極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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収奪、略奪の無き世界

2018-09-23 17:34:51 | 日記

収奪、略奪の無い世界は本当に来るでしょうか・・・

以下文は、ウィキペディア、ネット等々の資料を参考に素人が思う収奪、略奪の歴史を記していますが可笑しな文が多々あると思いますので雑文、日記とします。

 

世界の歴史を見ると世界は収奪(とりあげること。)、略奪(力ずくで奪いとること。)の連続だと分かります。他国が相手国、地域等を植民地等にして収奪、略奪してきた弱肉強食であった近代アジアの歴史・・・これらの中でも教育を奪われると悲惨な未来が訪れるようです。力の無い国がどんなに平和を望むと唱えても無視されています。今日でも弱肉強食の姿は巧妙に隠されているように思います。

ヨーロッパ等の豪華な宮殿、博物館等を見学し、観光客は素晴らしい、感動等々を受けますが、考えてみたらそれらの豪華なものを作ったお金や財宝はどこから来たのか・・・それらの多くのものはアジア・南米等々の植民地等々からのものが多く収奪、略奪した富で建てられたものと言えます。
じゃ日本は・・・日本には皆無です、日本の建造物は貧弱かもしれませんが、収奪、略奪した富で建てたものはありません。これは世界の歴史、文明上でも素晴らしいことです。日本の伝統、文化は欧米等とは異質であり私達は誇るべきです。アジアでは多くの国、地域が欧米の植民地、収奪、略奪の犠牲になっています。以下文はアジアに大きく関与したアメリカ、スペイン、英国を記しています。

 

欧米の弱肉強食に力を行使した日本と違い植民地、収奪、略奪の犠牲になり続けたフィリピン

昨今、麻薬対策で強権政治(麻薬に関する。)を行っているフィリッピンに対し、欧米、日本のメディア等は人権問題だと大々的に批判していたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領、国内の貧困、麻薬に汚染された国内状況、憲法の内で強権で政治を行わないと国そのものの存亡が危うくなる、綺麗ごとでは済まない厳しい現実があると思います。

幸い、フィリピン憲法・第4項には政府の第一の義務は、国民に奉仕することであり、国民を防御することである。政府は国家を防衛するため国民を招集することが許され、従ってその目的を満たすため、法が与える条件のもとで、軍事や一般行政を問わず、国民は公職に就くことの要求がなされることが許される。と記されています。

第5項には、平和と秩序の維持、人命・自由そして財産の保護、全体の福祉の増進は、民主主義の恩恵の下の国民による生活の享受にとって基本となる。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の強権はこの憲法を拠り所としていると思いますが・・・

特筆すべきはロドリ・ドゥテルテ大統領は、何故このような国に成り下がったかを探求され、国民から教育を奪った300年間のスペインの植民地、48年間の米国の植民地・・・植民地政策を容易にするために、教育を徹底的に奪った植民地政策が主なる原因であると発言しています。

現在、教育の重要性を何度も国民に説いていますが、厳しい経済状態、多くの貧困者を抱えており教育もままならないようです。

これらのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の歴史的問題発言は多くの欧米、日本のメディア等はカットし報道しなかったように思います。

何故、このような強権政治(麻薬に関する。)にも関わらず今も多くのフィリッピンの人達の支持を得ているか、日本から考えたら怖い国に思えるかも知れませんが、フィリピンの人達は現実から逃避していません。フィリピンは善政を行っていると見るべきだと思います。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は安倍総理を信頼しているアジアの首長の一人とも言われています。


英国を見た場合、戦前はインド、マレー半島に植民地を保有していました。現地の富を吸い上げ自国を豊かにしていた事実、大英帝国の繁栄の真実でしょうが、これらの事実は教育で学ぶことは稀です。歴史的財産でもある大英博物館、展示物等は現在でも相手国等から返還要求が多いそうです。

 

アメリカの場合、善きフロンティア・スピリットの国だったと思いますが、西部の先住インディアン達を殺し、その土地を奪っています。

アメリカはメキシコとも戦争、西部の土地全てを自分のものにしています。更に西へ!を合い言葉にし、どんどん西へ侵出しました。

当時のアメリカ人には、マニフェスト・デスティニィ、(明白な天意)という考えを持っていました。私達白人が愚かな有色人種を支配することは、明白な天の意思という考え方です。

西へ!の思いは、更に太平洋を越え、平和国だったハワイを自分のものにしてしまいました。更に対スペイン戦で勝利しグアム、フィリピンを手に入れています。当時のアメリカは常に戦争で領土を拡大しています。当時アメリカは、フィリピンの民族独立軍に我々に協力し、我々がスペインに勝ったらフィリピンを独立させてあげる

と言って独立を約束していましたが、スペインに勝つとその約束を破り、フィリピンをアメリカのものにしています。協力者のフィリピン民族独立軍のアギナルド将軍を処刑、明らかな裏切り行為でアメリカはフィリピンを手に入れています。

アメリカは常に戦争をするときは、リメンバー!と叫んできました。対メキシコ戦ときは、リメンバー・アラモ(アラモ砦を思い出せ)、対スペイン戦のときは、リメンバー・メイン(メイン号を思い出せ)、対日本戦のときは、リメンバー・パールハーバー(真珠湾を思い出せ)です。常に国民を戦争へと向かわせるための都合のいい言葉です。

最後に日本は何故アメリカと戦争をするはめになってしまったのか・・・

中国大陸で互いの利害が対立したと思うべきです。アメリカはハワイを手に入れグアム、フィリピンを手に入れ、中国を欲しがっていました。アジア支配は完成間じかでした。
そこに立ちはだかったのが日本です。
中国大陸では西欧諸国による分捕り合戦が続いており、そこにアメリカが加わろうとしていました。日本は何とか歯止めをかけようとしました。日本は中国の保全を掲げて、西欧諸国の餌食にならない安定した国を中国人自身が造るのを、手助けしようとしています。その日本の動きと、中国を手にいれたいアメリカの思惑が鋭く対立することになります。
アメリカは中国人に反日感情を起こさせ、煽動、日本の締め出そうとしています。中国・国民党軍と日本を戦わせ日本を追い出す策です。フライング・タイガースと呼ばれるアメリカ空軍を中国に送り、日本との直接的な戦闘行為にも参加しました。これは戦争行為で、真珠湾攻撃以前の事実です。この部分は歴史の事実なのに多くのメディア等は口を閉じる傾向があるようです。

真珠湾前からアメリカは日本に戦争を仕掛けていたと言えます。更にアメリカは日本への石油資源の輸出も全面ストップ、日本の息の根を止めようとしました。日本はやむなく、自存自衛のためにアメリカとの全面戦争に踏み切って、真珠湾の軍事基地を叩いたと言う事になります。

 

収奪、略奪無き世界は来るでしょうか、現実は古来と変わっていないように思います。現代世界と言えど、いい人、いい国ばかりではないと思うべきだと思います。

私達が近代史に関心を持つと言うことは大切だと思います。収奪、略奪と言うと過去の歴史のように思いますが、現代も巧妙に形を変えて存在すると思います。

日本の近代は多くの先人達の勇気、自己犠牲により今日があると思います。私達が収奪、略奪無き世界を求めるには、日本が凛とした強い国になる必要があると思います。これらは現実の上に理想を求めることも必要だと思います。

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