年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

父と子

2015-06-30 20:24:14 | Weblog
 朝ご飯を食べながらTVニュースを見ていると篠田桃紅さんの本のことが紹介された。先日篠田桃紅さんのドキュメント番組を見たばかりで強い印象を持っていた。
 まだこの本を開いたことはないが・・・。
 
 学生時代に読み耽った本のひとつにドストエフスキーやツルゲーネフなどのロシア古典文学などがある。その中でツルゲーネフの「父と子」は、青年時の自分に一つのヒントを与えてくれた。当時実家にいて、自立できないケツの青い自分と毎日辛そうに働いていた父親との間で内面的な葛藤や小競り合いがあったことを懐かしく思い出す。といっても普通の家庭にある親子対立の戦いであったろうが・・。旧世代の価値観やものの見方考え方と新しい世代の価値観やものの見方考え方の違いについてであったはずだが。父親のいつもの口癖であった、男は40も過ぎるとだんだんと人間が完成に近づく・・などと父親は自分自身を評価する姿に、なん言っとるんじゃ・・完成?・・何が?・・などと父親にたてついていたことがあった。根無し草、デラシネのような毎日を送っていた自分には、当時の父親が言う、完成された男・・などがうっとうしく思われた。人間死ぬまで迷いながらぼそぼそ歩くもんじゃないのか・・などとわかったようなませたことを言う私であったがために・・。

 で、この本の表題、「一〇三歳になってわかったこと」で紹介されていること。「生きてる限り人生は未完成」と言い切った篠田桃紅さんの言葉に、大昔の自分と父とのことを思い出した次第。でも、その前のキャッチコピー「『いつ死んでもいい』なんて嘘」は本当?っての疑問は残る。

 本日の刑余者相談室にやってきた人は、5年以上の刑期を経て満期にて近々釈放される。仮釈放と違い帰住先や身柄を引き受ける人を指定されない。然し就労支援をするにあたり就労場所を申告してもらう必要がある。連絡先を聞くと、返ってきたのは関東にあるキリスト教教会の所在地であった。そこに行くのかと尋ねると、いや身寄りが全くないから、娑婆で思いつくのは以前数回行ったことのある教会だけだと云った。

 父親は40代の頃、私が二十歳過ぎの頃、米海軍の佐世保エンタープライズ入港阻止として抗議行動に佐世保に行ったことがあったが、その父が亡くなって21年が過ぎる。若いころ局員さんと不倫などを経験し家庭内を暴風雨に巻き込んだ父親も50を過ぎたころからパーキンソン病と診断されて以来、昼夜逆転の生活を送った。福祉ベッドの脇で支えていた母や、たまの気晴らしにと父親をドライブに連れて行くのに車の後部座席を横になることができるようにして介護をしていた弟であった。その弟は昨秋亡くなり、父弟の二人とも居なくなった母親は、寂しい寂しいと言う毎日。篠田桃紅さんは、100歳を過ぎても、常がない毎日は新鮮であり新しいものにチャレンジできるので寂しいことはないという。
 今日は夕方から雨の予報。雨が落ちる前にいつもの運動公園で散歩する。途中喉が渇いたのでヤマモモの赤い実を口に頬張る。雨の中、夕方仕事帰りの3男が、母親にタブレットの使い方を教えにやって来た。

お昼寝

2015-06-29 00:00:00 | Weblog
 毎日の仕事をフルタイムでこなしているT君であるが、自営業につき放ったらかしの仕事ができるはずもなく休日明けの今日も朝から夕方まで忙しく仕事をしたのだそうだ。近頃3日にあけず夜になると交信をしていて、その折楽しそうな仕事ぶりを聞かされる。その時友人知人の情報を仕入れることもある。今夜耳に入ったのは小中高の同級生であるKちゃんのご主人さんが今月上旬急に亡くなった・・事を聞かされた。年齢は71歳。ご主人のSさんは私も仕事上でお世話頂いたこともあり穏やかなお人柄をまじかに感じていた。でも私はもちろん、家族葬につきT君も知らなかったそうだ。このように最近亡くなられた後にわかることが増えている。

