ホルムズ海峡で、タンカーが砲撃された事件で、あたかも想定していたかのように、ポンペオ国務長官が、「イランの責任」とすぐさま反応した。
安倍首相がイランを訪問し、ハメネイ師と会談し、平和的な発言が出ていただけに、困惑させられる。
ただ、米国の経済制裁で、イランの経済はかなり疲弊しているだけに、一部の強硬派が暴走するリスクはある。
米国とイランの緊張は、もともと、核合意を一方的に破棄したトランプに起因するものであり、米国内には、軍事紛争を起こしたい輩がたくさんいることは確かだ。
日本国内には、米国ベースの情報ばかりが流れるが、ここは冷静に判断する必要がありそうだ。