極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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収監中、元・朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と朴氏の親友、崔順実(チェ・スンシル)氏

2017-11-17 20:00:31 | 日韓

以下文は、過去の韓国綜合ニュース(2017.3)、ニューズ・ウイーク(2017.3)等々を参考にしています。元・朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領、崔順実(チェ・スンシル)氏等に対する素人の思いです。2人とも収監中の身ですが、元・大統領、氏と記しています。一方的な可笑しな文が多々散見されるかと思います。思いつきのプログ、雑文とします。

 

元・朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領を省みた場合、韓国内等の一部の政治家、知識人、マスコミ等々が多くの韓国民等を扇動し大統領を引きずり降ろしたように思います。根底は親日であったとも言われています。

日本国内では元・朴槿恵(パク・クネ)・大統領は反日との記事が多かったように思います。反日を表に出さないと政権運営が難しい当時の現実、文献等を読めば本当に主体的(自分の意志・判断に基づいて行動すること。)な反日であったとは思えません。当時の元・朴槿恵(パク・クネ)・大統領問題は韓国内だけでなく、日韓の未来を暗示する問題でもあったと思います。

日本にとって最隣国でもある韓国、GHQ等々による可笑しな戦後一時期の戦勝国のような扱い、更に主にGHQ、一部の政治家、知識人、マスコミ等々が多くの韓国民を反日へと扇動、韓国を可笑しくしたように思います。以後、この反日は韓国策のようになってしまったようです。結果、両国には対立のみが出来てしまっているように思います。対立で益を好くする人がいるのは事実でしょう。韓国の未来を背負う若者にとって本当に不幸なことです。文献等を読むと韓国のリーダーに相応(ふさわ)しい優秀な方が多くおられますが、残念ながらこの方たちが韓国政界で活躍することは可成り難しいように思います。戦後、台湾のように反日がなかったら両国が本音で語り合い、助け合い信頼が醸成され、経済的に切磋琢磨する世界の先進国の一つになっていたでしょう。

 

当時の元・朴槿恵(パク・クネ)大統領問題は大統領府の内部資料を長年の友人、崔順実(チェ・スンシル)氏(逮捕)に渡し、文書管理等々に関する法律に違反した可能性が指摘され、政治に一民間人が深く関与していたと言われていました。当時の韓国内のニュースでは、タブレットの中には大統領の演説の草稿、高官人事、日本の安倍総理大臣の特使と会談する際の応答要領、前のイ・ミョンバク政権と北朝鮮との秘密接触について触れられた資料等々、重要な内容も含まれていたと言われていますが内容の信憑性は何とも言えないとの説もあります。

収賄などの容疑で逮捕状が発付された元・朴槿恵(パク・クネ)大統領は2017年3月31日未明からソウル拘置所に収監されています。元・朴槿恵(パク・クネ)大統領の信頼できる親友であった崔順実(チェ・スンシル)氏もソウル南部拘置所に収監されています。

収監中の裁判が開かれていないときは、山岡荘八の「徳川家康」(韓国版の書名は、大望)を読んで時間を過ごされているそうです。大望は韓国では1970年に全12巻で出版されています。父の元・朴正熙元大統領の愛読書でもあったと言われています。父からの娘への伝授・・・山岡荘八が描く家康は忍耐の人で、苦悩しながら戦争のない世の中を建設するためにまい進するリーダーとして描かれています。

戦後復興期の昭和28年、第一巻のあとがき・・・

人類はいぜんとして戦わずに済まないあらゆる条件をそなえた戦国社会の中で、声をからして画餅の平和を求めているにすぎない・・・家康という一人の人間を掘り下げてゆくことよりも、いったい彼と、彼をとり巻く周囲の流れの中の、何が応仁の乱以来の戦乱に終止符をうたしめたかを大衆とともに考え、ともに探ってみたかった。戦いのない世界を作るためにはまず文明が改められなくてはならず、文明が改められるには、その背骨となるべき哲学の誕生がなければならない。人間の内なる革命の可能の限界を描いているとも言われています。

徳川家康は元・朴槿恵(パク・クネ)大統領、父親の元・朴正煕(ぼく・せいき)大統領の理想像だったかもしれません。

 

友人の崔順実(チェ・スンシル)氏は元・朴槿恵(パク・クネ)大統領の長年の相談役、信頼できる人であったと言われています。

故父(朴正煕・元大統領)の功績を再評価する事業を行った時、セマウル運動(日本統治時代に朝鮮総督府が進めた農村振興 運動をモデルにした韓国の地域開発運動でセマウルとは、新しい村という意味です。)を進めた仲間が大きな力を貸してくれたとも言われています。セマウル運動のリーダーでもあるチェ・スンシル氏は親日でもあったと言われています。父親殺害後から苦楽を共にし、相談役でもあったと言われています。皮肉にも2人は収監されてしまいました。

過去に遡(さかのぼ)れば、元・朴槿恵・大統領就任時の閣僚等々人事も親日の方が7~9人程度おられたと言われますが、ことごとく反日勢力から駆逐されていますので、国家運営は厳しいスタートだったようです。これらの事実が日本国内で報道されることは全くありませんでした。両氏は反日の格好の標的になったと思います。

不正等々を肯定はしたくないですが、世界の何処の国も完璧な大統領、首相等は皆無に近いと思います。特に国家において、小事で大事を失うことは極めて愚かであると思います。世界の国々の多くは他国に知られてほしくない、多くの内外問題等々を抱えた国ばかりだと思います。

 

元・朴槿恵(パク・クネ)大統領の根底に宿るとも言われる親日・・・文献等を読めば父である元・朴正煕(ぼく・せいき)大統領は、幼い時は自由に弁当さえ学校に持っていけない程の貧しさでしたが、日本に併合された結果、個人の努力が報われる社会となり、努力奮闘し日本陸軍士官学校入学、優秀な成績で卒業しておられます。当時の生活は質素で、特に縁故を最も嫌ったと言われています。

世界の多くの人達は、元・朴正煕(ぼく・せいき)大統領の功績を高く評価をしています。1999年版タイム誌の今世紀アジアで最も影響を与えた人として20人の中に入っています。

反論される方も多いかと思いますが、戦後、元・朴正煕大統領の親日策で、以後の韓国に計り知れない国益、国民益をもたらしたと言われています。反日を叫ぶ方々もこの恩恵の上で反日を叫んでいることになると思います。慰安婦問題も元・朴正煕大統領政権下で結ばれた、日韓基本条約で全て解決済みでした。韓国はこの問題を蒸し返し2015年に再度両国で協議しています。韓国は条約と言う約束を平気で反故にする国であり、まともに相手に出来ない国と世界の国々は思っているでしょう。今も韓国民の一般常識として、旧日本軍に20万人の少女が強制連行されたと信じていると言われています。

当時の韓国マスコミ等々は父親・朴正煕元大統領の娘である、元・朴槿恵大統領は親日だと報道、反日を利用し大統領を政権の座から追い出したと言えると思います。反日の激情論で元・大統領を政権の座から引き降ろした結果、韓国の国益にどれほどあったでしょうか、大きな疑問が残ります。

元・朴槿恵(パク・クネ)大統領が現在も大統領であったら、日韓関係はかなり違ったと思います。韓国が反日政策を続けるかぎり、韓国の未来は無いでしょう。

何時の日か、元・朴槿恵大統領、崔順実(チェ・スンシル)氏の両氏が来日され一民間人として、自由に本音で日韓問題を語られる日が来ればと思います。

日本は孫子の兵法に徹し、凛とした強い態度で韓国に対応することは必要だと思います。


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