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勝ったのではなく、勝たせてもらったのだ。ドーハの歓喜。

2016-01-27 10:30:13 | FP

ドーハの悲劇という言葉がある。あの頃の本を読みなおしてみると。日本のいたるところで、「あのロスタイムの同点ゴールが・・・。」という言葉が交わされていたことがわかる。93年10月28日、カタール・ドーハで、W杯米国大会最終予選の最終戦が行われた。イラク戦だった。勝てば初のW杯出場が決まる一戦で、日本はあのロスタイムまで、2対1とリードしていた。そのまま勝てば、初のW杯出場が決まるところだった。しかし、イラクはコーナーからのクロスにオムラムが合わせた。ボールは、日本のゴールに吸い込まれた。試合は2-2の引き分けとなり、韓国と2勝2分け1敗で並んだが、得失点差で3位、2位までに与えられるW杯切符を逃した。このドーハの悲劇から21年。この同じドーハの地で、若きイレブンが歓喜に沸いた。しかも、相手は因縁の相手、イラクである。U23、AFC選手権。リオオリンピックの出場権もかかっていたのである。これまで、何も達成していない世代だと陰口をたたかれながら、名将手倉森監督が選手を鼓舞しながら、戦い続けてきた。そして、彼が言った言葉が印象的だ。「東日本大震災で、自分は何のために助かったのか。物事には必ず何か意味があるはずだ。私は生きているのではなく生かしてもらっている。この試合も、勝ったのではなく勝たせてもらったのだ。」(2016.1.27)

Y-FP Office Japan

 

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