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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

駅前のドトールで [2]

2005年04月06日 14時59分59秒 | Books
 春に入ると新入生や新社会人を対象とした研修に出張が多いんですが、例によってその帰り駅前のドトールでコーヒーをすすりながら読んだのが、03月25日書いたものの続き、「ゴジラに見る戦後日本(後編)、怪獣王かく去れり」という記事。

 ゴジラを「敗戦に伴い日本国民が変節したことへの罪悪感と、戦争継続をして大義をつらぬいて滅びることへの恐怖の魅惑の象徴」と捉え、戦後日本を解読していく試みですが、この後編では私が予想したような1984年以降ではなく、前編から素直に「怪獣総進撃」につなげて論じてました。
 
 中身としては、「怪獣総進撃」に登場するキラアク星人を戦前の日本、映画に出てくる日本をアメリカに見立てて、ストーリーを解釈していくあたりは前編に続いてのおもしろさ。あと、復活したゴジラについては作品ごとの物語の乱脈ぶりに筆者がサジ投げているようで、ちょいと拍子抜けしましたが、「ゴジラ対キングギドラ」と「ファイナル・ウォーズ」あたりの分析はイケてました。

 そんな訳で、駅前のドトールで憩いのひとときでした。もう、アイス・コーヒー飲む季節になっちゃったんですね。
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シャドウハーツ

2005年04月06日 00時52分24秒 | GAME
Busin0に続き、現在やっているものです。
 第2次大戦直前に奉天、上海、プラハ、ルアン、ロンドンを舞台にしたちょっとかわったRPGで、ちょっと実在した歴史上の人物がダークに絡む伝奇っぽいストーリーに視覚的な嫌悪感すれすれでデザインされたモンスターのデザインが相まって独特な雰囲気(この場合、世界観といったらいいんですかね)があります。また、ジャッジメント・リングというインター・フェイスはおもしろかったです。ルーレットの目合わせみたいなもんですが、これがゲームに独特のテンポを生んでいましたし、それほど難しい仕掛けでもないので、すぐに慣れておもしろかった。

 ただ、ゲームそのものはFF的なストーリー追尾型の一直線タイプで、それぞれのエリアでの自由度は極めて限定的、ボスもあっけないくらいに弱いので、昨日あたりでもうラストダンジョンに突入しました。なので、一日1時間づつとかでも、すいすいストーリーが展開して、ゲーム的難易度はかなり低いという印象。やり込む要素も終盤以外はあまりないので、そういうところにゲームの醍醐味を感じる私としては、ちょいとあっけなさ過ぎるような気もしました。ついでにPS2のソフトでもごく初期のものらしく、グラフィック的にはほとんどPSの延長線上という感じなので、最近のゲームに慣れているとちょいと寂しかったですかね。あと、ストーリー的に確かにおもしろいんですが、ややご都合主義的なところも散見しましたし、ジャッジメント・リングも含めてインターフェイス全般がもう少し洗練されてもよかったな....などとわがままなこともいくつか考えたりもしました。まっ、このあたりは評判の高かった「2」の方で改善されてるんでしょうね。そう考えると、これ「2」への予告編みたいなものなのかもなぁ。

 って、全然週末ゲーマーじゃねぇよな(笑)。
 
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