日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

数値に拘る

2018-12-28 | 経営改善
数値に拘らないと業績はどんどん落ちて行きます。

売上
粗利(売上総利益)
営業利益
経常利益
当期利益

中小企業は粗利に拘れと言い続けています。

もともと売上は中身(利益)を薄くして
ガンガンイベントやキャンペーンをやれば伸びます。
しかし、売上を追求し過ぎた結果赤字になる例は枚挙に暇がありません。

営業利益も経費節減で出そうと思えば出来ますが
その経費節減の考え方を間違えると
社長は役員報酬ゼロ
従業員はクビ切りと賃下げ
経費節減経費節減の雨あられでやる気もどんどん失せて行きます。

経常や当期利益も副産物的に出て来るだけです。

大切なのは、粗利です。

売上から売上原価を差し引いたものがどれだけ獲得できるか
中小企業はここ一点に絞って経営する必要があります。

一円でも多く売上し
原価は最も品質の良いものを仕入れる
そして結果として粗利(売上総利益)を最大化する
ここ一点に集中するのです。

原価率や売上総利益率に目を盗られてはいけません。
原価率を下げようとすれば仕入れや外注を叩かなければならなくなります。
それは人道に反します。
良いものを仕入適正な値段で売る事こそ王道と考えています。

本年の営業も今日明日で終了という会社・事業所も多いと思います。
来年のスタートは数値に拘る!粗利に拘る!
やってみてはいかがでしょうか(^^)/

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