NHK杯囲碁トーナメントで、関天元が一力NHK杯を半目差で破り優勝した。
一力はNHK杯では無敵で3連覇がかかっており、悔しかっただろう。
また、関には天元のタイトルを奪われており悔しさが判る。
逆にトーナメント制での3連覇の難しさである。
関が天元を取った時にはびっくりしたが、初防衛を果たしており実力は侮れない。
今期のNHK杯では、芝野、許、一力の令和3羽カラスを破っての優勝であるから、文句のつけようがない見事な優勝である。
一力の序盤の作戦に疑問を感じたが、やはり損が大きすぎたようだ。
最後は関の半目の読み切りと思われる。
将棋界の藤井1強に比べ、囲碁界は戦国時代へ突入だ。