衰えているが、現地へ行き自分の目で見、耳で感じて将来有望な野球選手を発掘するというスカウトマン。それに老いて黄昏ゆく人生に、幼少時からそりの合わなかった自分の娘が絡んでの話は、ハッピーエンドの結末まで、人間くさい味わい深い映画であると思う。亡き妻の墓の前で酒を飲みながら、ユーアーマイサンシャイン・・などと謳っている光景はまさしく古老が故の孤独感が溢れておった。
 我慢するにも限界が近づいた。とにかく暑いのだ。昼も夜も。クーラー付けると身体の調子が悪くなるし・・困ったものだ。
 シドニーにいる4男から電話あり。ナントカ公園にいるとか、声が大きいので近所にいるのかと思ったほど。