年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

幟をたてる

2007-09-30 00:00:00 | Weblog
2007/9/30 (Sun) 幟をたてる

 来月の7日がこちらの地方祭。それにあわせて今朝は強い雨降る中、幟を立て子供神輿を組み立てる。例年のいつもの行事ごと。4番目の子供が放課後の部活練習を終えるとこのところ連日まっすぐに公民館へ行き獅子舞の練習をしており、大勢でのその練習の太鼓の音が夜遅くまで響いているので段々と祭りの雰囲気も高まってきている。朝7時役員が集まり年に1回の行事をア~でもないコ~でもないなどとしゃべりながらも提灯を出し、子供神輿を磨き、笹を先端につけ10メートルの長さの丸太の幟を立てるなど準備してお祭りを迎える態勢になった。私も大人神輿を担ぐように要請されてはいるがきっと今年も後ろの方で交通整理係をするくらいだろうと思う。作業中に、地方祭りの2~3日前からふんわり漂ってくる金木犀の香りが今年も来るだろうか、と子供神輿にロープを巻きつけていた誰かが言った。
 昨夜のお月見会の話で興味があったのは元の県知事が青年時は共産党に入っていたがやがて市民の頼み事を聞くのには自民党に入党する方が最も便利だからと言って。「転んだ」と話していたこと。ふとその話を聞きながら遠藤周作の小説、「沈黙」を思い出した。自分以外の誰かを救うために自分の信念を曲げて転向する話である。

ご近所の会

2007-09-29 00:00:00 | Weblog
2007/9/29 (Sat)

 近所でバレー教室を営むK先生の発案で今夕お月見会をやろうと決めた。サトイモがうまい季節だし暑い夏も終わったことだしとにかく集まりましょうといつものごとくやることになった。私は出席者集めの係。I校長に連絡すると先約の飲み会があってダメ、次のKさんに連絡すると糖尿病の数値Ha1cがむちゃくちゃ高くなっておりここしばらく酒を断っているとのこと、飲まなくともよいから、おいでよと言ったら酒どころ土佐出身だけに出席すれば必ず呑まない自信はないと言って固辞、次の電気工事のKさんは仕事が忙しくまだ帰っていない、次のNさんは、夜8時から車に乗らなければならない用事があるとかでダメ、結局新しいお客さんは山のメンバーのIさんと養護学校の教員をしていられたYさんの二人、あとはいつもの人たち併せて8人が愉快な時間を持った。なぜか今夜の話題は難しい話はなく各自青年時代の話が多かった。那覇出身元女子高英語教員のK先生がこの会にいつも持ってきていただく韓国の酒・マッコリが美味かった。

絵葉書

2007-09-28 00:00:00 | Weblog
2007/9/28 (Fri) 絵葉書

 旅行中の次男から絵葉書が届いた。パリから出したようである。出発前毎日ハガキを出すよと言ってたからだろうが、2日分2通がいっしょに配達された。初日に出したはがきは、着いたぞ~の1語だけ、ユングフラウへの山岳鉄道と世界一早いTGVの新幹線に乗った気分はどうだったのだろう。しかし2日分の絵葉書が届いたと思ったら明日の午後には成田に帰って来る。 
 ミャンマーで写真取材中に事故に巻き込まれた長井さんは、私の高校の同窓生だった、と妻が新聞読みながらつぶやいた。

定年

2007-09-27 00:00:00 | Weblog
2007/9/27 (Thu) 定年

 中高生時の友人がチラホラやってくる。誕生月での定年退職組である。当然離職票をもってやってくる。職務上それらに目を通すけれど、みんな言い暮らしをしてんだなぁと思う。日本を代表する航空会社を退職したO君、国営放送を辞したH君、百貨店食堂でシェフをやってたI君、みなさん私の収入と比較すると一桁違うではないか、と落ち込む。自分が少し惨めな気持ちに陥るが、帰途歩きながらふと反省する。賃金の多寡によって人の価値を測っておる自分のおろかさに。

こんなに

2007-09-26 00:00:00 | Weblog
2007/9/26 (Wed ) こんなに

 今日はきつかった。何しろ言葉を交わした求職者=失業者が468人。朝9時から昼時間の15分を除いて夕方5時15分まで聞きっぱなしとしゃべりっぱなしの繰り返し。あとはな~んもない、疲れが残っただけ。それが終わると18時半からはECC研究会の理事会あり。これまた21時まで。話の内容で紛糾?する。疲れる一日で終わる。その会で気づいたこと一つあり。皆で意見を出し合う、協議を重ねるというものではなく司会者の一方的な決めにかかった断定的な話に時間を費やすことが多くなれば参加者は退屈するというもの。司会者たるものもっとみんなの意見を引っ張り出さねばどうするんだと思う。カウンセリングも然り、相手の話を聞く以上にこちらがしゃべりっぱなしどうすんだ。

