年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

週刊漫画

2013-02-28 22:06:57 | Weblog
 恥ずかしながら・・書店や駅売店での立ち読みが好きである。楽しいのだ。なかでも隔週ごとの発売日を楽しみにしているものや毎週の発売日を楽しみにしているものの代表に「釣りバカ日誌」「黄昏流星群」があり、毎週の楽しみの方には「蔵の宿・雪と花」がある。前者の「釣りバカ日誌」は、この主人公のハマちゃんならばうつ病などまったく無縁であり、むしろ気分障害を持つ人を癒す立場の人であろうと漫画を読みながら思うのだ。
                            
 また「黄昏流星群」 (ネットより) のシリーズは年老いてゆく男女の悲哀を、孤独を下敷きにした上での絡みが描かれているので、これも楽しみにしている漫画である。一方、後者の「蔵の宿」は主人公の女将さんがキリリとしていて、その立ち居振る舞いに気品を感じさせ、私も多くのファンの一人である。作者は、「一筆啓上・・」で知られる福井県丸岡町出身の西ゆうじさん。今月になって、その「蔵の宿」が休みになっているのでおかしいと思っていたが、2月6日に西さんが亡くなられていた。残念です。
 (芳文社コミックスより)

ちゃんぽん

2013-02-27 00:00:00 | Weblog
 近頃ご当地グルメが流行っているようで何年か振りに八幡浜ちゃんぽんを港に迎えに行ったついでに4男と食べる。ウン・・なるほど、ラーメンのいつもの味、例えばとんこつ系とか醤油系とかスープに違いはあれど、ラーメンの麺のスタイルが頭に叩き込まれている自分としては、ここのちゃんぽんは、現役時に長崎出張で毎日食べた長崎ちゃんぽんと少し違って、幼少時によく食べた中華そばの味がしてスープもあっさり系でうまかった。そのちゃんぽんを食べながら今朝からの出来事を4男から聞いた。
                                        ホテルを7時過ぎにチェックアウトし8時過ぎの特急に乗り、2時間ほどで最寄りの駅に降りるはずが、実は寝坊してしまって目が覚めると通過しておった。それで慌てて巡回中の車掌さんに次の停車駅から戻りの列車を教えてもらったところ、次の降車駅で同じ着発時刻であることがわかった。車掌さんから反対車線の電車に乗ることができるように連絡してもらい、切符に誤乗のサインをしてもらったのち、また来た道を引き返すため、反対方向の電車に乗り換えた。折り返して乗った電車が着駅時刻からフェリーが出発するまでの時間差、わずか2分しかないので、列車内から港に電話しフェリーの出港を待ってもらう手筈をしたとか。降りた駅からダッシュでタクシーに乗り込んで船の真横まで運んでもらった結果、やっと乗ることが出来た・・フェリーが遅れること数分であった・・とか。本人は涼しい顔して喋っておった・・・困ったものだ。
 昨年は長男が孫のW君を連れて羽田空港から航空機に乗る際、搭乗するのに遅れてしまい、発ゲートまで二人で走って、15分ほど離陸を遅らせる実績をもった。私の母親も、当時の国鉄を利用するのに線路伝いに走って、当時運行していた蒸気機関車の前方200m位から大きく手を広げて、待って~・・などと叫びながら列車に飛び乗ったこと数回あり、私の家族はなぜか交通機関を利用するのに余裕がなく出発便を待たすことが多い。かくいう私も飛行機に待ってもらった経験はあるので文句は言えない。

ストレス

2013-02-26 00:00:00 | Weblog
 「こころの元気+」という月間雑誌がある。ウツや統合失調症に対する雑誌で、現場からの目線で書かれていて毎月面白く読んでいる。で、2月号はストレス発散法の記事が掲載されていた。アンケートのサンプルは、当事者や医療関係者や精神保健福祉担当者からである。
  
 ストレス発散の方法
 ① ひたすら寝る
 ② 誰かに愚痴る(話し相手を一人だけではなく2~3人に広げる。話すうちに問題が見えてくる。)
 ③ 音楽を聴く どんな曲?
  UVER world「白昼夢」・絢香「はじまりのとき}・マントヴァーニ楽団・フランクチャックスフィールド楽団・小田和正・嵐・EXILE・中島みゆき「重き荷を背負いて」・吉田拓郎「流星」・アリス「遠くで汽笛を聞きながら」・the pillows「スケアクロウ」.Mr.Children「つよがり」・奥華子「やさしい花」「初恋」・藤田麻衣子「あなたは幸せになる」・我那覇美奈 「気味に届くまで・・」・城南海「アイツムギ」・スピッツ「えにし」・水樹奈々「you have a dream」「深愛」 

