日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

溺れる者としての律儀さ

2009-06-02 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
溺れる者というのは表現が悪かったかもしれません。
世界不況に巻き込まれ危機に直面した企業様の話です。
危機に直面する者としてのすばらしい律儀さ、迅速さを
見せていただいている企業様の話です。

知り合ったのは3月下旬
急激な売り上げ減に対しその対策を相談されたのが切欠でした。
相談初日に危機の乗り切り方、資金繰りの仕方をお話し
それからわずか3ヶ月もしないうちに矢継ぎ早に対策を取られました。

先月中旬に新規関与のお申し出があった際
①既存の税理士事務所より報酬が高くなること
②自社での記帳をしていただくこと
③作成した事業計画書に基づき事業展開をしていただくこと
④〆日後5日以内に月次決算を実施していただくこと
⑤経営者ご家族全体の老後まで見据えた指導をさせて貰う事など
弊社の標準的業務内容のご理解と
既存の税理士事務所との解約後に関与を開始させて頂く事をお話させて貰いました。

昨日、社長様から電話があり正式に関与をして欲しいとの事でした。
早速第一回目の訪問のお約束をしようとスケジュールを紐解くと
最速での訪問日が6月7日の日曜日です。
その旨を伝えると、一旦はその日は先に予定が入っているので
別の日程で調整させて欲しい旨のご依頼がありました。

結局、後日連絡させて頂き日程調整することとなりました。

が、
5分もしないうちに社長様から電話がありました。
「日曜日の予定を変更したから是非とも来て欲しい」そんな内容です。

あまりに素早い行動と律儀さに脱帽させられました。

この企業様は絶対に業績回復のお手伝いをする!
そんな気持ちにさせる経営者様の行動でした。

溺れる者…
何か一歩踏み出すことの大切さを改めて見せられた思いがします。

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