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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

急拡大させない理由

2010-05-22 | 良い税理士・悪い税理士
弊社の従業者数をお知らせすると「大型事務所ですね。」と言われる事がしばしばです。

陣容は
所長税理士  1名 (税理士・行政書士・公認不正検査士・FP)
会長税理士  1名 (税理士・社会保険労務士・経営士)
補助税理士  1名 (税理士・薬剤師)
資格保有者  1名
科目合格者  4名
FP合格者   4名
宅建主任者  1名
シスアド    1名
ビジネスコーチ   1名
その他男性  2名
その他女性  2名 

以上19名です。

このような陣容で約140社の毎月決算契約顧問先様と、年一その他顧問約50社がお客様です。

他の税理士事務所を見ていただくとお分かりになるように
従業員一人当たりお客様の数は、他の税理士事務所の半分程度になっています。
一社一社の企業様と常に面と向かおうとすると一人当たり顧問先数を多くできないのです。
顧問契約のお問い合わせのある会社様を全て弊社の顧問先とできない裏事情があるのです。

それは
①お客様をご指導させていただく人材育成に時間が掛る事
②お客様一社一社をじっくりと顧問させていただく時間と人を作ること
③急な用件でも全社挙げてバックアップできる体制をつくること
④複数担当制による「担当が休むと分からない」体制からの脱却、などに力点を置いているからです。

お金儲けという観点からは決して上手な経営手法ではありません。
しかし、一社一社様との距離を如何に近づけるかという意味では
非常に近い距離にいさせて頂いていると思っています。

砂上の楼閣のような経済状況がまだまだ続きます。
その楼閣の上で安閑とはできないお客様の状況を見るにつけ
いましばらくはこの手法をとって行こうと考えています。

経営指導なら 泉が丘会計センター
資金繰りなら 泉が丘会計センター
安心経営なら 泉が丘会計センター
黒字経営なら 泉が丘会計センター
節税するなら  泉が丘会計センター
転ばぬ先の杖 泉が丘会計センター
困った時には  泉が丘会計センター

そんな位置づけを保ちたいものです。

因みに・・・。
新規関与先様のご相談は常時行っております。
良いご縁がある事を祈念しております。 
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先生の役割って??

2010-05-18 | 良い税理士・悪い税理士
「先生の関与度合いはどこまでですか?」
こんな質問を企業再生部門の金融機関担当者様から聞かれました。

「えっ!?税務会計担当ですが…。」と私
「今は経営面を見ておられないのですか?」と担当者
「ええ、公的機関が支援に入るから口を出すなと言われまして…。」と私
「でも、その時期を前後して支援企業の経営は悪化しているように思うのですが…。」と担当者
「そうですね。会計面を見ているとそれは顕著ですね。」と私
「先生が全てを見る訳にはいかないのですか?」と担当者
「メイン金融機関が公的機関に任せるから経営指導からは外れてくれ」と融資部長直々に
来社され指示されては、私にその選択肢は残されていませんから…。」と私
「そうですよね。契約がある以上それを超えてまでという訳にはいきませんものね…。」と担当者

その言葉に続けて
「でも、現在の会社さんの行動は先生の信用も含めて失墜させています。なんとかなりませんか?」と担当者

私は返す言葉がありませんでした。

刻々と時間だけが流れて行きます。
今しなければならない事が分かっているのに手が出せない、口が出せない状況

この期に及んで契約書や距離感云々の話をしているようでは
まだまだ私の修行が足りませんね。
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税理士の変え方

2010-04-02 | 良い税理士・悪い税理士
新規のお客様から質問がありました。

「税理士を変えたいが、今までの税理士にどうやって断れば良いでしょうか?」と…

お陰さまで、余程の事が無い限り他から弊社へ変わって来られる事は有っても
弊社から他の税理士に代わって行かれる事はほとんどありません。
残念ながら長年にわたって皆無という訳ではありませんが…。

そんな中で、税理士が傷つかない(?)断り方をお教えしたいと思います。

昔からよくあるのが
「親戚が税理士事務所を開業して、どうしても助けてあげたいので変わります。」という言い方です。
この言い方をされると、「ああ、どこか他の税理士に変わって行くのだな。」と理解します。
移って行く先の親戚が税理士であれば仕方が無いという事になります。
親戚が社長(又は跡継ぎさん)の友人であっても文句の良いようがありません。

