ＮＨＫスペシャル ： 日中外交はこうして始まった

 

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ＮＨＫの視聴料を支払っている世帯は、全国平均が７割で、東京や大阪は６割しかいないそうだ。

 

１か月の視聴料が、映画を１本見る料金であるから、それほど高くはないが、ＮＨＫの放送を見なくても困らないので、払いたくない、何故払う必要があるのかと思う人間がいても不思議ではない。

 

しかし、この状態が続けば、正直者が馬鹿を見るということになる。

 

支払ってもらうには、見る価値のある番組を制作して放送することがベースであるが、徴収の仕組みが時代の状況にマッチしていないともいえる。

 

民放はつまらない番組が多く、同じような事件ばかり取り上げているが、その点、ＮＨＫには良い番組もある。

 

先日、ＮＨＫスペシャル　「日中外交はこうして始まった」を見た。

 

現在問題になっている中国との国交開始の経緯を判り易くまとめていた。このような番組は、是非多くの人に見てほしいが、多分視聴率は低いのであろう。

 

大平正芳や古井喜美といった骨のある人達の努力を忘れられてしまっているようだ。

 

大平元首相は体調を崩して亡くなるが、惜しい政治家の一人である。

 

それに比べ、安倍元総理には、大平の覚悟のかけらでもあるだろうか。

 

番組の中でも指摘されていたが、各分野での人脈が細ってしまっているのが気がかりである。

 

諦めるな！ 気を抜くな！

 

諦めるな！　気を抜くな！

 

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アメリカ大リーグのシーズンが終わった。

 

アメリカン・リーグの激戦は、予想もしなかった結果になった。

 

なんと、西地区首位を独走していたレインジャーズが、最終戦でアスレチックスに敗れて地区優勝を逃したのだ。

 

まさかと思ったことが現実になった。一時は１３ゲーム差の独走で、これでは面白くないと思ったが、やはり油断があったとしか思えない。

 

一方のアスレチックスは、シーズン開始前に来日し、阪神と対戦して敗れるなど、優勝争いをするチームとは思えなかったが、終盤の追い上げは見事であった。

 

東地区のヤンキースも楽勝と思ったが、最終戦での優勝決定となった。黒田とイチローがいなかったら、優勝できなかっただろう。

 

年間１６１試合もして、最終戦で優勝が決まるのだから大変だ。

 

プレーオフの組み合わせが決まったが、日本のプロ野球より面白そうだ。

 

これを見ていると、「諦めるな。油断するな。」という教訓になる。

 

私は、囲碁を打っているときに、中押しで相手がいつなげるかという状況になると、すぐ気を抜いてしまう傾向があり、それで逆転負けすることが良くある。

 

プロではないので、負けてもどうといったことはないのだが、やはり反省すべきなのだろう。

 

パ・リーグは日本ハムが優勝

 

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アメリカ大リーグでは、ナ・リーグは、早々と各地区の優勝が決まったが、ア・リーグの方は、最後まで優勝争いが続いている。ヤンキースとレインジャーズは、もっと早く優勝を決めると思ったのだが・・・

 

セ・リーグは、早々と巨人の優勝が決まったが、シーズン当初から予想された通りで、面白くも何もなかった。ソフトバンクから獲得した左右のエースで２５勝を稼ぎ、これがなければ、面白いシーズンになったかもしれない。

 

その責任は、阪神のだらしなさにある。監督の交代に際し、内部昇格では、改革は無理であろうと書いたが、その通りになった。又、順位予想では、金本、城島、小林、安藤、久保田に新人の伊藤が活躍すれば、そこそこいけるであろうと予想したが、危惧したとおり、最悪の結果であった。

 

一方、パ・リーグの方は、予想した通りの混戦が続き、最後まで、優勝争いが続いた。

 

ダルビッシュの抜けた日ハム、３人の主力投手が抜けたソフトバンクは善戦し、一時はロッテが首位を走り、どのチームが勝ってもおかしくない状況であった。

 

特に、日ハムは、栗山新監督が、斎藤を開幕投手に指名し、大きな賭けに出たと思わせたが、その後の戦いぶりは堅実であった。

 

評論家からの現場監督であったが、不調の田中を使い続ける根気強さを見せ、新人監督での優勝は評価できる。

 

クライマックス・シリーズに移るが、何か波乱があるだろうか。

 

日ハムは地味なだけに、巨人との日本シリーズは盛り上がらないかも知れない。

 

今年は、野球のＴＶ放映をあまり見なかったが、ヤンキースとレインジャーズの対戦があれば見てみよう。