 夜は10時半過ぎには電気を消して寝ておる。しかし夜中3回くらいはトイレに起きる。再び寝て朝方は5時くらい、早い時は4時半頃服を着替える。だからであろうか、昼過ぎには突然睡魔が襲ってくる。そして1~2時間は寝入ってしまう。夕方4時頃目覚めると薄い毛布が掛けられていた。妻がかけてくれたのだ。

 今日の午後の睡魔の発生源は、母親から催促を受け2時間かけてのお買物の付き添いの疲れ。ホットカーペットを未だに敷きっぱなしにしているのでそれを夏用に代えたいから新しい敷物が欲しい・・・などと云ってきた。足が自由にならないので恐る恐るスーパーに買い物車を押しながら店内を歩く。転倒すればoutになるから注意が必要となる。注意をしなければならないのは本人ではなく付添いの方。90を過ぎても気分転換だと言いながら店内をウロウロするのに、あっちも見たい・こっちも気になる商品がある・・などと独り言を繰りながら、傍に赤ちゃんを見つけると立ち話など・・時間がかかってしょうがない。目的の商品コーナーにたどり着くのに時間がかかる。

 妻は1週間に1回のPTさんの訪問リハの日につき、この時間を利用しての母親付添いであった。
 朝早く玄関先のアプローチで、今年初のカミキリムシを見つけた。 この虫を果たしてWくんやMくん、YくんにSくんの孫たちは手に取ることができるだろうかと・・・フト思ってしまった。

メタセコイヤの新緑

2015-06-28 00:00:00 | Weblog

 久万高原町・久万カントリーゴルフ場クラブハウスや敷地内の教会へと続く坂道のメタセコイヤの木々が緑に染まり光輝く季節になった。
 近頃カラオケで昔の唄を歌う機会も失せ、声高らかに自分に酔いしれ下手な歌で自分をごまかそうとすることもないが、代わりに音感関係でいえば讃美歌を腹から声を出して歌うとなぜだか頭の中がすっきりしてくるから不思議ではある。

今日の午後、肚から声を出して歌った歌
「讃美歌21」 437番

 「行けども行けども」

1 行けども行けども ただ砂原、
  道なきところを ひとり辿る。
  ささやく如くに み声きこゆ、
  「疲れしわが友、われにきたれ」。

2 やけたる砂原 いたむ裸足、
  渇きのきわみに 絶ゆる生命、
  しずかにやさしき み声きこゆ、
  「生命のいずみに 来たりて飲め」。

3 帰る家もなく つかれはてて、
  望みもなき身は 死をぞねがう。
  さやかにちからの み声きこゆ、
  「帰れや、父なる 神のもとに」。


 3男が自分で使わないタブレットを母親にプレゼントしようやって来た。ほとんど使っていないようだ。で、早速インターネットができるようにWiFi利用可能の無線LAN親機をPCにセットした。が・・・使い方がわからない・・どうしたものか・・とりあえず明日本屋さんに行ってタブレットの本を買って勉強する・・などと妻が言っておる。





肉を食べる会

2015-06-27 00:00:00 | Weblog

 今年の4月から、生活困窮者の自立支援制度が始まった。生活全般にわたるお困りごとの相談窓口が設置された。働きたくても働けない、住む所がない、などの相談に対応している。そこでの相談は一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、寄り添いながら、他の専門機関と連携して、解決に向けた支援を行うことになっている。

生活困窮者自立支援制度においては、
①住居確保給付金の支給(家賃相当額の支給。離職などにより住居を失った人には、就職に向けた活動をするなどを条件をつけて、一定期間、家賃相当額を支給、但し条件を付けているが・・)
②就労準備支援事業 (社会との関わりに不安がある、他の人とコミュニケーションがうまくとれないなど、就労が困難な人に半年~1年の間、プログラムにそって、一般就労に向けた基礎能力を養いながら就労に向けた支援を行う)
③家計相談支援事業 (家計の立て直しをアドバイス。家計状況の「見える化」と根本的な課題を把握し、相談者が自ら家計を管理できるように、状況に応じた支援計画の作成、相談支援、関係機関へのつなぎ、必要に応じて貸付のあっせん等を行う)
④就労訓練事業 (一般就労することが難しい人のために、一般就労に向けた支援を中・長期的に実施する就労訓練事業)
⑤生活困窮世帯の子どもの学習支援 (子どもの学習支援をはじめ、日常的な生活習慣、居場所づくり、進学に関する支援、高校進学者の中退防止に関する支援等、子どもと保護者の双方に対する支援)
⑥一時生活支援事業 (住居のない人への衣食住を提供)

