極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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未来を背負う子供達に、教育勅語を!

2014-05-08 09:11:34 | 道徳等
 教育勅語と言うと、戦前の可笑しな道徳規範の教えと言う人が今でも多くいるようで、本当に残念なことです。道徳規範、教育勅語は、全国民に分かりやすく対話するような形で極々普通の道徳心等が書かれており、子供でも理解することが容易です。

 明治23年からの58年間、日本の道徳教育の規範とされました、明治天皇ご自身も自ら率先し心得を守られたと言われています。教育勅語は、日露戦争後にイギリスで紹介され、多くの国、国民が深く感銘し、大変な反響を呼び英語・仏語・独語・中国語など様々な言語に翻訳されました。以後世界中に広がり、今でも世界各国の道徳規範となっています。隣国中国、韓国等でも使用されています。

 世界中、今でも尊ばれる道徳規範、教育勅語、日本敗戦後、GHQ米国は教育勅語を全面否定、日本占領政策上、一番恐れたのは武士道精神、道徳心等の再興を恐れたためです。GHQ米国は「教育勅語を否定する決議をするように国に「指示」しました。決議案が可決成立、教育勅語は失効し、日本の学校教育から排除され、本当に日本の宝とも言うべき道徳規範、教育勅語は日本から消えました。この時から日本人は魂を抜かれた状態になり現在もこの状態が続いています。

 戦後道徳規範、教育勅語は否定され、薄れた道徳心、、、昨今の日本は多発する殺人、目に余る既得権争い、いじめ、家族、地域社会の崩壊が現在でも進行しています。せめてもの救いは東日本大震災においての日本人の道徳心がまだ生きていたことです。
日本人が失くしたものを取り戻すには長い年月を必要とします。世界中で語り継がれている日本の道徳規範、教育勅語は、未来を背負う子供達へ再興、引き継ぐことは大きな責任でもあるように思います。

 教育勅語(12の徳目:12の道徳の細目)
 一、両親を大切にしましょう(孝行)
 一、兄弟・姉妹は助け合いましょう(友愛)
 一、夫婦はいつも仲睦まじくしましょう(夫婦の和)
 一、友達同士信じ合い、大事にしましょう(朋友の信)
 一、自分の言動を慎みましょう(謙遜)
 一、まわりの人を、広く愛しましょう(博愛)
 一、勉強し、職を身につけましょう(修学習業)
 一、知識を深め、才能を伸ばしましょう(智能啓発)
 一、人間性の向上に務め、道徳心を養いましょう(徳器成就)
 一、世のため、人のために働きましょう(公益世務)
 一、社会のルールを守りましょう(遵法)
 一、国のため真心を尽くしましょう(義勇)

***極々当たり前のことばかりです!

  参 考(中国、韓国)
 中国の学制は日本の教育勅語を母体にしています。北朝鮮、韓国の教育制度は、現在も植民地時代の日本の制度そのものです。反日韓国識者達は、教育システムの中の日本色を排除せよ!と、今でもスローガンを掲げています。

1906年、中国史上初の教育方針の教育宗旨を公布しましたが、日本の教育勅語を参考にしています。特に尚公、尚武、尚実、忠君、尊孔の五項目は、公徳心や全国民団結、国を守る自覚の養成、虚飾を棄てて実務能力を求める、、、基本理念は日本の教育勅語です。
 今日の中国の教育理念、徳智体の全面発展も日本の教育勅語で、中国共産党の体制に順応して表現を変えているだけのようです。

現在の中国の道徳教育等

正しい生活(6、7才)
品徳と生活(7~8才)
品徳と社会(9~12才)
思想品徳(13~15才)
思想政治(16~18才)
  
細部内容
1 品徳と生活
健康で安全な生活、楽しく積極的な生活、責任と思いやりのある生活、頭脳を働かせ創造性のある
生活 
2 品徳と社会
 成長する社会、私と家庭、私と学校、私と地域、私は中国人、世界に向かって
3 思想品徳
 成長する私、私と他人との関係、私と集団、国家社会との関係 


現在の韓国の道徳教育等
 
 正しい生活(6~7才)
(8~15才)は下記内容
1 個人生活
2 家庭、近隣、学校生活
3 社会生活
4 国家、民族生活

(16~17才)下記から選択
*市民論理
*論理と思想
*伝統倫理

 このように中国、韓国等でも教育勅語が道徳教育の基礎となっています。日本の宝である教育勅語は世界の道徳規範であることは間違いなさそうです。
 山積する昨今の日本の道徳心欠如による諸問題等解決は、高い道徳心を要します、未来の子供達に託するしか解決不可能でしょう。マスコミ等は教育勅語を避けますが、隣国ではちゃんと道徳教育が成されている現実を直視する必要がありそうです。教育勅語は、未来を背負う子供達への最高のプレゼントになることは間違いないと思います。

*平成14、19年 国立教育政策研究所の資料を一部使用しています。

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