色あせた、折角の定額減税

多額の財源を消費する定額減税の効果は期待できそうにない。
岸田にとっても、切り札が無駄になったようだ。
受け取る者に最も効果あるのは、現金で手渡すことである。
しかし、この方法には無理があるので、一時金給付とするのがベターである。
給付の時期も、６月はタイミングが悪い。
ボーナス月であり、４万円の有難みは少ない。
解散、選挙の時期を意識したのであろうが、裏目に出たようだ。
春の物入り時期、円安による物価高騰時に給付するべきであった。
政治家の裏金に比べれば少なすぎる金額で、国民は白けている。

岡田よ、大人になれ

阪神の試合内容は全くひどい。
エラーをしたら２軍行きとなると、才木以外の選手は全員２軍行きだ。
貧打解消の起爆剤が必要で、今のところ佐藤しかいない。
昇格には全打席ホームランを打てばといったようだが、岡田に全試合勝てと要求するようなものだ。
不可能を条件にしては、単なるパワハラと変わりない。
阪神ファンは負けることに慣れているが、佐藤には、打てなくても、もしかしたらと期待をもたせるものがある。
プロ野球は、ファンがあって成り立つのであることを忘れてはならない。
佐藤を２軍に置いたまま、貧打で優勝を逃したら、岡田の選手起用に問題と、昨年優勝した岡田の名声に傷がつくだろう。
単なる頑固おやじと言わせてはならない。

トヨタが不正で得た利益額は？

またまた、トヨタで不正が発覚した。
トヨタだけでなく、すべての自動車メーカーのようである。
豊田会長は「お詫び申し上げます」というが、お詫びで済ますのだろうか。
不景気の中でも、自動車メーカーだけは巨額な利益を出している。
不正で得た利益額は一体いくらになるのだろう。
トヨタは、不正で数千億円のコスト・セーブになっているのではないか？
世界企業になったトヨタの役員の報酬は巨額である。
自動車連盟は最も多額の政治献金をすることで、政府の政策に影響力を及ぼし、結果として利益を得ているとしたら大問題だ。
トヨタはお詫びとして、多額の寄付でもしてはどうだ。

あきれた政治資金改正案

自民党が提示した政治資金規正法の改正案は全くの骨抜きだ。
公明党と維新の会が賛成して成立する様相を見せているが、相変わらずの抜け穴だらけで、議員たちの本音が見え透いている。
全く反省もなく、不正な金にすがり着いている姿を示している。
パーティ券を５万円に下げても相手の数を増やす手間が増えるが実体は何も変わらないだろう。
ある程度の政治資金は必要であろうが、金の出入りを透明化して公開することが重要で、領収書のない不明な支出は政治資金と認めないことだ。
政策活動費も堂々と使途を明確にすべきだ。
隠したいのであれば、使途不明金として税を払えば済むことだ。
また、何年後でなく、即刻施行し、実行することが必要だ。
すぐに実施しないのは、やる気がない表れだ。

悪循環に入った阪神

交流戦で負け越して貯金を吐き出すことになるだろうと予測していたが、こんなに早くなくなるとは思っていなかった。
試合を見る気にならないので、じっくり見ていないので良くはわからないが、久しぶりの優勝でチヤホヤされ、キャンプの失敗のつけが出ているのだろう。
岡田が名将と言われるためには、このような時にどう立て直すかの手腕である。
オープン戦でも最下位で、上位にいる方が不思議であり、阪神の問題点ははっきりしている。
以前に大山が４番では優勝できないと書いたことがあるが、とにかく打てないことである。
岡田野球は守りの野球が基本だが、ミスをしたら２軍行きというマイナス思考だけでなく、ミスを打って取り返せと言うポジティブ思考も時には必要だろう。
長いシーズンには波があるのは当然で、打てる外人補強をするべきだ。