遠のいた阪神の優勝期待

混戦模様の状態になったセ・リーグだが、近本への死球による骨折での長期離脱で阪神の優勝は厳しくなった。
ホームラン・バッターの補強ができなかった段階で、得点力不足の弱点が解消できていないので、阪神にとっては近本、中野の１，２番が生命線である。
高梨の投球はＴＶで見ていたが、打たれるより、死球でも良いという投球で、まともにぶつけている。
これで、もし巨人が優勝したら、ＭＶＰは高梨だろう。
昨夜の試合は見ていないが、スポーツニュースを見ると、選手も３塁コーチも野球を知らないようだ。
岡田のイライラが理解できる。
投手４冠の山本、３冠王の村上、ファン最高得票の近本不在のオールスター戦は、もはやオールスターとは言えない。

青柳、佐藤抜きでの阪神の優勝は難しい

佐藤が２軍に降格させられた。
ホームランバッターいない打線は、牙のない虎で相手チームに恐怖感を与えない。
佐藤は打てなくてもベンチにいるだけで、相手チームへのプレッシャーになる。
佐藤がいないことで大山も打てなくなった。
阪神の補強ポイントを書いたことがあるが、左の先発は、大竹でカバーできた以外、ほとんど達成できていないのが現状である。
村上、才木の成長で、青柳が復帰すれば、西、伊藤、大竹で先発の６人がそろう。
ホームランを打てる佐藤の復調は優勝に欠かせない存在である。
前川の成長で６番の悩みは解決した。
残るブルペン、クローザーをどうするか。