年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

雨のち晴れ

2011-05-30 21:11:37 | Weblog
  
 昨日までとはうってかわって、良いお天気となる。でも肌寒く感じる気温である。大雨に洗われた木々の新緑の葉っぱに朝の真っ直ぐな光が中る。何かしら透明感のする葉っぱの色を電車の窓を通して見つけた。
                                     
 行き帰りの通勤電車内でいつもひろげていた本を近頃、開けようとしなくなった。電車内で活字を追うことに疲れを感じてしまう。だから、到着駅まで目を瞑って過ごすか、あるいは乗客のマンウッチングをするかのどちらかである。乗客の一部は、ケータイをあけてゲームをしたり、またメールをうったりする人おれば、隣の友達と思しき人と談笑したりする人がいる。しかし、多くの乗客は一人押し黙って窓外を眺めておる。今日の帰宅時に私の隣に座った人は、名前は知らないけれど、乗降駅が同じで、目が合ったときに会釈をするくらいの、今まで二言三言話した程度である。そこで、隣に座ったことで、無視するわけにもいかず、車内で話をお伺いしていると、現職はパナソニックの工場に勤めていたこと、今は早期退職をして、家電量販店に勤めている、などとお聞きした。ついつい近頃、地デジのことで気になっているテレビについて、量販店勤務の彼から、情報を仕入れることになった。随分と安いテレビは、外国で作られたものが多く商品については自信が持てない・・・などと話した。そして日本製のものでも随分と安くなっておりS社やS社、P社、H社、T社の製品は、やっぱり品質的に保証ができる商品である・・・やっぱり日本製のものが安心できる、と説明してくれた。どうりで、外国の観光客が秋葉原で電化製品を買い漁るのに、日本製品が最も良いから、と言っていたことを思い出した。7月に向けてまだ我が家は地デジ対応をしてはいない。今が底値だろうという、早く店屋に行かねばと思うも、面倒くさくなりついついまだまだ時間があると・・・               
                                                         

台風

2011-05-29 00:00:00 | Weblog
 風が猛烈に吹いてくるとどうなるかと気をもむも、今のところは雨のみ。普段静かな水音しかない川も、増水しているのでゴォ~と白波を立てて流れ落ちておる。雨台風につき風がない分良しとしなければならい。田植えのシーズンにつき恵みの雨かもしれないが、一方ニュースでは、またしても雨による土砂崩れなどの災害もあるし・・・
 強い雨が降っていても、透析を休むわけにはいかない弟を連れて病院へ行く。今朝は透析室に入る前に、検査があるので検査室へいってくれと言う。車椅子を押しながら病院内をうろちょろし終えると、今度はいつものように、母親を連れて温泉へ。何日もお風呂に入っていないから気持ちが悪い、などと言う。今日の温泉はどこにいきたいかと、訊ねると透析終了の弟を迎えにいくのに便利な星岡が良いといった。私もひさしぶりに星岡温泉へ入る。温泉内の湯船の中での歩くところで20分も歩くと疲れてしまった。昨日、私の糖尿定期検査の結果エーワンシーの値が、極端に悪くなっていたので、心入れ替えて運動をしなければならないと思っている・・・外はまだ強い雨が降っている。
 

ホタル

2011-05-27 00:00:00 | Weblog
 
 降ったり止んだりの空模様で小野川も増水している。しかし雨が降っても毎夜傘を差して今か今かと待っていた。とうとう今年の最初のホタルの妖しい光を草むらで見つけたのである。1匹2匹と暗闇の中で光っていた。ヤレヤレ今年も出てきたか、と安堵する。光るホテルの命の時間は、どれくらいだろうか、と思う。1年の内でわずかな時間しか飛んではくれない。

                                            
 近頃、仕事が落ち着いてきたのか、妻の帰宅時間が早くなった。8時前には帰っている。しかし4男はいつものように、11時頃の帰宅だから顔を合わすことがほとんどない。早く帰ってきた妻と、先日会った孫二人の話をしては盛り上がる。可愛かった・・面白かった・・などと。でも、今朝4男に聞けば、甥っ子にあたる二人とは少しの時間しか会うことが出来なかったなどと残念がっていた。
                      

入梅

2011-05-26 00:00:00 | Weblog
 何時の間にか年が変わり新年になり、何時の間にか山の雪が見えなくなると花が咲き乱れ、何時の間にか五月晴れが少しあったかと思うと、とうとう雨のシーズンに入った。そしてこれから数週間続く梅雨も明けるとギラギラする暑い夏がやってくるのだろう。そのようなことに思いを馳せながら、昨年のような暑い夏の再来とあれば、夏をどのように乗り切っていこうか、と今からうっとうしくなってくる。今年の夏を自分は乗り切れるかどうか・・などと弱気になる。
                     
