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風が変わった日・・,立秋

2010-08-08 02:41:15 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 カワラナデシコ
 二十四節気・立秋 8月7日(旧暦6月27日) 七月節・八節 太陽視黄経135度

 『初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)』
 暦の上の秋の始まりの日。この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。以後の暑さは『残暑』と呼ばれるようになるが現実の暑さは残りというにはあまりに厳しい。
 暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。

 七十二候は後半の第三十七侯『涼風至る』

 ユウスゲ咲く
 昨日(6日)の暑さはそれまでと少し違う気がした。今日(7日)ははっきりと違う風を感じた。木陰に入ると暑苦しさがなく爽やかな空気に包まれるのだ。
 そんなところへ『残者見舞い』を頂き、『あぁ 立秋だったのか・・』と気づかされる。

 野菜達は、昼間の暑さに喘ぎながらも夜間にはすでにひんやりした空気を感じ取り、また着実に短くなる日照を敏感に捉えて、来る秋に備えているはずであるが、凡夫は日中の暑さに気を奪われてそのことに気づかず、野菜たちにとって大切なこの時期を毎年無為に過ごしてしまう。

 8月7日前後を『立秋』とした昔の人達の感覚の鋭さに今更ながら驚かされる。

 後ろ向くアジサイ

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