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彩雲or地震雲~5月16日

2010-06-01 23:59:15 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 長大かつ長時間(3時間以上持続)
 5月16日10:54撮影 
 5月16日,旧国鉄篠ノ井線・明科廃線敷きを歩いている途中で、かつてないほど長大かつ長時間におよぶ彩雲を目撃し撮影した。形状は半円形の虹とは違って直線状。
 撮影時刻以前に発現し午後2時頃にもその状態を保っていたので、少なくとも3時間以上は持続していたことになる。
 翌日の地方新聞にその写真記事が載ったのを見たという人もあり、当地ではかなり話題になったらしい。

 ところが、昨日(5月31日)夜8時からのNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』を見ていたら、おそらくその時と同一のものと思われる彩雲が写っていた。場所は松江市近辺。
 それを見てこの日の彩雲は全国的に見られたものかもしれないと思い至り、『彩雲 5月16日』で検索してみると、同じ日に宮城県の蔵王や兵庫県の三田市で撮られた写真が載っており、そしてそれは『地震雲(日暈)』であるとした記述があって、実際にこの日奄美大島沖でM4.5~5.0の地震があったことが報じられていた。

 ソラからの情報を知って  ↓
http://sorakaranojyouhou.at.webry.info/201005/article_10....

 これまで彩雲はごく限られた地域的な現象だと思っていた。太陽の近くの雲が彩られるものだから雲のないところでは発現のしようがないが、この日の例は雲があれば同じ日にどこででも発現するものだと言うことを物語っている。
 もしかすると彩雲と地震雲とは現象は同じでも原因は別のもので、地震雲と呼ばれる現象だったから全国各地で見られたのかも知れない。
 謎は深まるばかりであるが、謎めいているからこそ面白いではないか・・!




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