演歌に対する日ごろの思いを記した雑文、日記です。可笑しな箇所はスルーして下さい。
演歌とグローバリズム、何の関係があるかと思いがちですが関係があるように思います。一口で言えば演歌はナショナリズム(民族中心)、グローバル化(国境無き世界が目標)は反ナショラリズムかも知れません。
日本のみならず世界は全力投球でグローバル化が進んでいる、進められているようですが、やはりナショナリズムはグローバル化策の邪魔でしょう。
このグローバリズムの延長線上はNWO(新世界秩序・世界が統一された管理世界)だと思います。更にこの延長線上の終着点は、タルムード世界の成就という説もあります。
日本のグローバル化に邪魔なナショナリズムの一部を排除するには、ナショナリズムの一部を構成しているとも言われている演歌を取り除く必要があるとも言われる方もいます。
この演歌を取り除く一つの手段として、徹底的にメディア等々を利用し、人々から演歌から遠ざけ、無視ているように思います。演歌は、今まで私達に一番身近な存在として親しまれてきたと思いますが、昨今はTV等での音楽も欧米、非演歌のオンパレードのように思います。演歌は古臭い歌であると言う方も多いようですが本当に古臭いでしょうか・・・
平成24年にデビューの、男性3人のグループ「はやぶさ」メンバーのヤマトさん(22)が言っているように演歌・歌謡曲の魅力は日本の風景の美しさ、人の感情をさまざまな形で美しく表すことができます・・・本当に演歌はその通りだと思いますし、歌詞の情景を表現したり、歌に感情を込めたりし易い、両親、祖父母の思いの一端を知ることができ、演歌は日本の心そのものだと思います。
今日の演歌界を牽引してきた歌手は60代~70才前後で、長年も第一線で活躍されてきましたが、昨今は氷川きよしさん(38)以降、人気歌手が生まれず厳しい状況が続いていましたが最近は若手男性歌手の活躍が出てきたようです。山内恵介さん(32)、三山ひろしさん(35)らの実力派歌手等々、ポスト氷川世代の活躍が期待されているようです。
演歌は艶歌とも言われ、元をただせば明治期の自由民権運動(自由と権利を声高に訴えた政治活動)の壮士(職業的な政治活動家)が,演説代りにうたった歌と言われています。以後バイオリン伴奏による人情物の歌となって大道芸化したようです。
これが今日の演歌の直接の祖で、作曲家中山晋平(多くの傑作といわれる童謡・流行歌・新民謡などを残しています。作品は多岐にわたり、学校の校歌・社歌等などを含め中山の作品と判明しているだけで1770曲以上あります。)のヨナ抜き短音階(日本固有の五つの音からなる音階、代表的な形は、ドレミソラの5音からなっています。)の曲調が以後のスタイルを決定づけたと言われています。
1960年代、歌謡曲全般の西洋化のなかで演歌は伝統色の強いジャンルとして確立されています。1980年代以降カラオケ・ブームを背景に主に中高年層に支持されていますが、若い方の演歌離れは大きいようです。
演歌の素晴らしさ、力は・・・
日本の風景の美しさを表現しています。
人の感情をさまざまな形で美しく表します。
歌詞の情景を表現しています。
歌に感情を込め易いようです。
私達が忘れがちな両親、祖父母の思いの一端を知ることができます。
等々
日本人の心・伝統等を相手に伝えることが出来る演歌、これからも多くの演歌歌手が現れ、すばらしい日本の演歌を私達に届けてもらいたいものです。