ストレスの元は?
 ① 家族との人間関係
 ② 仕事や職場での問題
 ③ 不眠を含む病気症状   

やっぱり大切なこととして、寝て、そしてしゃべる相手を見つけてグチグチと話を聞いてもらい、もし愚痴を聞いてもらう相手がいない時は、私どものようなNPOに連絡をして話を聞いてもらい、時間を見つけては音楽をガンガン聞く・・・こと。

良い天気が続いている

2013-02-25 20:06:12 | Weblog
 「こころ塾」がBe型就労支援事業所として発足したのが昨年の2月である。だから今月で丁度1年を迎えることになり、今日、同じ同業者や市の社会福祉協議会の方などに集まっていただいて一周年記念事業の会を開くことになった。内容は今まで何をしてきたかのスライド、そして2時間の会の中で全員が最も感動したのは、実はウツで苦しんでいる方々が塾に参加して居場所が出来たことなど誰にも云えない気持ちを素直に打ち明けることが出来るようになったと、各自発表されたことである。みな感動してティッシュを取り出し涙をぬぐっておった。
     

 気になっている。4男はどないなってるんやろか?妻からも、どうだったんだろうと聞かれるが、連絡がないからわからないと返事する。

春の陽射しあり 実家にて

2013-02-24 18:23:09 | Weblog
  浜辺にそそぐ陽射しが急に優しくなった。風が吹いているのだろう、沖合の波は白波が立ってはいたが、浜辺の上を仰ぐと牛ノ峰の滑走場から舞い降りてきたパラグライダーが気持ちよさそうに音も立てずに飛んでおった。一機二機と。
  恋人岬のステージでは 楽しそうに若い男女がいる。実家の前の浜辺も随分と様変わりしている。ここは夕陽が立ち止まる、をキャッチフレーズにしている。でも長年夕陽を見ているが立ち止まるどころか夕陽の落ちるスピードは速い。
  太陽が水平線にゆっくり降りてから、イチ、ニ、サン、シ、ゴ・・と数を数えているともう沈むほど速い。
 
  今朝は4男の受験のために妻と二人で港までお見送り。

初体験

2013-02-23 00:00:00 | Weblog
 今さらちょっと恥ずかしい気もするが・・・Hさんから先月、合同就職面接会においてシルバー対象の相談席に座ってくれないかと頼まれていた。すっかり忘れていたけれど昨日確認の連絡があり、行ってきた。
  実はこのような面接会はここ数年どの街でも流行のようで何度も開催されている。主催者はそれぞれ異なるものの求職者を呼び込んで、求人側の会社が出展しブースに招き入れ会社説明をしている姿は、どの合同就職面接会においても同様である。このような会に時々参加させていただいているが実は苦手である。目に入る風景が私には、求職者がワンストップであたかも量販店において品物を漁る姿と二重写しになるのだ。確かに本人にとっても会社側にとっても就職は人生の上で職業生活を守ることについては最も重要なことには違いない。しかし、ちょっとおかしいのではないかと思うのだ。一方ではいらっしゃいいらっしゃいと客を寄せ集め、そして最寄りの商品が陳列されているブースに行ってもらう。その過程で相談員が求職者本人の職業における興味やら能力やら価値観などを気付きを引っ張り出してあげる作業工程を施す有様は、大きな工場の流れ作業のようであり、ふと立ち止まって考えるのに、「これであなたの一生を作るのか」と考えると、そら恐ろしい。
  自然界は何もしなくとも放っておけば、いつのまにかふきのとうが現れ土筆が出てくるように社会全体を加工工場のごとくにしなくともいいだろうにと思う。
 会の開始から終わりまで相談員として座ったのは初めてである。20人足らずの60歳以上の求職者の相談を受けながら、私はスーパー店内での味見をさす販売促進の人、マイクを持ち声を張り上げて商品棚に向かわせる店長さんのマイクの声を思い出した。そして、どうもこのようなやり方は、国民を幼稚化させているのではないか・・などと思った次第。
 本日相談を受けた中高年者の相談内容のほとんどが、「何でもいいから就ける仕事はないか」である。だからお一人お一人にこう答えた。「なんでもいい仕事」という職種はないんですよ・・と。つまりこれから就く仕事が具体的に描かれない、両手を出して落ちてくる仕事を待ち受けるようなあんばい。