「移って行く先はどこ?」と聞かれても
「それは、税理士さん同士で顔を合わせる事もあるだろうから言いません。」
そう言って、行き先を明かさないという言い回しもあります。

この他に
「理由は聞かないでください。○月分を以て(又は、今度の決算を以て)税理士を変えます。」という言い方もあります。
理由はともかく「きっぱりと断る。」という意思表示を見せて欲しいものです。

絶対にやめて欲しいのは「変えたいと思います。」という言い方です。
「思います。」という事は「思い留まってくれる可能性がある。」と思ってしまいます。
したがって、脅したり(?)泣き落としたり、色々あの手この手で慰留され
長年の付き合いもあり元の鞘に収まってしまうなんて事もあります。

倒産廃業が多発している昨今
経営や資金繰りのアドバイスができる税理士事務所を求めるケースが多くなっています。
ほんとうは、業界全体の事を考えると
「自社の今後を考えると、経営アドバイスに強い○○税理士事務所に変わります。背に腹は代えられません。」
そんな言い方をして頂けると同業他社も真剣に税理士業の有り方を考えてくれると思います。

御社が税理士を変える時、前述の『○○税理士事務所』が私の事務所である事が出来るように
日々改善、日々精進して行く事をまたまた決意させていただく次第です。
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後悔先に立たず!?

2010-04-02 | 良い税理士・悪い税理士
この3月は、新規関与が3社ありました。
倒産廃業、関与移転、関与離脱が相次ぐ業界に於いて
新規のお客様がある事は本当に有り難い事です。

一社様は、昨年から経理部門の合理化コンサルティングをさせて頂いている会社様です。
経理の合理化コンサルティングは継続するが、税務顧問もして欲しいとのお申し出がありました。
税務顧問を変える理由は、お客様が質問をしてからの回答の速さ、正確性、情報量の多さ、
毅然とした対応が決め手だったようです。
「(従来の税理士が)親せき筋の税理士だから税務顧問は絶対に変えない!」と仰っていたのですが
本当に社長様の決断、お申し出には感謝、感謝です。

他の一社様は、親身の関与、正確さの欠如、月次決算の遅さが税理士を変える理由で有り
弊社を選んで頂いた理由は、その全てをカバーできると判断して頂けたからです。
また、さっそく行った確定申告では、前年の申告の修正をさせて貰い、約10万円の還付金があり、
大変喜ばれたりもしました。

そして、最後に決まった関与先様は、資金繰り支援、経営改善支援、給与体系、保証人問題、
その他経営全般のアドバイスを求められ
幸い、私との面談により社長様の中でその糸口が掴めた事が大きな要因でした。

最初の一社様を除いては他の二社様は顧問変更には少し時間を要しました。
従来の税理士さんにとっては、お客様が減少している現状で更なるお客様の減少です。
一社でも離脱阻止をしようと躍起になり
資料を返さない
変わることを承知しない
泣き落としにかかる
(税務調査があると)脅す
値下げを申し出る
種々の提案(強硬手段?)を投げかけられたりしました。

明日は我が身という言葉も有ります。
今回は、顧問先の増加という形にはなりましたが
今後益々お客様の信頼を得られるような事務所体制を構築して行きたいと思います。
緩みっ放しの私の体型ですが、身の引き締まる思いをしている次第です。
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税理士を変える理由

2010-03-14 | 良い税理士・悪い税理士
私が反面教師とするもの
それが「税理士を変える理由」です。

先般お問い合わせのあった企業様は
①ミスが多い(納付書の記載ミス、申告書の作成ミス)
②値段なりのサービスがない
③1対1の感覚が無い(その他大勢に感じられる)
④税務調査での対応が悪い(税務署の味方か?)
⑤ダメをダメと言ってくれない
大まかに言うと以上の様な内容でした。

そして、もう一軒の企業様は
①月次決算をしてくれない
②調査立ち会いに来てくれない
③説明が無い
④資料を会計事務所に持って行かせる
⑤アドバイスが無い
以上の様な内容でした。

