年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

休み

2006-06-30 00:00:00 | Weblog
2006/6/30 (Fri) 休み

 19日型勤務につき本日を休務とする。で、病み上がりのSさんを誘って釣りに行くことにした。新聞から情報を得たSさんが、どこそこの防波堤からは○○が釣れているとか、あちらに行けば足場がよいとか言いながら結局雨が降るから近くでやろうと決まった。釣の前にハローワークへ立ち寄る。定年退職後につき雇用保険受給中のSさんの認定日である。新しくなったハローワークへはじめて行った。スタッフの中には仲のよい人や研究会メンバー、お世話になっている人も数人おり、皆から今日はどうしたかと訊ねられる。皆さん居並ぶ多くのお客さんを前に忙しくしている様子につきそこそこに退散する。
 雨がきつくなったり止んだりの空模様。防波堤から釣り糸垂らすもSさんの竿には次々と魚が釣り上げられているが、私の竿は2本ともかからず昼過ぎ竿を仕舞いこんだ。雨の中ワクワク期待して釣りに行ったが釣果0とは情けない。 

自分は何で出来ているか

2006-06-29 00:00:00 | Weblog
2006/6/29 (Thu) 自分は何で出来ているか

 足首骨折から2ヶ月と10日が過ぎた妻が少しは気持ちに余裕が出来たのか家事をしながら聞くラジオの話をしてくれる。今日の話は爆笑問題の太田光の話。テレビで見る彼はいつもすっとぼけていてフワフワしているようだけれど、学生時代に向田邦子の本を隅々まで熟読して彼女から受けた影響が大きかった。今の彼は向田邦子の本で作られている、というような話である。なるほどと思いながらさて、自分はどうなのかと思った。今の自分は青年時代に吸収したものの内、本ならば何が基盤となっているのだろうかと。影響からいえば吉本隆明、太宰治、坂口安吾、ドフトエフスキーあたりになるのか、また挫折した数多い経験の中ではサッカーか、失恋経験かまた小田実の提唱したベ平連を自分達も立ち上げたことか、はたまた全共闘運動なのか、それらによる長期に渡る停学処分やら除名処分やらが今の私を作っているのかとも思う。でも青年時の学習経験から得たものには役立つものが多い。そのうちの一つ、組織は常に明るくないと崩壊すること、自分の名声あるいは利益誘導を追いかけるとやがて崩壊するというものがある。但し自分には役に立っても他の人が役に立つとは思わないが…

ブ~ン

2006-06-28 00:00:00 | Weblog
2006/6/28 (Wed) ブ~ン

 少しノンレム睡眠からレム睡眠期に入った時刻3時頃耳元で蚊の音を聞く。目を瞑ったまま適当に空中で手を叩きやっつけようと思うが少しの間を置いてまたもやブ~ンの音が聞こえる。こうなったらネルどころではない。電気をつけ部屋中シューと噴霧して蚊取り線香に火をつける。隣りの部屋で寝ている子供も目を覚まして3匹いてやられたといっておる。子供の方は直接やっつけたいらしく壁を叩いたり空中飛んでいる蚊を手で叩いたりしておる。それでも蚊の飛行技術が上回っているのかやっつけることができないようだ。あきらめて子供は寝入ったが私は目が覚めた。しかし起きるには早すぎる。どうしようと思いながらもうつらうつら状態に。その状態が昼間も続く。一日中うつらうつらと過ごしていたようだ。

退職

2006-06-27 00:00:00 | Weblog
2006/6/27 (Tue) 退職

 11年勤めた介護福祉施設を辞めるにはどうすればよいかと妻から話しあり。今の勤務先は本来のケアマネの仕事を数人しか与えられておらず、希望のケアマネができなく、ホームヘルパーが主になっているので変りたいと考えていたところ、今年初めに何軒か面接試験を受けて不合格になったある所の理事長が拙宅に昼頃突然来訪され、今のケアマネが辞めるので来てもらえないかと言われたとか。本人は転職の希望である。とりあえず現在は休んでいるもののお世話になっている人に相談かけてみればどうかと伝えたが、結果はどうだか。

雨のち曇り

2006-06-26 00:00:00 | Weblog
2006/6/26 (Mon) 雨のち曇り

 こうも毎日雨が降り続くと家の中がジトジトしており畳の上もなんだか湿っぽく気持ちが悪い。それで押入れから1年ぶりに除湿機を引っ張り出してしばらく動かしているとタンクに一杯水がたまっていた。その分だけは部屋の湿気が取れたのだろうか,サラサラして幾分かは気持ちよくなってきた。畳の上でゴロンと横になりWカップの決勝リーグを見る。違う,まったく違う。予選リーグの戦い方とは違う外国チームを見ていると我々農耕民族と狩猟民族のDNAのなせる技かとも思う。鮮やかなシュートを撃つゴールハンターが農耕を主とする地域からは生れないのだろうか。

