NHKのクラシック音楽館で、50年前のカラヤン指揮のベルリンフィルの演奏が放送された。
デジタル技術の向上で、現在の演奏会と遜色ない画像である。
残念ながら、レコードは持っているものの、カラヤンの生の指揮を見たことがないが、このような形で見ることのできるのは嬉しい。
やはり、画像を見ながら聴くのはレコードと異なる。
特に、カラヤンの演奏会の映像は、見せる要素が強く、ベルリン・オリンピックのレーフェンシュタール監督の記録映画「民族の祭典」の映像美と共通するものがある。
カラヤンを人気指揮者にしたのに、この映像が一役かっているのは確かなようだ。