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WBCの決勝トーナメントは、私の予想通り、ドミニカが1位通過し、準決勝はプエルトリコになった。
米国が勝った場合、先発投手はゴンザレスが予想され厳しいが、プエルトリコの先発投手は、マイナー・レベルなので充分チャンスがあると思った。
台湾戦に続き、ゆっくりと野球観戦をした。
それにしても、サンフランシスコの気温は11℃とのことで、なぜ、気温30℃のアリゾナで練習したのか不思議である。
結果的には、4,5、6番打者の打力の差といえるが、采配にも疑問が残った。
2次リーグまでと異なり、準決勝に全力を投入すべきところである。
投手リレーは、決勝のことは考えずに、前田、(杉内)、田中、牧田のリレーとすべきであろう。
7回は右打者であり、能見は1インンイングであきらめ、7,8回は田中か摂津とすべきところである。
本来、6回は、山口、森福の調子が良ければ、目先を変えるリリーフ投手を起用するところであるが、折角、能見が、1番からの攻撃を0点でしのいだのに・・・
それにしても、マイナーの投手から、5回までに、1点も取れないようでは、勝てないだろう。
不可解なのは、8回の攻撃である。
台湾戦で、鳥谷の盗塁が勝利を呼んだが、あくまで単独であり、今回のダブルスチールをサインでなく、「行ければ行け」とは驚いた。橋上コーチは100%行けると思ったと言っているが、100%などあり得ない。
相手のキャッチャーは、大リーグ1といわれるモリーナであることを忘れている。
天然芝で打球の勢いが死ぬので、阿部のダブルプレーを恐れ、ギャンブルをやるのであれば、阿部に代えて、本多をピンチヒッターに出し、バンドで、2,3塁として、坂本の同点打に期待するのならまだ判る。
試合後、阿部が「皆よくやった。胸を張って・・・」と言っていたが、チャンスに3度凡退した自分のことには触れなかった。
山本監督の目標は、「皆でアメリカへ行こう。」であり、今回のチームの実力を十分に認識していたのだろう。
お祭りは終わった。さあ、ペナント・レースの開幕だ。
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