今日の講話を考える

2013-02-22 18:07:21 | Weblog
                                            
 先々週以来担当官から履歴書を出すように催促されていたけれどあとでもいいだろうとゆっくりしていたが、昨日ハローワークに行き、頼まれていた他人の求職のことで調べていると、私が今就労中の求人が出ておった。読むと来年度の雇用契約に向けて履歴書と職歴書を送りなさいと求人票にある。まだ書いていないが、締め切りは昨日までとなっている。アッチャ~、だから過ぎているのである。人から頼まれたことは早くしなければと思いながらも、ついつい遅れる性分だから自分のことになるとなおさら遅れる。で、今日は講話をしなければならない。その時いっしょに持っていくので、よろしく、と昨日担当官にお願いをしていた。そして昨夜遅く履歴書だけは書いたものの職歴書は書いていない。
 それよりも問題は今日の講話の内容・・どうしようかと朝の5時半に起きて考えた。しかしついつい頭が回らない。外の空気を吸っても、モーニングコーヒーを飲んでも頭の中はカラカラと空回り。講話の時間である10時半過ぎには刑務所に行かなければならないのだ。
 しかし、まだ履歴書も書き直す必要がある。時間がない。とうとう8時も過ぎた。焦ってくる・・早く講話の内容を考えねば・・・と横になりゴロゴロ。
 そしてNHKの朝の番組、私の好きな有働由美子アナといのっちの番組、あさいち「プレミアムトーク」を見ながら、ア~、ヨッシ今日はこれでいこうと・・ヤケッパチ状態である。
                         
                        25年2月22日
          松山刑務所 仮釈放者に向けての講話

   ハタラクことについて

①今朝のNHK8時15分から放送「プレミアムトーク」のゲスト出演者は美輪明宏さん。
②ヨイトマケの歌を紅白歌合戦で歌う。圧倒的な歌唱力と迫力あり。
③ヨイトマケの意味  
ヨイトマケとはもともと重い物を滑車で上げ下げする時や、網を引き上げる時に言った「よいとまぁけ」という掛け声のことである。これが転じ、建築で重しの槌や柱を上げ下げし、地盤を突いて地固めをする労働のこと自体や、その労働をする人をヨイトマケというようになった。また、かけ声の違いから「えんやこらや」と言うエリアもある。ヨイトマケの多くは女性で、稼ぎの少ない夫を持った妻や、夫に先立たれた妻が家族を養うための仕事でもあった。このことから、ヨイトマケ=働く女性という意味合いで使われることも多い。
現代ではヨイトマケを行うことはほとんどなく、ランマーという機械で地固めを行う。

④ヨイトマケをさげすむ時代⇒差別
⑤差別やいじめについて
 成績が良い、家が金持ちである、美人、など  ⇒  強者から貧乏、成績が悪いなど弱者側に向かうものとは
 いじめられる人にとってどんなに力のある強い人からいじめられようとも、母親を思うと・・・
美輪明宏さんの歌う姿を思い出すと、そうした重労働に従事しながら子供や家族のことを思う母の気持ちを切々と歌いあげていました。
この唄が発表されたのは昭和39年。美輪明宏さんが丸山明宏として活躍していた頃の唄で、しかもご自身で作詞作曲された曲です。
貧乏な家庭で育った子供が、母親の仕事のことでいじめられながらも、母のがんばる姿を見て立派に成長しその母親が歌っていた『ヨイトマケの唄』を思い出すという内容です。
大ヒットしたにもかかわらず、あまり知られていないのには訳がありました。
歌詞の中に出てくる『土方(どかた)』という言葉が放送禁止歌の基準に引っかかったため、放送されなかったからです。

⑥無償の愛  AIの映画の話 
ロボットに愛をインプットされてギブのみ、テイクはない存在  無償の愛の母親と同じ
⑦仕事の意味
「しごと」のしはサ行の変動した「し」で動作を行うという意味。仕事は単にすることの意味でしかなかった。することはすべきことでありすべきことは生きるために働くことである。
⑧働くことの例
郵便局員さんの昔のはがきの枚数の数え方、うどん屋(はなまるうどんの1杯の分量)肉屋さんの肉の切り方⇒殆ど身体で覚えている勘  
⑨勘
勘はどのようにすればできるのだろうか? 中学の友人ボクサーKの話(調理師のKは天ぷらを揚げる油の温度を指を入れて計る、強いボクサーのパンチの避け方とは)
⑩長年の職業の経験から学ぶ   柳田國男さんの話 真似る→学ぶ→覚える→悟る

⑪敗戦後満州から引き揚げた人の話 鉄道に沿って帰還できた人とは?現地の人から食料など略奪した人か、それとも現地の人と仲良くした人か。
 体力よりも 考えること

⑫瀬戸内海の小さな小島に登山する=私の趣味  小さくとも山がある 大きい所だけに山があるのではない 頂上には祈りがある。


 と、まぁ本日の講話の内容とした。私は近々仮出所する未だ罪名を持つ人に、こうしなさいと云ったことはない。独りにならないこと、誰か相談できる人と繋がっていこう、と話しかけるのみ。