夜後輩が来る

2007-09-25 00:00:00 | Weblog
2007/9/25 (Tue) 夜後輩が来る

 広島県の福山市に住むM君が尋ねてきてくれた。私の後輩であり妻の同級生である彼は学業において優秀であった…はずであったが50歳を半ばにするようになると仏の道を目指しているようで名を教善と名乗っていた。何しろ福山のみろくの里付近の山を切り開き墓地を2000区画作ったそうである。どうも話を聞けば仏の話を聞きながら一緒に銭勘定をしておる。一区画いくらとしていくら収入があり支出としてはユンボと何と何を購入して自分が土地を造成したからどうなって、こうなって…の話を夜遅くまで聞かされた。墓に静かに入るのも大変だと思った次第。夏に別れを告げるような雨が今日降る。

今日も休み

2007-09-24 00:00:00 | Weblog
2007/9/24 (Mon) 今日も休み

 お彼岸の中日は昨日であった、にもかかわらず墓参りに行くつもりが、ついつい夕方になり夜になり行くことができなかった。で、今日ちょうどうまいぐあいに下の子供の練習試合が伊予市のしおさいグランドであるようで、試合の終わる昼前に迎えに来て欲しいと言ってきた。朝飯食いながらざっと計算すると,8時半に家を出てお墓参りをし,その帰り道にグランドに寄ればよいことがわかった。早速父親に線香を手向けながら,長男次男の結婚式の報告を済ませた帰り道、グランドを見渡せば芝を張ったグランド上で下の子供がちょうど外れたシュートを打っていたところであった。この頃は下の子供からサッカーの話を聞くことより、来月の秋祭りに踊る獅子舞の楽しさを聞くことや将来の職業について、そのための進学コースについての話を聞くことが多くなった。きっと小2から始めたサッカーもおもしろさが少し薄れてきたのかも知れぬ。

新婚旅行

2007-09-23 00:00:00 | Weblog
2007/9/23 (Sun) 新婚旅行

 次男夫婦が昨日早朝に自宅を出たらしい。札幌駅からメールが入ったのが6時の始発電車に乗る前、次が成田からの11時25分発ANA便に搭乗する出国前の10時半。次男は航空機が苦手な様子。国内であれば2時間前後あればたいていの所には行けるだろうが、今回は札幌→成田→シャルルドゴール空港で長時間乗らねばならないために落ち着かないようだ。今回の旅行はフランスでは世界一早い新幹線とスイスでは山岳列車に乗ることが目的らしい。

夕立あり

2007-09-22 00:00:00 | Weblog
2007/9/22 (Sat) 夕立あり

 残暑といってよいのかどうか、この暑さ心身ともに耐えることができる限界点にきている。
 60歳になったのだから同級会をやろうではないか、と先月は中学校の、そして今夜は高校時の集まりがあった。40才台までは行く気にもなれなかったのが50歳台では、とにかく安否確認だけでもしておこうかと出席することが多くなった。道後やまと屋にて開催。全国から集結した。男子は全員頭髪が薄い人、ない人又は白い人ばかりなので自分も安心して仲間内に入ることができる。高校卒業時600人いた、その内で出席者は160人である。14クラスあった当時のまま各クラスホームに分かれて担任の先生も出席されてテーブルに着く。私の隣には初恋のさとみさんもいたりして大いに昔話で盛り上がった。定年を迎える人が多い中まだまだ現役でがんばっている同級生も多く、名刺交換すれば結構役員として子会社を任されている者や銀行では専務まで昇っているものもいたり、また東大卒業した幼馴染のT 君が私と同じように65歳まではがんばって走るよ、などと宣言するにたってはこれからの5年間は体力と気力だけの競争になるだろうと思ったりもする。でも大丈夫だろうか、T 君の会社は誰でも知っている会社で、その代表取締役が走りすぎるとあまりよくないのではないかと心配したりもするが・・・しかし女性人はさとみさん以外はまったく知らない人ばかり、いかに自分が17.8の高校生の時から女性にはあまり縁がなかったことを思い知った次第。10時前にはお開き、外に出れば土砂降りの雨。

道元禅師

2007-09-21 00:00:00 | Weblog
2007/9/21 (Fri) 道元禅師

 どうもこの頃人と会話する時、相手によっては、いかにも自分の意見が善であり正しいから、お前もそう思うだろうと被いかぶさって私に意見を求められることがある。私としては、ちとしんどい。自分の思いを相手にぶっつけて同意を求めたところでどうしようもない。なぜ、人は同意を求めたくなるのだろうか。結局不安が根底にあるのではないかと思う。人に同意を求めなくとも、自分は自分、人は人。道元の本にもあるではないか。「他は、自れならざり」と同意を求めなくても自分と相手とは意見・考え方が違っていることだけでも確認してくれればいいと思うんだけれども。