 このような制度を利用せざるを得ない状況に置かれている人、に対して支援をしている人たちが私の周りにいる。かくいう自分もそのような状況に追い込まれるかもしれない人に接していることもあり、仲間内で一度打ち合わせ方々一杯やりましょうなどと、私の方から持ちかけたのが先日。ありがたいことにちょっとした出来事があり、私が招待を受けたようで・・。何を食べようか、の問い合わせに真っ直ぐの答えは・・・A5の肉がいいです・・と年齢による臆面も恥ずかし気もなくお願いを・・したわけで。

 夕方、2時間くらいで終了かと思いきや、実際のおしゃべりが終わる頃には4時間も経過する始末で・・お店の方にはご迷惑をかけたのではないかと・・。
 旧知の人たちであり愉快な人たちであるが故、ついつい肉よりあらぬ話の方が面白くなって、肝心な話はどこに行ったやら。

ムシムシする

2015-06-26 20:15:48 | Weblog

 刑務所を釈放された後、仕事のない無職者が再犯する割合が上昇している。再入所する刑余者が再犯時に無職であるのは7割。だから国の政策としても出所者の就職に力を入れている。
 今日の講話を考えるのに頭がいつものように回らなかった。だから2週間前に使った資料にちょっと手を加えただけでやってしまった・・・結果、なぜか猛烈に疲れてしまい、自宅に戻るとついつい昼寝、午後の予定を帰宅する私を手ぐすね引いて待っておった妻のご機嫌思わしくなく、ハイ申し訳ござんせん・・と。
 
で、本日のおしゃべりのネタ

松山刑務所講話6.25

①導入の話
※気候・梅雨の特徴
※友人が道東旅行に行った土産話→青年時代を北海道で過ごし、仕事と遊びで青春を謳歌した。それから30数年後再び北の大地を踏んだことの感想など。
楽しい思い出・・苦い思い出・・つらい思い出の体験発表
②労働市場の説明
※失業率
※有効求人倍率、県別有効求人倍率
※職種別求人倍率
③最近の就職状況(成功事例の紹介)

④履歴書の書き方指導

⑤就職の方法
それぞれの長所と短所
※知人を頼る
※雑誌を見る
※ハローワークを利用する
⑥結びの話
※仕事は何のためにするのだろう?
※仕事をやりつくすには自分はどうしたらいいんだろう?
※ものの見方考え方
※こころの持ち方


 近々仮釈放される刑余者10数人が、同じ服を着て無駄口たたかず行儀よく三人机の椅子に座っている。一人ずつ聞いてみた。ガラス窓の外は雨。その向こうにコンクリートの高い塀がある。指を指してこの向こうで自分はウマく生活ができると思うか?と訊く。全員が難しいと答えた。自分は社会から拒絶されるであろうと・・。そして考える時間を持ってもらうことにする。社会から拒否されない生き方とはどうすることなんだろう?と。懲役刑につき昼間の時間は労働をすることになっているが釈放前居住地ではそれはない。ないから考える時間はたっぷりあるだろう。しかし考えても考えても頭の中は堂々巡りだとか。
 本当のことを言っての就職活動は難しいがウソをついて就職することはさらに咎める。誠実に生きたい気持ちとそれを許さない社会、自分を拒絶する社会とのはざまで彼らは揺れる。年齢20代から60代の彼ら。私が彼らに二度会うことはない。一期一会。だから最後のエールは、死の前までまっとうに生きぬいてくれ・・はいつもの締めくくりである。