 どうしたのだろうか、この頃身体がきつい日が続く。仕事量が今年度に入って増えておる。通常二人でやるところを一人でこなさざるを得ないためであろうか・・視力も年々落ちていて数年前に購入した老眼鏡では、モニター画面を見るのにも辛くなってきた。年齢に抗して若さを装うようなマネをしたくはないが、体力は総じて順調に弱い方向に自分が進んでおることが実感できる。   

新システム

2011-05-25 00:00:00 | Weblog
 月火と休み、今朝職場に出てみれば、私のデスクに新しいPCが乗っており、脇机にはプリンターが置かれていた。そうだった、今週の月曜日からひとり1台のPCになると説明を受けていたのを思い出した。新しいシステムになることは昨年から聞かされていて、先日もその使い方についての講習があったばかりであったけれど、私はほとんどその説明を聞いてはいなかったツケが回ったのだろうか、ナンジャイナこれは・・・しかしそのうち慣れてくるだろうと楽観しているんだが・・・はたしてどうなるんだろうか。やっとこれで世間並み職場のひとり1台利用のPCである。
 
 そのPCに慣れようとするがあまり、夕方には肩が凝ったほど。でも、いつでも隣に気兼ねなく調べたり書いたりすることができるのが嬉しいけれど、インターネットエクスプローラーが付いていないのが寂しい気もする。
 南の海上に台風が来ておる。         

経験から得たもの

2011-05-24 00:00:00 | Weblog
 周りの友人や知人がよく話すことの一つに孫の来訪に関することがあり、「来てよし、帰ってよし」などと表現してくれる。確かに孫達の来訪は、心踊る思いがする反面、3日もすればジイやバア様が、孫の動きに対して体力的に疲れ果てる、と話してくれることがある。だから3~4日がちょうど、孫達と遊ぶのにいいらしい。しかし、私たち夫婦の場合は、そのようなことはなく、いつまでも孫達と遊びたい気持ちもある。
 長男夫婦がそろって5日間の休みを取るのは、初めてのことらしい。すっかり田舎の空気を吸った二人は、明日からの現実生活に戻ることが、億劫な様子で二人そろって明日からの忙しさを考えるとため息をついている。一方孫のW君はいつものように楽しそうである。
  
 正午の飛行機に乗るために空港までお見送り。明日からの生活に時間との戦いが予想されるところである。途中の中学校を通り過ぎるころ、10数年前にこの学校で一時期不登校を経験した長男が、明日からの都会での生活について、ここで不登校を経験したことがあったからこそ、何も知らない、誰も知り合いのいない、誰も話し相手もいない場所で学生生活を送ることが出来たし、やっていけたと思う・・・などと話してくれた。フト吉本隆明が言っている、閉じこもることの大切さを思い出した。
                                       

次男の家族

2011-05-23 00:00:00 | Weblog
 明日からの仕事をたくさん抱えている様子の次男が、一足先に札幌に帰ることになった。お嫁さんのM子さんに聞くと、最近は夜遅くまで仕事をしているらしい。年度初めの忙しさと共に、積雪期には不可能であったフィールドの研究が、雪が溶け大地が見えるようになると、することが増える例年のパターンだろうか。
 昨年12月に私と妻の二人でY君に会いに行った際は、羽田で乗り換える必要があったけれど、一時途絶えていた札幌直行便の復活により羽田で乗り換えることもなくなり便利になった。2時過ぎに電話を入れると、新千歳空港ターミナル前の駐車場に置いていた車に乗り込んでいる時であった。クリクリした目のY君も次に会う時は、片言の言葉を喋っているに違いない、と考えるだけでも楽しくなってくる。次男の3人家族の特長は、近くに両親がいないことで、すぐさま誰かに頼ることが出来ない点にある。多くの人がそうであるように、何もかも自分達の努力で成し遂げなければならない。振り返ってみると、妻の場合も子育てにおいて、親に甘えたり依頼をすることが恥ずかしくて出来ない性質であったから、同じようなことなのかもしれない。 
                     
 長男家族の3人とうどんを食べる。やはりこちらに来ると東京では味わうことの出来ないうどんは、食べたくなる食べ物になるんだろうか。うどんを食って、その後は奥道後のジャングル風呂へ。家に帰れば、今夜はカツオのたたきと長男の要望があったたこ飯を妻が作って待っていた。   
                                          