同業者の仕事の中身をどうこう言う立場にはありません。
しかし、お客様が不満に思っておられる事は
私共の会社にとっても同様であると理解しなければなりません。

人の振り見て我が振り直せとはよく言ったもので
私自身の業務改善に活かしたいと思います。
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税理士を変える

2010-01-07 | 良い税理士・悪い税理士
年商20億円規模の企業様が弊社へ顧問依頼をして来て頂きました。
この不況下、お声掛け頂ける事は非常に有り難い事です。

しかし、もろ手を挙げて喜べない側面もあります。
それは、現在の顧問税理士さんは弊社と同じグループに所属されている税理士さんなのです。
同じ会費を払い、同じ研修を受け、同じ理念の下で事務所運営をしている筈なのですが
企業様は、現在の税理士さんでは不満だというのです。

不満の理由は
①経営改善の相談に乗ってくれない
②金融機関対応(資金繰り相談)をしてくれない
③生命保険契約の見直しを提案してくれない
④経営改善のための資料を貰えない
⑤従業員教育をして貰えない
⑥所長先生が出てきてくれない
⑦何事も遅い
⑧説明、解説が無い
・・・
などです。

経営支援と金融に強いという事で評判の会計事務所さんなのですが
どうやら所長先生はノータッチのようです。

我が社も同じような対応になっていないかさっそく見直しをかけたいと思います。
同じ事があるとすると、致命傷になりかねませんので…。
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真のサービス受けていますか?

2009-11-14 | 良い税理士・悪い税理士
同業の先生方からは叱られてしまいそうですが
敢えて一般の企業様にお聞きしたいと思います。

御社は次のサービスのうちいくつのサービスを受けていらっしゃいますか?
そしてそのサービスは月額いくらで受けていらっしゃいますか?

〆後5日以内の月次決算完了の指導
経理総務部門合理化指導
決算(赤字、黒字、節税)対策
資金繰り指導
金融機関への同行・対応
経営指導
経営改善指導
予算管理
総務関係指導(各種規程・議事録作成指導)
労務関係指導
会議指導
リスクマネジメント
事業承継指導
相続対策
税務全般
会計全般

弊社の標準業務は以上の通りで、法人様一ヶ月あたり報酬は35,000円~(税抜き)です。

いわゆる起票代行はいたしません。帳簿の信頼性が失われるからです。
また、記帳代行もいたしません。オプションになります。
それは、帳面(決算書)は企業様の大切な通知簿であり
税務申告のために作成する為だけのものではないからです。

税務申告のための帳面なら如何にコストを安く作成するかがカギとなりますが
経営改善のための指標と考えた場合
如何に早く正確なものを作成できるようになるかが大切なのです。
会計事務所に任せるほど企業に時間的余裕が無いのが本当のところです。
一日も早く月次決算を完了させ、経営改善の資料としなければならないのです。

もしもそんな意識を持たずに会計事務所と付き合っているなら
高い報酬など無用の長物となってしまうでしょう。

なぜこんなことを言うのか・・・。
最近のご相談案件が
①資金繰り相談してもらえない
②銀行対応してもらえない
③経営改善指導してもらえない
④事業計画作成相談してもらえない
その他に至っては
それを税理士に相談するものという感覚すら持って頂いていない事が多く
それが本来会計事務所の対応すべきサービスであることをお伝えすると
目を丸くしてびっくりされてしまうのです。

中には「税理士さんって税の申告だけじゃなかったんですか?」などと
再確認されることもしばしばです。

敢えてお聞きします。
御社は会計事務所から「真のサービスを受けていらっしゃいますか?」
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生き残る税理士の条件

2009-11-13 | 良い税理士・悪い税理士
敢えて同業者様に税理士業界の生き残り方法をお知らせします。
本当はもったいないから言いたくはないのですが…。
言わずにいると、私達税理士の顧問先である中小企業様が路頭に迷う可能性があるので
敢えて言いたいと思います。

税理士よ
経営者の支えたれ!

