極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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米軍横田空域、日本(航空自衛隊)に返還を!

2014-06-22 09:11:29 | 戦後
 米軍横田空域、日本本土上空でありながら日本の主権が及ばない空域で、特に首都上空で世界に例がありません。
新潟県から東京西部、伊豆半島、長野県まで広がり、12000フィート(約3700m)~最高23000フィート(約7000m)の広大な空域です、現在この空域は米軍が管制業務を行っています。

 横田空域内には、米軍横田基地、空自基地、海自・米軍基地等の飛行場があり、これらの空域を利用する航空機に対する進入管制業務等(出発、進入の順序、経路、方式等の指示業務)を行うための空域として使用されていますが、、、

 横田基地そのものは(形だけの国連軍、、、平成12年から航空自衛隊、総隊司令部等他5個部隊が置かれているようです。)は航空自衛隊の重要基地の一つであり、米軍運用機能(弾道ミサイル等米軍からの情報接受等々を除き、、、)の重要性はそう高くないと思いますが、一部の論説委員、国会議員等は的外れの必要性を言われますが、、、

 特に日本国の首都に存在しており、諸外国からは属○としてのシンボルでもあるとも言われております。米国内の一般市民で日本の首都に大きな自国米軍基地が存在することは殆んど知りませんし、誰が考えても地政学的にも意味を持たない基地のひとつでもあると言われており、米国人でさえ、何で自国政府は返還しないかと言う人々が大多数であると言われています。

参考までに世界中で米軍基地がどの位世界に存在するのか?
世界には国が約200カ国弱ありますが、100~150カ国に大小の米軍基地が巧妙な形で置かれています。

 日本は敗戦後長き時間が過ぎましたが、世界最大の広大な米軍基地が日本国内に置かれ、基地数、面積、資金提供等、世界でも群を抜いています!日本をおいて世界には存在しません、正しくギネスブックものです。独立国として悲しい限りです、勿論政府自身も理不尽さを理解してると思いますが、、、
米軍基地再編、返還を難しくしているのが米国よりも一部国内米軍基地既得権者の存在と言われているようです。

 典型的な例が沖縄の普天間移設問題でもあると言われており、キャンプシュワブ基地内移設(沖縄県内基地面積を減少させることが出来る。)が、いつの間にか海岸沖合い等基地建設に変わった不思議さ、、、勿論巨額の金に群がる米軍基地既得権者!
キャンプシュワブ基地内建設よりも沖合い基地建設移転が費用も巨額となり、旨みが多いと言われております。普天間問題は「既○○者問題」ということが出来ます。
マスコミ、論説委員、一部国会議員等はもっともなことを言いますが、的外れの利権族に見えます。沖縄県民にとっては本当に、民主主義国家であるのに自分達の正当性が伝わらない、イデオロギーの問題ではないと思います。

 基地を建設しても中国の初撃軍事力を勘案し、虎の子部隊はグアムに移駐、後は基地機能だけ維持、訓練に使うかもしれない、、笑うに笑われない状態になる可能性があります、、、は建設が目的で旨みが得られたら、後はどうなろうと関係なしと言うのが本音でしょう。

 話はそれましたが、米軍横田空域管制業務を、航空自衛隊に担当(運用上は米軍機の対応が国土交通省より柔軟で、米側の抵抗が少ないと思います、、、)してもらうよう政府は機会あるごとに、米国側に継続的、粘り強く交渉する必要があると思います。何故航空自衛隊か、、、返還を抵抗なく進める上で、明らかに国土交通省より米軍側との交渉が有利、どうしても戦術的等々な管制等もあると予想されます。
 
 航空自衛隊側に横田空域管制業務等が返還されたら、広域の民間機等の管制等が柔軟に対応できる可能性があると思います、、、現在は民間機等が横田空域に入る場合は、其のつど一機ごと許可を求めており大変面倒くさい手順になってるため、避けて飛行してるのが実情だと思います。横田管制空域に民間機等が自由に進入等出来たらどれだけ日本の国益にかなうか計り知れないものがあり、航空会社の燃料節約だけでも数百億円が節約出来、何より安全上のスペースも大きく取れるでしょう。羽田、成田等が更に飛躍できると思います。

 我々国民は米軍横田空域の現状をまず知ることが重要だと思います、横田空域管制業務等返還要求は何もイデロオギーの問題ではないと思います、同盟、友好国米国、日本国民のためであると思います。

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