極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

米国内の多様な考え方

2022-04-18 17:13:15 | ウクライナ

以下文はニューヨークタイム、フォックスニュースhttps://www.nytimes.com/2022/04/07/briefing/republican-party-putin-wing.html、https://www.nytimes.com/2022/04/15/technology/russia-media-fox-news.html等を参考に記しています。

*虐殺の一部の真相が判ってきました。ウクライナで調査中のジェノサイドはもうとん挫か?米国・NATO・日本はどう対応するでしょうか?

これらを有耶無耶にするため戦線の拡大?化学・核兵器等をロシア側が先に使用したとしてNATOの参戦、過去の米国・NATOの常套手段からして戦線拡大を行う可能性があり、ロシアは全土への軍需施設への攻撃が激化するでしょうし、一軍投入もあると思います。以下行はフィクションとします。過去例からして、膨大な資金の大半は日本が巧妙な手法(〇別〇〇)で支援すると思います。

未来を背負う、全ての国の子供達に負の遺産を渡してはならないと思います。今回の戦いで一番の被害者は善良なウクライナの人達で、本来は親ロシアも関係なく過ごせるのに、強引に対立を作り、親ロシア人に虐殺を続けてきたネオナチ・アゾフ連隊、戦いに共通しているのは必ず民間人を盾に戦いを進める方法です。学校、病院等々民間人がいる場所に必ず部隊を配備し、民間人の移動は許しません。当然、犠牲が出るのは当たり前です。被害が出たら民間人を攻撃したとアピールします。卑怯なネオナチ軍隊です。これらの事実は誰でも確認できます。

ネオナチ・アゾフ連隊の虐殺を黙認し、2014年から14000人もの犠牲者が出ても無視してきたゼレンスキー大統領は世界にとって悲劇で、後世、歴史は許さないと思います。

 

多くの日本人は米国が対ロシア策で輸入を全てストップしていると信じている人が多いと思います。米国は原油、穀物肥料、国家に必要な輸入品はストップしていません。勿論、個人企業もロシア国内で事業をやっています。米国の対ロシア戦略とは自国が如何に国益を失わないかです。当然、ウクライナ、NATO諸国に対する武器輸出は大切な輸出品と言われています。

特に穀物は武器輸出と並んで米国の大切な輸出品です。この穀物を収穫するにはロシア産の肥料が無かったら崩壊するでしょうし、世界にとっても悲劇を生みます。米国側からしたらロシアの肥料輸入は当然であり、他国が論ずる問題では無いと一蹴しているでしょう。

対ロシア策で一番、国益、国民益を失うのは日本であることは間違いないと思います。寂しい日本の未来を暗示しているように思います。

 

ロシア特殊作戦に対し、日本と違い、米国内は多様な意見があります。日本人には違和感があるかも知れませんが・・・世界から見たら反ロシアは約10億人で65億人以上が反ロシアではありません。

日本は、G7・NATOの罠にかからないように、旧約聖書・ヒビ人の話を絶対忘れてはなりません!日本人は世界から見たらメディア、G7・NATO情報を鵜呑みしている特殊な国民のようです。隣国を見習うべきです?!

 

米国内多様な意見の一例・・・

過去、トランプ氏はプーチンは強力で機転利く天才・・・米国内にはプーチン大統領のウクライナ侵攻を支持する人達が多いのも事実です。トランプ前大統領を支持するのは保守派フォックス・ニュースです。トランプ氏はロシア侵攻前からプーチン氏を力強い、機転が利く天才と褒めちぎり、侵攻・殺戮が続く過去50日間、こうした考え方は、今も変わっていません。

プーチン氏の行動を戦争犯罪などとは言いません。トランプ氏は4月13日、影のブレーンとされるフォックス・ニュースの超保守派キャスター、ショー・ハニティ氏とのインタビューに応じ、ハニティ氏がプーチン氏のモラル観を質し、ウクライナでのロシア軍の殺戮はジェノサドかとの質問ははぐらかし、プーチン氏の仕掛けたウクライナ侵攻は今世紀の悪魔の仕業かとの問いには一切答えませんでした。

