極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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ATD-X(心神)、はやぶさ2に思う・・・

2014-12-03 12:43:09 | 戦後

 防衛省、技術研究本部が、三菱重工業などとともに開発している、5世代次期国産戦闘機F-3試作機となるATD-X(心神=しんしん)」の初飛行を、今年中に行う計画を進めているようです。高運動性能、ステルス性、斬新な技術等などを使用しており、欧米世界も注目していると言われています。

 わが国の戦闘機開発は、かつて国産を目指しながら共同開発の選択をせざるを得なかったFSX(F-2)で敗戦国の屈辱を味わったと言われています。日本の先進技術等の一部は、逆にF-22等に活用されていると言われています。米国が頑なに公表に抵抗したFー2の心臓部、運用等ソフトのソースコードは開示しませんでした。弄れた見方をすれば、米国以下の技術の戦闘機と言うことが出来ます、何か複雑ですね。
 
 ATD-X(心神)の国内での開発、検証等を進め、ステルス性能試験を米国施設で行おうとし打診したが拒否されました、同盟国である日本が拒否された事実を日本人は知るべきです。ATD-Xは物理的形状でもステルス性はF-22と同等であると言われ、ステルス塗料等を塗れば驚異的なステルス性を発揮すると言われております。

 2005年にフランス装備庁の電波暗室に実物大RCS(レーダー断面積)模型を持ち込み実施したと言われていますが、米国はフランス装備庁に対し、物、人を送り込んで日本のATD-Xの驚異的なステルス性を収集したのは間違いないと言われています、何故ならF-22を上回る可能性があるからにほかなりません・・・
 
 5世代戦闘機、過去の戦訓と技術の進歩から1980年代に概念が打ち立てられ、2000年代から運用が始められたジェット戦闘機群、F-22、F-35、T-50 (PAK FA)、J-20等・・・はステルス性、超音速巡航性能、高度な火器管制装置を備えているようです。
 日本のATD-X(心神)は耐熱材料など日本の強みを生かしつつ、高運動性を実現、レーダーに探知されずに敵を捕捉できる優れたステルス性、エンジンはIHI製のXF5-1を採用しているようです。

 嫌でも買わされるF-35、外見は見たところ最新鋭、肝心の心臓部運用等ソフトは基本型・・・同じF-35でも米国採用F-35は運用ソフトが最新型、日本はF-35導入からソフトの部分改修、長期の時間を要するでしょう。改修にもブラックボックスの壁があるでしょう。

 米国は絶対優位を保つため、ATD-X(心神)実用試験等々は今後厳しさを増す可能性が否定できないでしょう。

 12月3日に打ち上げられる小惑星探査機はやぶさ2に関し、米航空宇宙局(NASA)が遠方の宇宙まで届く通信網を提供するなど協力態勢を築くとした取り決めを22日、日米両政府が正式に交わしたそうです。(外務省発表)
 はやぶさ2の航行にNASAの通信網を活用することで、より精度の高い探査が期待できるすです。NASAは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の運用チームや科学チームに研究者を参加させて人的交流を図る。2016年に打ち上げ予定のNASAの小惑星探査機オシリス・レックスの運用に向けて経験を蓄積する計画だそうです。JAXAとNASAは、はやぶさ2とオシリス・レックスが小惑星から持ち帰る試料を、互いに提供し合うことも決めました。
 
 過去、月表面を鮮明なハイビジョンで撮影した、月周回衛星、かぐや・・・米国等の許可がなければ画像等が公表できない現実・・・日本独自で開発、研究等々出来ない宇宙、航空技術、MRJでも見え隠れします・・・日米共同等は何を意味するかを、日本人は現実を冷めた目で見ることも必要に思います。

国内のニュース、オランダ等のプログを一部参考にしています。


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