なんで・・・

2013-02-21 00:00:00 | Weblog
 どうして毎日落ち着きのない日々を送っているんだろうかと愕然としておる。フルタイムの仕事から遠ざかること11か月目にもかかわらず、定期的に仕事をしている時よりなんかバタバタしている。決まりきった定型的な日常ではなく、あれもこれもしなければならないことが多すぎてオーバーフローしておる。
そのようなことから少しでも逃げようと気持ちの良い朝は散歩。今朝も家を出て葉佐池古墳の下を回る。
 今古墳を公園化するための工事中らしい。この古墳は盗掘されていないままで見つかった珍しい古墳である。そこを通り山野辺の小道を行き、
    今度は別の小山に登り、つまりアップダウンを身体に課して落ち葉の中を通り過ぎ、禿山から降りて家にたどり着くコースで約50分。ちょうどいい時間。しかも今夜は少し早目の8時に帰宅した妻が、夜の散歩行こうよ、と誘ってきたので、これも断ることなくお付き合い。だから近頃有酸素運動をやっておる回数が多い。そして、昼間は今日の勤務の「こころ塾」で月1の恒例のストレッチがあり、講師のT先生指導のもと他の人たち9人と一緒に運動する。だから朝も昼も夜も身体を動かしていることになる。これで来月の血糖値検査はきっとよくなっていると思う・・・ウッシッシ
 昼前には母親を連れて神経麻酔科のT医院へ行く。待っている間、仲良くなった若い美人看護師さんから、よければウォーターマッサージしませんか・・と誘われたので母親が診察室を出るまでの待ち時間を利用して、物珍しさからさっそく上着を脱ぎ治療台に乗った。大変気持ちがよかった。この器械は車1台分の高価なマッサージ器だとか。だから私の腰や背の痛みも幾分か和らいだワイ

今日の調査

2013-02-20 20:40:42 | Weblog
 今年度からハローワークの仕事を離れているにもかかわらず、親戚の元町長のミノルさんから就職の世話をしてくれ・・ と云われることが昨年4月以来二度や三度ではない。次の首長選もすきあらば立候補をと考えているのかもしれないが、私にはまったくその気を見せることはない。しかし、後援者の筋から就職を頼まれることがあるようで、そのたびごとに私に連絡がある。そして私は断ることもなく、何も弱みはないけれど年齢も同じでもあるし、しょうがないなぁと思いながらもハローワークの旧知の人の席に座り込み求人票を出してもらうことになる。
 で、今日は商店街の中にあるハローワークプラザへ行き、相談員のNさんに二人分の求人票あわせて10枚出していただいた。これを先方に送ろうと思う。  
 実は商店街に来たのは、ハローワークでの職探しが主な目的ではない、実は映画を見るために街に出てきたのである。近くにあるシネマルナティックで上映中の「カミハテ商店」を見ようと思う。

 高橋恵子主演で自殺を扱った映画。吸い込まれそうな断崖絶壁から身を投じる人が、最後に立ち寄るカミハテ商店で買ったパンと牛乳を飲む。そこで主人公の高橋恵子役が黙って見送るシーンが続く。この映画にはほとんどセリフらしいしゃべりがない。映画をみながら漫画家・つげ義春の『無能の人』(むのうのひと)のシーンが浮かんできた。「石を売る」「無能の人」「鳥師」「探石行」「カメラを売る」「蒸発」と続くシリーズ連作の内の「探石行」の漫画である。いつも画面に風がヒューッヒューと吹いていて顔の表情と身体のゆっくりとした動きとこころの動きだけで構成されていることが共通である。改めてこの作品を振り返ると、生きるとは、死の直面にあって 生と死をつなぐものは何なのか・・を教えてくれる作品であろう。
  今朝は弟の障害程度区分認定調査があり、立ち会う。市の障害福祉課の調査員さんが来られて生活内容の様子を調べていただいた。5年前の調査と比べて随分と弱くなっていることに、居宅介助時間が足りないことと外出するのに付添い介助(車椅子での)も必要であることなど増えた項目あり。

Be型就労支援事業所

2013-02-19 00:00:00 | Weblog
 「こころ塾」Beが1周年を迎える。それでそれにあわせて何か行事を考えることにした。福祉分野に詳しい二人のスタッフが考えたものの一つに、ここを利用しての感想を寄せ書きにしたものがあった。それを読みながら感激した。

毎日悩みながら、もがきながら懸命に動いているんだということを改めて考えさせられた。
     
 その中のお一人から私に、ハイこれプレゼント、 と、名物「おたやん飴」を手渡してくれた人居り。先日伊予路の春を呼ぶ「つばきさん」参拝にいった、と楽しそうに報告していた。彼女は我が息子3男の同級生だとか。