この言葉に集約しておきたいと思います。

昨年のサブプライムローン問題勃発の後
急激に弊社にお問い合わせが増えてきました。

金融機関との接し方が分からない
資金繰りがうまく行かない
経営改善ができない
経営計画が作成できない
モチベーションが低下する一方だ
・・・・

残念ながら多くの企業様には顧問税理士がいらっしゃいます。
なのにその対応をしていただけていないようです。

昨日のお問い合わせを例に挙げましょう。
顧問税理士は、帳面を預かりには来るが経営指導をしてくれたことがない。
もっと経営指導をして欲しい…。

生き残る税理士の条件
それは税務申告代理ではありません。
記帳代行でもありません。

冒頭にも書いたような「心の支え」です。

薄利多売が通用する時代ではありません。
通用するのは適利適売です。
それを顧問先にしっかりと周知し、発展のお手伝いをしたいものです。

もったいないけど秘訣を教えてしまいました。
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社長の男泣き

2009-10-07 | 良い税理士・悪い税理士
某企業様へ決算の打ち合わせに行ってきました。

約二時間に渡り
①世の中の現状解説
②決算の内容説明
③経営改善の検討
④社員教育の仕方
⑤経営方針策定の重要性の解説
⑥今後の金融機関との対応法
などをゆっくりと話をさせて頂きました。

一通り話が終わり経営の厳しさの話をしているとき
弊社に顧問が変わって良かったかどうかという話になりました。

今から二年前
現在経理・管理をされている息子さんが
会社に入社されたことから
経営指導をしてもらえる会計事務所に顧問を変えたいと言って
弊社を尋ねて来られた経緯があります。

その後二年経過して
なかなか黒字転換は出来ないものの
赤字の垂れ流し状態からは脱し始めていることを話しました。

社長様曰く
ありがたい。
息子に感謝しています。
あのままだったらとうに我社は無くなっています。
あの時息子が会計事務所を変わると言ってくれなかったら・・・

なんとその後
社長様が絶句し、かけていた眼鏡を外して
肩を震わせて涙を流されました。

社長様の涙の本当の意味はわかりません。

しかし、その涙の中には
息子さんへの感謝の気持ち
弊社への感謝の気持ち
経営の辛さを吐露できたことの安堵感
これまでの苦労
いろいろなものが混ざっていたのだと思います。

帰り際
社長様が深々とお辞儀をされました。
「これからもよろしくお願いします。」と言って・・・。

その姿を見て
心が引き締まる思いで会社様を後にしたのでした。
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Change 税理士を変える勇気

2009-08-19 | 良い税理士・悪い税理士
私は今の税理士業界を変えたいと思っている者の一人です。
従って、不勉強で資格の上に胡坐を掻いている様な同業者を見ると腹が立ちます。
税理士という業種の社会的地位向上のためにも
我々自身が切磋琢磨すべきだと考えています。

税理士を変える事を躊躇する方達を散見します。

その理由は、
税理士を変えたら直ぐに税務調査が来るんじゃないか。
長い間の付き合いだから良い部分も悪い部分もすべて知り尽くされている。
どうせ税理士なんてどこも同じだろう。
そんな理由であることが多いようです。

税理士を変える勇気を持たない方に質問です。
①節税よりも大切なものは何か教えてもらえていますか?
②税務調査を経理体制の改善のタイミングにしてもらえていますか?
③資金繰りを教えてもらっていますか?
④投資対効果の相談に乗ってもらえていますか?
⑤予算統制を教えてもらえていますか?
⑥リスクマネジメントを教えてもらえていますか?
⑦早期の月次決算体制への指導をしてもらえていますか?
⑧経営改善指導をしてもらえていますか?
⑨会社経営の問題をワンストップで対応してもらえていますか?
⑩ダメはダメと言ってもらえていますか?
⑪ハッピーリタイヤの準備をしてもらえていますか?

いかがでしょうか?
税理士が出来る
税理士がやらなければならない
そんな内容が上記の質問です。
もちろん、上記内容がすべてではありませんが
最低やれる筈の内容です。

最後に質問です。
社長様、あなたは経営にとって最も大切な問題にいつまで躊躇しているのですか?

