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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

BALTIC CURRY 史上最強 中辛/チキン

2005年04月03日 18時41分57秒 | others
 バルチックって、都内でたまにみかけるカレー専門店でしょ。私は食べたことないんですけど、先週末スーパーにいったら、なんか無性にカレー食べたい気分になったもんで、コーナーのぞいたら奥の方に、真っ黒い箱にはいったこれがあって、へぇとか思って買ってきてしまった。値段は400円くらい、冷静に考えるとけっこう高いな(笑)。

 で、それから約一週間後の昨夜、やっと食べてみました。中身は鶏肉2個。ニンジン2個、タマネギ無数って感じ、ルーはドロドロ系でいかにも野菜から汁が出ましたってな感じの「厚い味」が個人的にはいい感じだし、スパイスもあれこれか手がかってます的に複雑系なのも、良質なカレーっぽくてうれしい。とにかく、うまい。
 真夜中の超おそい夕飯ということで、こちらの食欲がほとんど限界状態だったという、ハンデはあるとしても(笑)、確かに一袋100円で売られているレトルト・カレー群とは味のグレード違うということが歴然、食中、食後感じいることしきりで、いかにもカレー食いました的な満足感を感じることができた。

 しかし、ご飯がついて300円以下で、とにもかくにもカレーと名の付く代物が外で食えるこのご時世にレトルトカレーが400円というのはどうかなぁ....などとも思わないこともないんですけど、個人的には大いに気に入ったので、ワンサイクルで転倒で消えるのではなく(ネットでは既にあちこちから消えかけてるみたいですけど-涙)、ぜひ継続販売してほしいもんです。なにしろ、こういうちょい高級なカレーってのは長続きしないのが多いですからねえ~。
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楊乃文(フェイス・ヤン)/One

2005年04月03日 03時34分21秒 | 台湾のあれこれ
 こちらはフェイス・ヤン1997年のデビュウ作です。前回紹介したセカンド・アルバム「Silence」はアシッド・テクノ的なリズムやシンセところもフィーチャーしていましたが、本作は割とストレートな60年代のフォーク・ロックをベースにしたモダン・ギター・ロックって雰囲気。聴こえて来る音は大分違いますが、日本のスピッツなんかと同じ空気をすって作り上げた音楽って感じがもないでもないです。

 収録曲では、1曲の「STARS」がとにもかくにも名曲。重くシンプルなロック・ビートにのって始まるギター・サウンドはいかにもフォーク・ロック的な世界ですが、それに乗ってうたうフェイス・ヤンのちょっとニヒリックなヴォーカルがいかにも90年代、しかもメロディーがまさに緩急自在というしか見あたらない台湾らしい憂いがあって、この組み合わせはおもしろい。ついでに間奏で現れるギター・ソロもなんといえな哀愁があって素晴らしいです。私の甥は典型的な90年代ロッキン・オン野郎でしたけど、ある時、一緒に車にのっている時にこれをかけたら、日頃私の聴いている音楽には目もくれない彼が、「叔父さん、コレ、なに?。」って、やにわに聞いてきたくらいですから、まぁ、そういう世代にウケる音楽でもあるんでしょうね。

 ちなみに、このアルバムにはボーナス・トラックとして、この曲のライブも収録されてますが、基本的なアレンジは同じようなものですが、サウンド的には80年代のミッションあたり共通するギター・サウンドで、なんか彼らのルーツがよくわかる音ではあります....などと、気がついたら、サウンドのことばかり書いてますけど(笑)、やっばり一番の魅力は当然フェイス・ヤンのヴォーカル。この人別にシャウトする訳でもなく、これまで書いたとおり、むしろ淡々とした歌い方する人ですが、そこに潜む感情表現のようなものは、やっぱ昔気質なロックを感じます。ひょっとするとロック後進国だから、はぐくまれたキャラかもしれませんね。ついでに時折見せる、なんともチャーミングなフィルセットもこの人の個性だな>フェイス・ヤン。
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