三日目

2011-05-22 00:00:00 | Weblog
 民宿のような按配である。2階の和室は長男の家族が、下の和室には次男の家族が陣取り川のジで寝そべっている・・・                               
 今日の団体ツァーの予定は、お墓参りとバーベキューである。ところが、私は3月に亡くなったオバの法事・納骨が今日あり出席せねばならない。でも行く方向がまったく同じだから時間を少しずらせて合流することにした。
                                           
 まずは、法事のこと。人生の後半を障害を持って過したMおばは、みんなに囲まれて旅立った。特にお世話をしたのは本家跡取り(私の従弟)のお嫁さんである。跡取も10数年前に亡くなっているのでお嫁さんひとりで、いろんなことをしていたのを、そばで聞いており、頭の下がる思いがある。外野席で見たり応援する分には、好き勝手放題でしゃべることができるけれど、じゃおまえがやれよ・・となると難しいのがこの世の習い。だから感謝しつつ黙って目配り気配りをする必要があるのだろう。私としては父親の姉にあたり、しかも満足に会話することができなかったM伯母を、来た時にはお風呂に入れたりお菓子を出したりしてもてなした母親の代理の気持ちで出席をすることになる。いつもの顔ぶれでワイワイおしゃべりしながら法要は滞りなく終了。次は大急ぎでみんなが待つ実家そばの海岸へ。砂浜でバーベキューをやっているところに合流する。足元を見ればW君は裸足、お母さんのK子さんも裸足、次男ちのY君はお母さんのM子さんに抱っこされて満足そうに海風にあたりながら何かしら口に入れられモグモグしている。波打ち際を歩き遠くの島影を眺めている。のんびりタイムのなかなかいい時間を過している様子。でも立ち止まる夕陽が見えなかったことが残念である。かつて宗教学者の山折哲雄先生が、ここの夕陽を見ていると、浄土だと言った場所であったのに・・・
                            
                         

今回の予定を考えた

2011-05-21 00:00:00 | Weblog
 みんなが集まって何をしようか、と妻と私は考えた。三男に意見を求めると、ヤッパリ四国はうどんツアーだろうと言う。また私は、この季節、「目に青葉山ホトトギス初がつお」というだけにカツオを食べに高知に行くってのもあるよ、などと食の方面のみの計画が口にでた。しかし、車での移動時間や1歳にも満たないY君と2歳に満たないW君の体力を考えると、こりゃ難しいだろう、と近場で過すことになった。
 で、妻の意見が、近くの重信総合公園におむすび持って行き遊ぶこと、である。生憎の空模様、お昼前にお弁当を車に積み込んで長男の家族と次男の家族で、先月母親と弟を連れてお花見をした場所に行く。
                                             
 Y君はお母さんに抱っこされてのんびりタイム、W君は活発に芝生を歩き回り喜びのような勝ちどきを時々上げておる。すると、おなかもいっぱいになったし、日頃の疲れも出ているし・・眠くなってきた。芝生でゴロンと横になり、レジャーシートの上で眠り始めたところ、小粒の雨が降ってきた。と思うと、やがて強い雨が降ってきた。雨脚が弱くなったところで、これにて公園を退散。場所を変え近くの妹方でお茶の時間とする。
                    
 二人の孫を見ながら、ウ~ン・・幸福を具体的に視覚化すると、幸福っていうのは、このような光景かもしれない・・・などとひとりほくそえむ。 

集合

2011-05-20 00:00:00 | Weblog
 午後1時25分着が羽田からの便、午後4時45分着が新千歳からの便である。長男の家族3人と次男の家族3人とがやってきた。私の家族の全員が顔を会わすのは2年ぶりとなる。私たち夫婦は昨年12月にもそれぞれ会ってはいるが、一同に会するのは初めて。特に札幌の孫のY君は、初デビューとなるだけに期待が大、また、長男ちのW君も成長著しいあとが、便りから見えるので私も妻もそして私の母親も楽しみにしている日である。
 したがって仕事は午前中でお終いにして、休暇を火曜日まで届けた。祖父祖母がすぐ近くにいる、そしていつでも孫に会うことができる生活を送っている私の周りの友人とは違って私の場合、休みを取って交通費を使ってでないと孫に会うことが出来ないことは、やはりハンディがあると思う。しかし写真を通してのみ顔を覚えることが出来ないにもかかわらず、出口で待つ私の顔を見つけるや否や、孫のW君は、私を覚えていてくれて感激。日頃電話で声をやり取りしているとはいえ顔を見合わせた会話でないにもかかわらず。出口に現れた孫は、やっぱり可愛いもんだ。ちっちゃいけれど可愛い・・・などとわけもわからないほど。これで友人達の孫自慢の輪に堂々と入ることができる・・・
                               
 今夜は息子達の希望がある鯛めしなど、仕事を休んで迎える妻が用意している。楽しい宴になりそうだ。