企業の発展
企業の黒字化
従業員の幸せ
取引先の幸せ
利害関係者の幸せ
地域社会への貢献
そんな事を考えたら答えは一つしかありませんよね。
顧問税理士を変える!
顧問税理士にもっと内容的要求を行なう!

是非行動に移してください。
自分を守れるのは自分だけなのですから・・・
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資金繰り対応事務所ではありません!

2009-07-30 | 良い税理士・悪い税理士
某企業の社長様から緊急の電話が入りました。
取引先企業の経営が思わしくないようで毎週のように借入れの無心をされるとの事です。

私は「取引先企業の資金繰り状況を確認し、直ぐに顧問税理士に相談させ
資金繰りの円滑化を図ることを指示しなさい」と助言しました。

社長は私の言葉を取引先企業社長に伝え
取引先企業の顧問税理士にも同じ事を伝えたところ
信じられない言葉が返ってきたというのです。

「ウチの事務所は資金繰りなどという難しいものの助言はしません。
 資金繰りの相談は別のところへ持って行って下さい。」と言われたというのです。

顧問税理士さん、ちょっと待ってください!
税理士の業務は税務申告書の作成と税務代理です。
これは間違いなく税理士の独占業務です。

しかし、企業を取り巻く環境を考えると
①資金繰り相談
②経営改善指導
③予算統制
④月次決算の早期化
⑤書面添付推進体制の確立
⑥リスクマネジメント
⑦事業承継相談
⑧ハッピーリタイヤプラン作成
⑨相続対策
これらは標準業務であるべきです。

資金繰り相談も受けられない会計事務所なんて
真っ先に潰されて行く事務所なんでしょうね。
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何が違うの?

2009-07-11 | 良い税理士・悪い税理士
怖い事が起こりそうな予感です。
本日、大量5社の新規関与の打診を頂きました。
その全ての顧問税理士が私と同じT●C会員先生方の事務所です。

お客様は便利さを求めてばかりはおられません。
時節柄、厳しさを求められていらっしゃいます。
節税ばかりを求めておられません。
資金繰りや経営へのアドバイスを求めていらっしゃいます。

「同じグループの先生だし、横取りするような事はできません。」
そのようにお伝えしても「ウチは見てもらえないのか?なんとかなら無いのか?」
そう懇願されてしまいます。

同じ会計事務所という職業であって
同じグループで同じ教育を受けているのに
何が違っているのでしょうか?

実は答えはわかっています。
だから最近はお問い合わせを頻繁に頂いています。
お客様にとって必要なのは同じT●Cマークではありません。
欲しいのは「私だけへのアドバイス」という事になりそうです。

もしも同業者の方がお読みいただいているのであればお聞きしたいと思います。
「貴事務所の特色は何ですか?」
この答えを早急に見つけ、行動に移さなければならない状況になっています。
そんなに時間的余裕はなくなってしまっています。
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面接される側

2009-07-08 | 良い税理士・悪い税理士
面接に行ってきました。
新規関与に当たって慎重を期したいからと
弊社と他会計事務所とが某企業様の面接を受けました。

弊社の関与体系
①毎月最低一回以上企業様へ訪問すること
②顧問料の値引きはしないこと
③口うるさく指導すること
④記帳代行はしないこと
⑤粉飾決算、脱税指導は一切しないこと
⑥リスクマネジメントすること
⑦資金繰り指導すること
⑧予算管理すること
⑨ハッピーリタイヤの為の提案をすること
その他、弊社の標準業務をお話しました。

面談から約一時間半後企業様からお電話を頂きました。
弊社にお願いしたいとの事でした。

弊社に決定していただいた理由はお聞きできませんでしたが
値引きしない、厳しい姿勢で対応する弊社の顧問形態を良しとして頂けたようです。
期待に反しないように対応をしていきたいと思います。
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それでもプロかっ!!

