ジョン・ハモンドのカーネギー・ホール・コンサート (1938-39)
2011年。新年おめでとうございます。
今日は事始め。「初風呂」、「書き初め」、「姫初め」?・・ 最近は、季節感がなくなり、カレンダーが一つ進んだだけで、感激が少なくなってきました。
2011年の最初のレコードに何を選ぼうかと迷ったが、やはりこれしかないと思う。
この2枚組レコードは、ジャズ・ファンなら、よく知っているもの。
ジョン・ハモンドが1938年と39年の12月にカーネギー・ホールで行った「スピリチュアルからスイングまで」と題する2度のコンサートは、出演者たちの豪華なこと、歴史的意義からも、ジャズ・コンサート史上空前のものであり、このコンサートがLP化されたのだから、喉から手が出るほど欲しいレコードであった。
1959年にアメリカで発売されたこのレコードが、ヤマハ名盤シリーズとして、300セットが再プレスされることになり、日本で予約販売された。
食費を節約して入手したものである。
このレコードを聴いていると、とても贅沢な気分に浸ることができるから不思議だ。
チャンスがあれば、ぜひ聴いていただくことをお勧めしたい。