ジェラルディン・ブルックスの「古書の来歴」上下巻をやっと、やっと読み終えました。
札幌から送って頂いた本の中で一番最初に手に取った本ですが・・・背景が宗教のお話なので読み進むのに手間取ってしまいました。
ユダヤ教の写本「サラエボ・ハガター」の数奇な運命が、鑑定を任されたハンナによって・・・その本の中で見つかった白い毛、塩の結晶、ワインの染み、などなどから・・・この本がどこで、誰の手に、と明かされていく。
1冊の本の500年に及ぶ歴史をひも解いていく・・・その過程も、もちろん興味深いのですが、この本がくぐってきた戦火や苦難の物語に圧倒されます。
この本を後世に残さなくてはと言う使命感で危険を顧みずに人々のおかげで、今その本は・・・命があるのです。
私はめったに古本を手にすることは無いのですが、古本には自分の手に届くまでにどんな歴史があったのかと、本の内容以外にも思いを馳せる楽しみがあるんだなぁと感じました。
札幌から送って頂いた本の中で一番最初に手に取った本ですが・・・背景が宗教のお話なので読み進むのに手間取ってしまいました。
ユダヤ教の写本「サラエボ・ハガター」の数奇な運命が、鑑定を任されたハンナによって・・・その本の中で見つかった白い毛、塩の結晶、ワインの染み、などなどから・・・この本がどこで、誰の手に、と明かされていく。
1冊の本の500年に及ぶ歴史をひも解いていく・・・その過程も、もちろん興味深いのですが、この本がくぐってきた戦火や苦難の物語に圧倒されます。
この本を後世に残さなくてはと言う使命感で危険を顧みずに人々のおかげで、今その本は・・・命があるのです。
私はめったに古本を手にすることは無いのですが、古本には自分の手に届くまでにどんな歴史があったのかと、本の内容以外にも思いを馳せる楽しみがあるんだなぁと感じました。
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