想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

WEST SIDE STORY (Verve smv-1006)

2011-11-27 16:23:01 | 社会・経済

ウエスト・サイド物語  :  オスカー・ピーターソン・トリオ

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新聞に気になる記事が出ていた。

アンケート調査によると、交際している異性がいない割合が、男性、60%、女性 50%で、そのうち、交際を望まない人が半数という。

少子化問題が云々されているが、本心かどうか判らないが、異性との交際を望まない割合が、ここまで来ると少し、異常なような気がする。

交際したいが、なかなか巡り会えないと云うのであれば、まだ救われるのだが・・・

私たちの若い頃は、男女共学の高校でありながら、修学旅行は、男子と女子が、1日ずらして、同じコースを行くと云うような時代だったので、今の若い人たちは、自由で羨ましい限りなのだが、そうでもないらしい。

プラトニック・ラヴが多く、ドキドキする感情など、今の若い人達には、無縁なのだろうか。

女性の社会進出が進み、経済的に自立すれば、現在のような結婚の制度が崩壊し、平安時代の通い婚や、一夫多妻、一婦多夫といった時代が、意外に早くやって来る兆候なのかもしれない。

急激な人口の増加が、異性に関心を持たないといった形で抑制され、バランスがとられるのであろうか。

昭和3,40年代、結婚の条件は、三高といわれ、すなわち、高学歴、高収入(一流会社員)、高身長が、女性の望む条件であったが、今はどうなのだろう。

新卒の就職内定率が60%といわれているが、若い人たちが、将来に希望が持てない社会は何とかしなければならない。

時代を超えた愛の物語、「ロメオとジュリエット」の現代版、「ウエスト・サイド・ストーリー」を選んでみた。

オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(d)のトリオの名演で、映画のシーンを蘇らせてくれる。