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初場所は稀勢の里の横綱とりの場所と大騒ぎしていたが、早々と消えた。
もともと、横綱昇進の基準は二場所連続優勝(に準ずる)であり、一度も優勝したことのない大関が、13勝で優勝すれば昇進と云って騒ぐこと自体がおかしい。
日本人の横綱待望論があるが、そのために基準を下げるのはいただけない。
優勝して初めて挑戦権を得るのが妥当で、横綱白鵬以外に強い力士はいないのだから、じっくり待つべきであろう。
序盤で2敗しても、まだ可能性があるなどと言っているアナウンサーにはあきれた。
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一方、サッカーの本田が名門チームのACミランに移籍し、エースナンバーの10番をもらい華々しくデビューした。
TVも新聞も大騒ぎだが、もう少し冷静になれないのだろうか。
私の目から見れば、あくまでスタートラインに立ったところであり、これから、10番に見合った活躍が継続できるかが問題だ。
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あまり騒がれていないが、テニスの錦織の全豪オープンでのナダルとのゲームは見ごたえがあった。
結果は、3-0で負けたとはいえ、7-6、7-5、7-6 というスコアと試合内容は見事であった。
ただ、逆にみると、これがランク1位の実力であるということだろう。
ナダルから何度もブレークし、ゲーム・ポイントを取ったことで、今シーズンは大いに期待できそうだ。