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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

経営再建放棄

2006-11-22 | 自己啓発
予想していたことが起こっています。
極端な業績不振です。

この春、弊社関連コンサルティング会社から
金融機関の支援に全面的に切り替わった企業があります。
金融機関から監督者が出向し、全面支援を取るので
弊社関連会社は、コンサルティングから撤退した経緯があります。

それから半年経過・・・。
とんでもない事態です。
金融機関からの監督者が監督しているにもかかわらず売上が伸びない。
いや、逆に極端に下がってしまっている。
売上が下がっているのに、誰も危機感を覚えない・・・。

原因は、甘えです。

一番の甘えん坊は社長
そして役員
家族達です。

経営再建に一番必要になるのは
経営者の執念です。
絶対倒産させない!
絶対路頭に迷わせない!
絶対迷惑を掛けない!
そんな気持ちが大切なのです。

にも関わらず
金融機関の支援=倒産は有り得ない
という短絡思考に陥ってしまっています。

異口同音
社長達は言います。
「みんな頑張っているんですが、結果がついてこなくて・・・。」
打ち出の小槌を手にしたものはのんきです。

たった数百万で首を吊る人達がいるのに
あまりにものんき過ぎます。

企業再建は、他の誰がやってくれるものでもありません。
自らがやるものなのです。
経営再建を放棄するのは簡単です。
是非とも、経営再建の最前線に自分の意識を置いて欲しいものです。
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派遣社員の圧倒的不利!

2006-11-22 | 危機管理
派遣社員の悲哀があちこちから聞こえてきます。
原因は、見た目ほど派遣社員には良い部分が無い事によります。

①休めない
②社会保険、労災保険が無い
③身分保障が無い
④賞与が無い
⑤退職金が無い
⑥企業の厚生施設や厚生制度が使えない

どうでしょうか?
実に派遣社員の収入は正社員の60%にしかならないのです。
しかも、退職金も無ければ厚生制度も無い、
病気になっても社会保険も使えなければ
慶弔関係で休んでもそれは正当な休みとしては扱ってもらえない。

そろそろ派遣人生が10年を超える人達が負け犬として
取材されるケースが増えてきました。

彼ら、彼女らの言い分は
「政治が悪い」
「まさか正社員になる道が閉ざされると思っていなかった」
「給料が上がらないとは思っていなかった」
「自分たちを救済して欲しい」
「自己責任という言葉の被害者だ」
などという愚痴めいた言葉ばかりです。

若気の至りで派遣社員を選ぶのかもしれません。
しかし、若い時代の数年の自由を得るために
その後の何十年の自分人生を面白くないものにしてしまうのは本意なのでしょうか?

そろそろ気付きませんか?
派遣社員はそんなに有利ではない事を・・・。
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