エラのエリントン・ソング・ブック (1)
(歌)エラ・フィッツジェラルド : デューク・エリントン楽団
大阪府知事選と大阪市長選が告示された。大阪府と大阪市のダブル選挙である。大阪都構想の是非が争点とのことであるが、焦点は、橋本に行政を任せるかどうかの選択のようである。
知事として、大阪府の赤字を削減した橋本の手腕は否定できないし、府と市の二重行政の無駄があることは事実である。
大阪は生活保護世帯が全国一という不名誉な問題を抱えている等、地盤沈下が激しい。
大阪には限らないが、いろいろな問題を抱え、地方行政に改革が必要な事は、皆、理解している筈だ。
私が大阪の茨木市に住んでいたのは、昭和40年代で、万博が開催されるなど、活気がある時代で、住みやすい所であった。
企業の本社が、次々と東京に移転になり、大阪のウエイトが低下していることは免れない。
ただ、今回の橋本のやり方には、多少、違和感があり、ロシアのプーチンが大統領から首相になって実権を保持した事と二重写しになる。知事は傀儡で、橋本の独裁のイメージはマイナスだろう。
知事の任期途中でもあり、知事職にとどまり、自分の考えに同調する候補者を市長に擁立すれば、有権者の反応は異なったであろう。
いずれにせよ、府と市が一緒に改革を進める必要があり、強力なリーダー・シップは必要である。
大阪の人たちが、どんな選択をするのか興味深い。
このレコードは、茨木の会社の寮にいた時に買った穴あきレコードである。掘り出し物を探しに、良くレコード店へ行ったものだ。
エラもエリントンも説明はいらないだろう。
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