四つ葉のクローバー

2015-06-25 00:00:00 | Weblog

 いつもの公園でグランド外周を歩いておる。といっても自分はベンチに座っているだけ。妻が1周450m×5周の2250mを2本の杖をついて歩くのを待つだけ。自分の場合10mも歩くと足が痺れて力がなくなる。ヨロヨロしながら歩かざるを得ない。この2ヶ月背中と肩と足に湿布を貼る枚数が大判毎日10枚。だからスースーしてくる身体を持て余しながら、周りのきつい意見もあり、痛みとしびれを堪えながらでも少しは動かそうと努力はしている。特に左足の筋肉が落ちている。それでも70%くらいは回復していると思うも、階段を上がる時には力いっぱいしびれ足を踏ん張って一段づつ上がっているような按排で・・。

 50分ほどの散歩時間を終えた妻が、何やら手に葉っぱを持ってやって来た。ナンジャイ・・とみると四つ葉のクローバーであった。グランド外周コース脇にクローバーが植えられていて偶然見つけたらしい。複眼の目になっているので手で触りながら葉っぱを数えたらしい。すると葉っぱが4枚あった・・と喜んでおった。

 道東旅行を終えたご近所のHさんからツアー旅行の話を聞く。38年前まで札幌に住み道内を営業で廻っていた青年時代にタイムスリップした話。都市部は昔の面影がほとんどない代わりに原生林など近くで見ると昔そのままの姿があり感慨深かった・・そのような話を聞いた。

山桃の熟れるころ

2015-06-24 17:58:59 | Weblog
 いつもの東温市総合公園に5~6本植えているヤマモモの木に粒は小さいが赤い実が熟れていた。

 やまももの赤い実が熟れるこの時季になるといつも思い出すのは、高知県南国市十市のこと。十市地区はやまももの産地。6月高知市出張の際、いつもこの実をお土産に買って帰ることが多かった。独特の味と大きな種が懐かしい。それと今ではメジャーになってしまったが馬路村産の「ごっくん馬路村」 馬路村農協が製造する柚子と蜂蜜のドリンクである。子どもたちが好んで飲んでいた。自分にはカツオのたたき以上に南国土佐の味覚である。なぜか懐かしく思い出されて・・・

 水処理会社のT君はよく働いておる。月曜日から土曜日まで顔を真っ黒にして元気よく動いておる。学生時代はヨット部に属していたがヨットに乗って優雅に60台を過ごしている、などと話すことは全くない。今日も仕事明日も仕事らしい。反対に私は今日も休み明日も休みのことゆえ、T君には頭が下がる。それで先日の日曜日は休日だったとか、奥さんを連れてアジサイを見に行ったらしい。その写真を仕事帰りの途中に持ってきてくれた。

 しかし、仕事一筋のT君は、花好き奥さんほど花にはあまり興味がなさそうで・・・

 このアジサイを管理しているのは90歳近くの人里離れた山辺に住む独居老人だとか・・。そこで撮った写真。
 本日のメインは何といっても、これ。

昨日の疲れが今日に出る

2015-06-23 20:50:35 | Weblog
カンデオホテルズ松山大街道  東急ホテルの斜め前に姿を現したのは、こんなホテル。オープンが8月8日の末広がりの日だとか。

 昨日のハレ顔をした元国会議員さんの話を聴いてなぜだかどっと疲れてしまい、昨夜は9時半には布団の中で沈没。その話を「こころ塾」スタッフさんに話しかけると、私も同じです・・などと云っていたが・・どうしてなんだろうか。人の上からわしづかみをして裁くような話し方をするためであろうと思った次第で・・。

 さらに、本日午前中に相談を受けた刑余者も、自分の頭をこんがらせた。新聞に出るような犯罪を犯しながらも刑務所にいることを伏せて就労支援をしてくれ、などと自分勝手な意見に頭に来てしまう。当然それは受けることはできない、と私の方で拒否したが・・。

