準々決勝のイタリア戦は、結果だけ見れば楽勝のようだが、もう1本出ていれば流れが変わるかもしれない試合だった。
大谷は最初から飛ばし、4回のピンチを乗り切ったものの汗をかいていた。
投手陣は多彩なので、5回から左の今永を挟んでダルビッシュにつないでも良かった。
伊藤が5回の最大のピンチを乗り切り、影の功労者だ。
ヌートバー、近藤に代わり村上、岡本が打ち、源田も復帰、ダルビッシュも試合勘を取り戻すなど良いことずくめで米国へ乗り込むことができる。
準々決勝はキューバかオランダが想定されたが、どちらと言えば楽なイタリアとの対戦になった。
また、準決勝ではアメリカが想定されていたが、メキシコとプエルトリコの勝者となり、決勝への道が開けた。
オランダがイタリアに負け、ドミニカがプエルトリコに負けるなど、組み合わせはラッキーの風が吹いている。
もちろん、どこも楽な相手ではないが、タイプの違う投手を多く持っている日本は次々と投入できるので充分チャンスはある。
アメリカとベネズエラの試合が注目だ。