2009-05-24 | 良い税理士・悪い税理士
私は田舎育ちのせいか
育てられた環境のせいか
はたまた親の子育てのせいか(悪い意味ではありません)

正義感が強すぎるのかもしれません。
遊びが無いのかもしれません。
割り切りが下手なのかもしれません。
しかし税理士として絶対に許せない行動があります。

それは、お客様から乞われているのに無視し続けることです。

今日、正式に新規のお客様になって頂いた企業様が有ります。
社長は35歳、今年一月に社長になったばかりの新米社長です。
その社長が、何をどうして良いか分からないからと何度も相談の電話をしたのに
ついに一度たりとも以前の会計事務所は訪問してくれなかったようです。

社長、名刺は?
社長、会社案内は?
社長、役員変更に伴う挨拶状は?
社長、顧客リストは?
社長、事業計画は?
社長、この企業の売り上げの最大値は?
社長、損益分岐点は?
社長、、、、

知識の不足している事を責める訳にはいきません。
今まで経験がないから分からないだけです。
経験をしてもらえば良いだけの話です。
また、その経験をすれば良いという事自体を知らない場合は
周囲にいる人が教えて上げなければならないと思います。

企業の経営については
会計事務所ほどそのノウハウを蓄積している集団は無いでしょう。
社長の「やってみたい!」を形に出来る唯一の存在といっても過言ではありません。

そのノウハウの集積地である筈の会計事務所が
お客様の不安や疑問を払拭できないようではその存在価値はありません。
従って、本日契約いただいた企業様の前顧問会計事務所の存在は
許せない存在ということになります。

右も左も分からない新米社長はすごくまじめで素直な方です。
素直さとしつこさ(執着心)が社長の大切な資質です。
その半分は今日までに確認できました。
後半のしつこさはこれから共に作り上げて行きたいと思います。
こんなに将来の楽しみがある社長を放って置くなんて
「それでもプロかっ!!」そんな風に言いたくなってしまいます。

常にお客様の傍に居続けたいと思います。

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お父さん、終わったよ!

2009-04-28 | 良い税理士・悪い税理士
昨年6月から始まった相続税の調査が漸く終了しました。
二点についての修正申告です。
ひとつは土地の評価誤りでした。(これは議論の余地なし)
もうひとつは固定資産として評価すべきか否かの議論でした。

土地の評価については議論の余地が無いため修正申告を直ぐに承諾しましたが
後者の方は納得がいかず、ずっと税務署担当者と議論を重ねました。

紆余曲折…
いろいろ議論を重ねた結果、本日修正申告を提出した訳ですが
税務署からの帰りにそのままお客様の元へお寄りして
先ずは今回の修正申告の内容を奥様に説明させていただきました。
今回の修正申告での納税はウン十万円
下手をすると上場企業の部長級の手取り給与一か月分にも相当しそうな金額です。
本当に申し訳ないことをしてしまいました。

なぜ、今回のような(修正申告という)事態になったのか
なぜ、途中まで担当していた担当税理士が言っていた事と結末が違っているのか
なぜ、過少申告加算税や延滞税が発生しそれを納税者が負担しないといけないのか
微に入り細に入り質問を受け、その答えをお話させていただきました。
「同じ払うのでも後で払うと損をした気になってしまう…」
そんな率直なお言葉も頂きました。
本当に申し訳ないことをしてしまったものです。

勿論、弊社の評価誤りにかかる責任分相当額は
私の財布から福沢さんが羽根を生やして飛んで行ってしまいました。
これも「もっとしっかり仕事をせよ!」との被相続人様からの教えだと思います。

そんな一連のお話を終え、最後に
亡くなった被相続人(ご主人様)にお供え物とお参りをさせていただきました。
奥様は「そんなことまでしなくても…。」とおっしゃりながらも
仏壇の扉を開け、灯りを燈し
私がお参りできるように準備をしてくださいました。

私が手を合わせお参りをしている時です。
私の直ぐ後ろで座って一緒にお参りをしていた奥様の口から
「お父さん、終わったよ。山根さんに良いのにしてもらえたよ。」
そんな言葉が洩れ聞こえてきました。
奥様の目には薄っすらと光るものが見えたような気がします。

一円の余分な税金も払わせない
一円の少なからぬ税金も払わせない
一円の狂いも許されない私たちのこの仕事
大いに反省させられた思いです。
二度と同じ過ちは起こさない決心をさせて頂きたいと思います。


完全修得PDCAサイクルマスター講座ご案内

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