トランプ氏はこれまでロシアがウクライナに侵攻したのは、ウクライナをNATOに加盟させようとしたのが原因だという主張を繰り返してきました。そのスタンスは今も変わっていません。  

インタビューでもNATOは米国に頼り切りで防衛分担を出し渋っているとなじり、ドイツのメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、NATOは米国の犠牲の上で大儲けし、リッチになっていると激しく批判しています。

プーチン氏について聞いているのにそれには答えず、質問とは無関係なNBCの名物アンカーマンのチャック・トッド氏を口汚く非難しました。

今もロシアビジネスを続行する会社、ハニティ氏と共にトランプ支持派の双璧だった人気抜群のキャスター、タッカー・カールソン氏はこう発言しています。

何故、われわれはプーチン氏をそれほど憎まなければならないのか。米国にごろごろしている過激派リベラルの方がプーチン氏よりも米国にとっては脅威だ。

ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、ディビッド・レオンハート氏はトランプ氏のプーチン支持に共鳴する人たちを共和党のプーチン派と名付けて、以下の個人名や企業名を列挙しています。

 

米議会  マジョリー・テイラー・グリーン下院議員(ジョージア州選出)・・・ゼレンスキー政権は腐敗し切っている。バラク・オバマ政権がウクライナの前政権の崩壊に加担したからできた政権だ。

マット・ローゼンデール下院議員(モンタナ州選出)・・・ゼレンスキーは実直な大統領とはほど遠い。

J・D・バンス上院選立候補者(オハイオ州)・・・ウクライナがどうなろうと米国には無関係だ。

ジョー・ケント下院選立候補者(ワシントン州)・・・プーチン氏がウクライナ東部を欲しがっていることは真っ当な要求だ。

産業界  コーク・インダストリー(コーク兄弟経営コングロマリット)ロシア国内でのビジネスを続行・・・ウクライナは米国の国家安全保障とは関係がない。

米国の武器供与が殺戮を続けさせている・・・ニューヨーク・タイムズのスチュアート・トンプソン氏によれば、ロシアの国営通信社や新聞、テレビ、オンライン・メディアは、これら米国人の発言を報道するフォックス・ニュースを引用して米国はロシアの立場を理解し、支持していると報じています。

ロシア・ラブロフ外相は、RTテレビとのインタビューでこう発言しています。

西側には独立したメディアというものは存在しない。唯一あるとすれば、いくつかの選択肢を米国民に提供しているフォックス・ニュースくらいのものだ。

オンライン・メディア「リア・ノーボスチ」(Ria Novosti)はフォックス・ニュースのコメントを引用しながらこう報じています。  バイデン政権は対露経済制裁で米国をめちゃくちゃにしたとして批判を浴びている。これまでにこんなことをした政権はなかった。  米歴代政権が遵守してきたこと、それは法の支配だった。バイデンはそのルールを破り捨てた。

 

ニュースサイト・ツァルグレド(Tsargrad)はフォックス・ニュースが報じた米陸軍退役大佐の発言を引用してこう報じています。  

米軍人の一人は、開口一番、米国人がまずすべきことはプーチン氏の見解を受け入れることだと言っています。

彼は、ロシアは自国の周辺に米国やNATOの兵士の影を見たくないのだ。

ちょうど米国がキューバにロシア兵士が駐留するのを見たくないのと同じだ。

タス通信は前述のケント氏の発言をフォックス・ニュースからピックアップしてこう報じています。

トランプ氏の推薦を得て、下院選に立候補しているケント氏は、西側はウクライナに武器供与することで多くの人間を殺している。ウクライナ人は武器をもらったおかげで戦い続け、停戦に応じようとしないのだと述べています。  

 

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 表の裏 | トップ | 足元を見られた、昨今の日本 »
最新の画像もっと見る

ウクライナ」カテゴリの最新記事