コムズにて

2006-06-25 00:00:00 | Weblog
2006/6/25 (Sun) コムズにて

 雨脚がきつい。増水した川からは大きな音が聞こえてくる。午後から相談会あり。久しぶりに若い人からの相談を受けることになった。1時間ばかし来談者中心に話を聴く。久しぶりにうなづき、繰り返し、要約などをすると疲れてしまった。カウンセリングがこれほど神経をすり減らすものかと思ってしまった。いくらか自分の意見が言えれば楽になるだろうにと思う。帰り際相談者からは昨日の自分と違いますね,などと言われる始末。カウンセリング技術が低いが故だろうか,吐き気がしておる。
 3番目の子供が昨夜帰宅して昼間家でゴロゴロしたり友達に会いに行ったりしてたらしく遅い時間に雨の中をバイクを飛ばして他県にある寮に帰った。 

打ち合わせ

2006-06-24 00:00:00 | Weblog
2006/6/24 (Sat) 打ち合わせ

 天気予報では50%の確率で雨と晴があった。で、午後は太陽が出ていた。蒸し暑い。Nさんと明日の相談会の打ち合わせをする。次いで、メンバーのN子さんにも来てもらって意見を言ってもらう。貴重な時間を持ったN局長は納得顔して帰った、ただ同じ喫茶店でコーヒー2杯で4時間もしゃべるということはまだまだしゃべりたいことが日常的に鬱積しているように思った。人は皆誰かに話を聞いてもらいたい、不安な自分の気持ちを誰かに話し掛けたいものだろうか、と思う夕方であった。帰れば地区公民館の役員会に来て欲しいと連絡がある。腹減った、何時晩飯が食えるのか、イライラ感もある夕暮れであった。

案の定

2006-06-23 00:00:00 | Weblog
2006/6/23 (Fri) 案の定

 眠い、朝の4時に目覚ましをセットしていたけれど目が覚めたのはベルがなる時刻より10分早かった。テレビを見ながらこう思った。日本はボールを構えてからシュートする、ゴールマウスを構えてからシュートする感じに対してブラジルをはじめ外国のチームは足元のボールを遊んでいる、ゴールマウスを遊んでいる感じがしてこれでは勝てっこないよなぁと思った。サムライブルーの出で立ちはみんな悲しそうにサッカーを表現していてピッチで踊ることなく、昔よく見た東映や大映の時代劇で江戸城の奥座敷で徳川の殿様を前に居並ぶ家老が見ている中でおどおどと田舎大名が物申す場面を想像してしまった。自由でない何かに縛られたサッカーをやっているような感想を持った。勝ってほしいという願望と大敗という現実のハザマが深いのは現実の力量を正しく測ってない証拠であろうと思うが…

強烈

2006-06-22 00:00:00 | Weblog
2006/6/22 (Thu) 強烈

 強烈な雨が降っている。梅雨らしくなった。梅雨明け前の大雨であろうか。
明日朝のブラジル戦についてテレビやラジオは大掛かりに勝て・勝つ・もしかして勝つかもしれないなどとキャンペーンを張っている。ちょっとおかしいと思うのはノリノリの輪の中でイケイケ風に話題がなっている時にどれほど冷静に判断ができるかどうかということ。サッカーに限らないけれど、今の私たちの問題は願望をいつのまにか現実に摩り替えていることではないかと思ったりする。願望は所詮願望にすぎぬ。途中経過を抜いて、夢は叶う、などと簡単に考える風潮が恐ろしい。更に夢を物質的なものに対して手に入れることが出来るかどうかにすり変えている傾向あり、夢と欲望のハザマで狂っている感じがする。弱いものは弱いとすること、それは決して悪いことではないこと、弱いことに対してプラスに捉える日本文化の良き伝統を明日朝見たい気がしておる。

同部屋会

2006-06-21 00:00:00 | Weblog
2006/6/21 (Wed) 同部屋会

 母親が食道癌ステージⅡでの手術を受けて9ヶ月が経過した。今日は喉が狭窄するために時々通院しなければならない日である。午前中に担当の先生に喉を広げてもらう。経過は良さそう。午後、同じく9ヶ月前に手術をされて同じ部屋に入院していた人に会いに行きたいという。2時間ばかし車を走らせ小さな町で商店を営むSさん宅にお伺いする。お互い生きて帰ることが出来てよかったと手を取り合いながら話しておる。お互い生か死かの選択場所での出会いだけによほど楽しかったのだろう。話が弾み時間が経つのも忘れておるほどに次から次へと話題があがる。痺れを切らした私は両者の中に入ってこれにてストップだと宣するに至る。かえりの道は初めて通る山道、緑がきれいだと、命の洗濯が出来たと喜んでいた。