モダン・ジャズ・ピアノ・ア・ゴーゴー
ギリシャが大揺れである。ギリシャについては、ギリシャ文明、ギリシャ神話、オリンピック程度の知識しかなく、あまりコメントできる立場にないが、これだけ世界経済に影響を及ぼすとなれば、ほっておけない。
2004年のオリンピック開催が度決まった時、こんな過大な投資をして大丈夫かなと思ったものだが、今考えると、やはり、そのようになったようだ。
ドイツやフランス、EU諸国から、これだけの支援を受けながら、自分たちももっと努力しようと云う気概が感じられないのは、民族性だろうか。
政治家と公務員にいろいろと問題があるようだが、どこかにも似た国があるようだ。
人口わずか1100万人の国の破綻が、全世界を揺るがす仕組みは、金融資本主義の欠陥であろう。
ものを創りだす基盤がなく、第3次産業に偏向し、労働に対する価値観が変化すれば、当然の帰結かもしれない。
今度は、イタリアに飛び火だ。日本国債が格下げされた時に、「イタリア国債より下とは思えない」と書いたが、その時、すでに予期されたことだ。
いずれも、政治が不安定で、どこかの国とよく似ている。
最も富む国とされるアメリカでさえ、失業者と低所得者があふれ、地球上の70億人の食糧不足、水不足はますます深刻になり、貧困問題をどう解決するかが、最優先課題なのだろう。
ソニーやパナソニックといった一流企業が赤字決算で、日本の将来を暗示する兆候かもしれないが、日本には、まだその雰囲気が感じられない。
前回に続き、フォンタナ・コンサート・ギャラ・シリ-ズの3である。
新人からベテランまで、活躍している10人のピアニストの演奏が収められている。廉価盤であるが、演奏は素晴らしい。
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