 もう一人の33歳の刑余者は生活をかけていて、妻と子供3人の扶養義務を全うするために、仕事をしたいので支援をして欲しい旨、言ってきた。
 とまぁ、こころ塾でのうつ病の人の就労支援お一人、刑務所内での刑余者二人の就労支援をやると、首が回らなくなってくる。
 妹がお土産を持ってやって来た。ド・ドどこに行ってきたんや、また。すると珍しく旦那さんと二人で東京に行ってきたんだとか、人混みの中を何の目的もなくぶらぶら歩いてきたなどとストレス解消した顔つきでうちの玄関先でしゃべっている。宿泊したニューオオタニは、中国韓国系より欧州・米国人がほとんどでご飯がおいしかったよ・・などとほざいておる。リッツカールトンホテルとおんなじくらい良かった・・などと私が知らないようなホテルにヨ~遊びに行くよ・・。

残照を追う

2015-06-22 00:00:00 | Weblog

 「こころ塾」四半会議あり。先日の理事会協議事項や決定事項を踏まえてのスタッフ会議である。午後のBe就労支援をお休みにしてスタッフ10人が各パートから現状報告やら計画推進途上での問題点等発表。全体の流れとしてまずまずの結果であろう。その中での最も大きな問題点は売上のこと。それに比して人件費の高騰のこと。人件費率が異常に高いことが「こころ塾」の特徴でもある。福祉サービス業に位置する自分たちの業種での人件費率はいかほどが正常値なのか・・・調べようもないが。

 一通り議題を回し終えた後は研修会。来てもらったのは、元民放アナウンサー、元国会議員の女性。お題はコミュニケーションのこと。骨子に沿って出てくる話題は、彼女がやっていた「もぎたてテレビ」の現場収録裏話と、国会議員活動における議会内での野次のこと。彼女の経験した昔話をお聞きしながら、アッこの人は昔話の中で回想録を回しながら今飯を食ってるんだなぁ・・などと思った次第。上から目線のキャピキャピした彼女の発言内容は「こころ塾」の風にはなじまないだろうと・・・。崩れ去る芸能人のキャリアを眺めるようであった。

 母親が買い物に行きたいという。連出したのは実家近くの海産物屋さんの北風商店。ここでイリコを求めたいから連れて行けと。

今日は父の日

2015-06-21 21:33:07 | Weblog

  父の日の由来を調べてみると、妻に先立たれた後、男手一つで6人の子供を育て上げた父親を見て、その娘さんが、母の日はあるのに父の日がないのはおかしい・・などと赤いバラを墓前に供えたのが始まりだとか。

 で、本日はふがいない父親ではあるが、一応威厳を、か細く保ちつつ、一緒に父の日を祝う食卓に乗せるべく食材をもとめて、妻を伴いスーパー○○へ。籠をいつものようにカートに乗せ放り込むことにする。まずは魚関係から。オ~、マグロがあるやんけ、これ入れよか・・と意見を求めると、ダメ。じゃこちらのカツオのたたきを入れようか・・イヤいらない。じゃ車エビが安いから大ぶりのやつ食べようか・・ダメ。魚関係は冷凍庫にあるからそれを食べてからでないと、ダメ。しょうがないなぁ・・それでは肉にするか、と。このステーキ肉グラム○○00円かぁ、高い~な~。でも仕方ない、国産和牛のステーキ肉これ食べようか・・ダメ、じゃアメリカ産のこれは安いぜ~・・これいってまうか・・ダメよ。じゃメキシコ産のにするか・・ダメダメ。

 ちょっとちょっと、今日は父の日であるぞよ。そこんとこ注意をしてよ・・。ま、100歩譲るとして、朝ご飯のパリパリ焼き海苔がなかったなぁ・・、すると、味付け海苔はないが、海苔巻用の大きな海苔がまだ残っておる、などと云われてこれも拒否される。ノリノリと云いながら結局父の日として、自分が籠入れることに成功した買ったものは瓶入りの海苔佃煮のみ、それといつもの豆腐、肉関係はいつもの豚と鶏と焼き肉用の牛のみ。食べたいものを買おう・・とスーパーに行きはしたが、何のことはなかった。いつもの食材。なんでや、父の日用ではなかったのか・・と妻に問い詰めると、そうよ、父の日用の焼き肉の材料よ・・と答えるではないか。今日の晩ごはんは、3男の家族3人と、知人の家族3人が我が家に来てご飯を食べるんだとか、知人も3男も父親だから、私のことではなく赤ちゃんのいる二人のオトーサンのための食材であった・・のかぁ。