日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

そこまで安売りするか!?

2013-07-02 | 良い税理士・悪い税理士
私たち税理士は税の専門家であり
会計の専門家でもあります。
また、経営の指導者でもあるのに
ときどき同業者の仕打ち(?)にガッカリさせられてしまいます。

一昨日のこと
新規の顧問契約のお話をしている際
現在顧問して貰っている税理士事務所の顧問形態が以下のようになっているとのことでした。

①お客様への訪問は3か月に一度
②会計ソフト料金込み
③時には入力の代行もしてくれる
④訪問する女性スタッフは伝書鳩(すぐに帰る)
以上の顧問形態で月額15,000円の顧問報酬だそうです。

そこには専門家としてのプライドも
指導者としての使命も何もありません。
あるのは「お客様はいくら払ってくれるだろうか?」という
専門家でもなければ指導者でもない
カネしか見えない商売人の顔です。

非常に残念なのが上記のような顧問形態を採っているのが
私たち1万人の税理士の集団TKC全国会でも
最も先頭を走っていると思われている会計事務所のひとつなのです。

結局ご承諾を頂いたのは
①税務会計顧問契約
②会計ソフトサポート(システム徹底活用指導つき)
③毎月1回以上訪問
④早期正確な月次決算の指導
⑤予算作成指導
⑥資金繰り指導
⑦金融相談
⑧老後資金相談
⑨補助金助成金相談(申請代行は別途)
などなどの対応をさせて頂き
月額顧問料は約4倍となりました。

単なる経済合理性のみでお客様とお付き合いするのか
それともこれ以上は手を掛けられないというほどにしっかり対応させて頂くのか
それぞれの事務所の勝手と言えばそれまでなのかもしれませんが
税理士の使命
税理士のプライド
税理士の役割を考えると
安かろう悪かろうのお付き合いはしたくないと思います。
コメント
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