遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

啓蟄・・・3月5日,太陰太陽暦1月28日

2008-03-05 00:00:00 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 啓蟄は例年は3月6日頃とされているが、今年はうるう年なので3月5日となる。
 以下『暦便覧』によると・・。

 啓蟄 (けいちつ) 3月6日頃 二月節 太陽視黄経345度
 『陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)』
 啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。

 啓蟄は二十四節気の一つなのだが、二十四節気をさらに細かく分けたものに七十二候と言うものがある。これをみると、
 
 啓蟄第1候,3月5日~9日。『啓虫蟄戸』。
 『ちっちゅう こをひらく』と読み、冬の間地中に隠れていたさまざまな虫が、戸を啓いて出て来る頃の意。
 
 啓蟄第2候,3月10日~14日。『桃始笑』。
 『もも はじめてわらう』と読み、このころ桃の花が咲き始めるの意,
 
 啓蟄第3候,3月15日~19日。『葉虫化蝶』。
 『はむし ちょうとかす』と読み、菜の葉についていた青虫が蝶になって飛び回る頃の意,

 次の二十四節気は春分で、春分にも3つの候がある。
 春分まであと半月。
 
 旧暦の1月は立春に一番近い新月(朔と言う)から始まる。今年の場合は2月7日が旧暦の1月1日で、2009年の1月25日までが旧暦の1年間。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